2018年 10月 28日(日) 〜 29日(月)  白鳥山
 五家荘と椎葉の境に位置する白鳥山は平家落人が隠れ住んだといわれるほどの秘境。
 苔むしたブナの古木や色づいた木々の豊かな自然林の中を歩き、静かな秋を満喫する。
九州(熊本・宮崎) 九州中央山地
みっちゃん(L) ムック なべさん リキちゃん
まぁ〜まぁちゃん その他OB
■10月28日(日)
5:30 遠賀町浅木 → 鞍手IC(九州自動車道)→ 7:00 北熊本SA(朝食) 7:30 → 7:45 松橋IC → (R218→R445) → 8:50 二本杉峠 → 9:50 峰越登山口(準備) 10:05・・・12:20 白鳥山山頂(昼食) 13:00・・・平清経住居跡・御池散策・・・15:35 峰越登山口 → 民宿 山女魚荘 (泊)
■10月29日(月)
9:00 山女魚荘 → 樅木吊橋 → 平家の里 → 梅の木轟 → 二本杉峠(昼食) → 松橋IC(九州自動車道) → 鞍手IC → 16:15 遠賀町浅木
★ムック 記★

 遠賀町を出発して4時間余り、紅葉の綺麗な山道をくねくねと登り続けて五家荘の集落から峰越登山口へ。登山口がすでに標高1500m弱で、山頂までは尾根づたいに2時間ほどかけてゆっくり登った。
 ブナ林が素晴らしい。紅葉は落ち葉となっていたが、ブナの古木や岩についた苔とのコントラストがきれいで気持ち良い山歩きだった。山頂手前の御池の近くに平清経住居跡という標識がある。こんな山奥に本当に隠れ住んでいたのだろうか? また、カルスト地形のドリーネがいくつも見られた。
 宿泊は民宿「山女魚荘」。山女魚や蜂の子、断崖絶壁に生えているという貴重な岩茸、鹿のたたき、燻製、生ハム、ソーセージや猪鍋などなかなか口にすることのない美味しい料理と地酒を楽しんだ。
 翌日は、五家荘観光を楽しんだ。樅木吊橋を渡り、梅ノ木轟(滝)を見て、「平家の里」で五家荘の歴史を学び帰途に着いた。
 2日間、危険な山道の運転を安全にしていただいた力ちゃんに感謝です。


★リーダー所感 みっちゃん 記★

 当初、国見岳登山の予定でしたが、私の膝の調子が悪く、高度差の少ない白鳥山に変更しました。
 紅葉は山の中腹は真っ盛りでしたが、山の上は1週間ほど遅かったです。でも目的の静かな秋の山を満喫することが出来ました。
 民宿「山女魚荘」は、お料理も美味しかったのですが、大きな丸太をくりぬいて作った手作りの露天風呂は最高でした。また、田中陽希も国見岳登山の時に泊まったように、このあたりの登山には最適の場所にあります。今後も利用したい宿です。ただ、登山以上に登山口までの車の運転が大変な所なので簡単には取り組めないところが残念です。


 2018年 10月 21日(日)  福智山 県連主催 / 秋の一斉清掃登山
秋の一斉清掃登山
= = 登山口 = =
1.福地ダム
ムック(L) ダンちゃん しまちゃん なべさん フジちゃん
OB(かわじい)
2.上野峡
ガタ いちりんそう ローリングストーン
3.鱒淵ダム
ピトシ君
9:00 各登山口集合 (福智ダム6名、上野峡3名、鱒渕ダム1名)→ 12:00 山頂集合(12:30 県連集会)→ 下山
★ムック 記★

= = 回収したごみの重量 = =
1.福智ダム
可燃ごみ:約1.0K 不燃ごみ:約2.0K 合計:約3.0K
2.上野峡
可燃ごみ:約1.0K 不燃ごみ:約3.0K 合計:約4.0K
3.鱒渕ダム
可燃ごみ:約0.5K 不燃ごみ:約0.5K 合計:約1.0K
*総合計
可燃ごみ:約2.5K 不燃ごみ:約5.5K 合計:約8.0K

 秋晴れの気持ち良い清掃登山となった。ごみはそれほど多くなかったが、注意しながら歩いていると、五合瓶やワンカップの空き瓶、ガラス類の破片やペットボトルなどがあった。 あしびの宣伝ポスターをザックにつけていたので、すれ違う登山者から「お疲れ様です」「ありがとうございます」などと声をかけられた。 山頂での県連挨拶にもあったのだが、ごみが少なくなっていても、ごみを散らかさないという意識づけのために、清掃登山は続けていかなくてはならないと思った。


 2018年 10月 18日(木)  鋤崎山・高蔵山
 地形図を見ながら現在地を確認し、コンパスを使って歩く

経過時間 7時間00分  歩行距離 9.8km
九州(福岡) 企救山系
まぁ〜まぁちゃん(L) ムック なべさん みっちゃん
9:05 高蔵山森林公園駐車場 → 9:50 鋤﨑山取付 → 10:37 鋤崎山 10:45 → 11:18 鋤崎山分岐 11:20 → 12:10 沼分岐 12:30 → 12:43 谷山 → 13:25 沼分岐 → 14:02 高蔵森林公園分岐 14:10 → 15:00 高蔵山 → 16:05 高蔵山森林公園駐車場
★まぁ〜まぁちゃん 記★

 いつもの地図読みメンバーで公園を出発しました。下草はありませんでしたが、先が見えない林の中での地形図とコンパス、 時々スマホの地図アプリを使っての山行でした。近くに住んでいながら一度も足を踏み入れたことのない知る人ぞ知る山だったので、 踏み跡もあまりなく、地図であるべきはずの道が茂った草木で隠れてしまい道がわかりにくい箇所もありました。1人1人がしっかり考えながら地図読みに取り組める環境をもらいました。
 時間が足りず、計画書通りのコースをみんなで歩くことはできませんでしたが、 大分方面から北九州に帰るとき、企救山系の一角でずっと気になっていた2つの山の山頂を踏めて、晴々した気持ちになりました。 なにげなく見ていた山の景色が特別になった日でした。次は車中からあの山を眺めて、思い出に浸りたいと思います。


 2018年 10月 13日(土) 〜 15日(月)  寒風山・笹ヶ峰
 愛知、高知県の県境の秀峰二山を縦走する
合計時間 8時間15分(休憩・昼食含む)
合計距離 10.32km
累計標高差(上り)966m  (下り)972m
四国(愛媛・高知県) 四国山地西部の石鎚山脈
笹ヶ峰 日本二百名山
いちりんそう(L) りきちゃん まぁ~まぁちゃん カメさん
フジちゃん なべさん トトちゃん   計7人 
■10月13日(土)
20:55 小倉港集合 →21:55 小倉港出航 →
■10月14日(日)
5:00 松山港着岸 →5:30 松山港出発 →コンビニで朝食 →
7:40 寒風山登山口 8:00 →9:00 桑瀬峠 →(休憩13分)→ 10:20 寒風山 10:25 →(休憩10分) →12:15 笹ヶ峰(昼食) 12:50 → (休憩5分) →14:28 寒風山 14:38 →15:30 桑瀬峠 15:35 → 16:13 寒風山登山口 16:30 → 17:20 湯ノ谷温泉 18:30 →(夕食 かつや) →20:30 松山港到着 →21:55 松山港出航
■10月15日
5:00 小倉港着岸 →5:15 小倉港解散
★いちりんそう 記★

 寒風山(1783m)と笹ヶ峰(1859m)、この二つの山は高知県と愛媛県の境、石鎚山山系の 東端にありますが松山・小倉フェリーを使うと土曜日の夜10時に小倉港を出発、日曜日の朝5時に松山港に着き、寒風山登山口から寒風山と笹ヶ峰を縦走して折り返し登山口に戻りその日のフェリーで月曜日の朝5時に小倉に着くことができます。 船の中で眠れるので仕事を持っている人には良いプランです。
 登山の前には本やネットで充分調べましたが、今回標準コースタイムより1時間もオーバーして8時間もかかってしまいました。多分11kmほど歩き、累計高度1000m程を登ったと思います。このあたりが今の私の体力の限界です。 顧みると私の場合、54歳で登山を始め、60歳前後が一番元気だった気がします。体力の衰えはちょっとがっかりですが、仕方ありません。
 いつも登山中はきつくてきつくて、もう高い山はやめようかと思いますが、下りてくると「今日も 登れたなあ、もう少し頑張れるかな」という気持ちになります。今回も一面の笹の原と紅葉のブナ ツツジ、そして遠くに瓶ヶ森を見ているとしみじみ嬉しくなっている私がいました。寒風山から伊予 富士、瓶が森のそしてその先は石鎚山へと続いているのです。10年ほど前に西の川から瓶が森 、石鎚山と回ったことを思い出しました。その時は5月でアケボノツツジが鮮やかなピンクで山を 染めていました。


 2018年 10月 13日(土)  第14回 あしび山の会「安全登山楽習会」
 秋山トレーニングハイク(中級山岳を楽しむために)
九州(福岡) 田川郡香春町香春
徳永 哲也氏(全九州アルパインガイドクラブ理事長)
徳永 悦子氏
ガタ 山ちゃん 岳 ヒデさん まっちゃん 1080
ローリングストーン イチ ゆーたろー サト みっちゃん
会員外 やまびこ会13名 小倉労山2名 MAP山の会1名
一般参加者3名
★ヒデさん 記★

第14回安全登山楽学会が 10月13日(土)秋晴れの中、香春岳三の岳にて行われました。 参加人数は講師を含めて総勢32名(あしびから11人 やまびこ会から13名 小倉労山2名  MAP山の会1名、一般参加3名)でした。 内容は岩陵帯での歩き方や行動の仕方で、講師はプロの徳永ガイドと婦人から、登山ガイドならではの 安全確保の方法、最低限の装備、ロープワーク、歩き方、三点支持の体の重心移動、靴の性能などを ゼスチャーを交えた分かり易い説明と、和やかな雰囲気で楽しい講習会でした。 なるほど、なるほどと 初めて聞く事柄も多く、実践にすぐ役立つ内容だったと思います。 実技は、1チーム5名程度に別れ、リーダが安全確保をしながら、ロープに繋がったメンバーをと岩山の上り下り をしていきました。 私のグループはロープに繋がって岩陵帯など登ったことのない人ばかりで、最初はなぜロープに縛られているのか 邪魔になってしょうがないなと言う感じでしたが。ロープを弛ませないで、また、前の人と近づきすぎないこと など、少し理解されたと思います。  個人的には、徳永婦人がロープで立ち木や岩にロープでメンバーを確保しながら下山する様子を真似しながら、 下山でき、大変参考になりました。