★ピトシ君 記★
朝6時、八幡西区を出発。中国自動車道・六日市経由で松ノ木峠登山口へ。登山口は標高790m、9:30 歩行開始、冠・寂地分岐を目指す。車道に雪は無かったが、登山道は薄く雪あり。約30分後、先行集団を抜くと足跡が無くなり、標識やテープも少なくルート検索に注意を要した。ガスがかかり見晴らしは無く、雪は少量だが降り続く中、11:35 分岐(1260m)着、尾根の雪は足のくるぶし程。小休止の後、寂地への道を探しつつ進んだが、鞍部の雪は膝の深さとなり道が見つからず、寂地は中止して分岐へ引き返す。13:00 分岐着、冠山頂を目指す。13:45 冠山頂到着、ガスのため展望なし、小休止後13:55 下山開始。来た道を戻っていたつもりであったが誤って汐原への道を下山していることに気づく14:25。登り返すことに決め、再登頂、15:10 頂上着。(頂上の下山口は、数mしか離れておらず案内標識は無かった。しかし、下山口に注意は登山の基本中の基本、道の間違いはグループ全員の責任、を実感した)2時間前に登った足跡がもう判りにくく注意して下る。16:00 冠寂地分岐着。明るい間に下山するために少し速度をあげる、17:25 松ノ木峠登山口着。(アイゼンを携帯していたが、氷結部はなく使用せず。)18:45 民宿着。通された客間は広く、ふっくら布団、食事も若女将の心のこもった料理であった、満足満足。
翌日、7:30 民宿発。8:35 十種ヶ峰(山口神角)登山口着。晴天、車窓より今日登る山頂が雪をかぶって陽に輝く姿を仰ぎ、期待が膨らむ。登山口は標高400m、8:45 歩行開始。前日同様に車道に雪は無かったが、登山道は薄く雪あり。登山道は良く整備されており、広くはないが明瞭であった。植林帯を抜け低木帯に進むと雪が約20cmとなる。700mを越えると視界が開け山頂が見える、雪を頂く山の美しさ。ここで小休止と写真撮影。雪はしだいに増え膝下に、890~950mの急登部は直登コースを進み雪山を楽しんで10:45 山頂着。360度の展望を眺めながら小休止。下りは安全のためアイゼンを装着し、急登部は迂回路を進む。植林帯の手前でアイゼンを外し、12:15 神角登山口着。徳佐の願成就温泉で入浴と昼食の後、帰路へ。17時前、八幡西区着。雪山でのルート探索の難しさ、引き返す決断、基本の大切さ、等々勉強になりました