【会山行】 2023年 2月 11〜12日 (日)  伯耆大山(1709m)
 日本百名山・雪山合宿

タイム 6時間6分 距離 5.6km 上り917m / 下り940m

しんぶん赤旗2月25日付日刊紙12ページ掲載
中国(鳥取) 独立峰
カメさん(L) AKI ムック M はっちゃん
■11日 海老津 5:34 ⇒ (JR)・・八幡 5:54・・戸畑 6:02・・6:10 小倉 6:18 ⇒ (のぞみ2号)・・7:43 岡山 8:05 ⇒ (やくも3号)・・10:15 米子 10:37 ⇒ (タクシー)・・11:04 大山寺 → 弥山荘
■11日 弥山荘 (荷物の整理) → 豪円湯院 (昼食) 13:00 → 二俣周辺 雪上訓練 → 14:30 弥山荘 (泊)

■12日 5:00 起床/朝食 6:10 → 6:15 登山口 6:30 → 8:50 六合目 9:00 → 10:17 ▲伯耆大山山頂 (昼食) 11:02 → 13:00 弥山荘 → 豪円湯院 (入浴) → 弥山荘
■12日 大山寺バス停 15:20 ⇒ (バス)・・16:17 米子 16:26 ⇒ (やくも24号号)・・18:39 岡山 18:48 ⇒ (のぞみ45号)・・20:13 小倉 20:20 ⇒ (JR)・・20:37 八幡・・20:57 海老津

★カメさん(L) 記★
■11日 晴れ  大山寺バス停でタクシーを降りると道路は雪が積もていない。この時期にしては初めての経験だ。弥山荘で受付後、荷物の整理を済ませ、大神山神社、二俣周辺で雪上訓練に行う。
■12日 晴れ  夏道登山口駐車場でアイゼンを装着する。雪は緩んでいる。アイゼン無しで歩いている人、半袖シャツの人、スノボーを担いで登る若者と登山道は賑やかだ。六合目の小屋は雪に埋もれているが、入口付近は雪掻きがしてあり、中には携帯トイレブースが設置されている。携帯トイレは麓のモンベルショップで販売している。10分ほど休憩を摂り白一色の景色の中、忠実にトレースを辿る。八合目付近では東の谷をスノボーで滑降しているが雪質が悪く滑りにくそうで四苦八苦している。山頂小屋はスッポリと雪に埋まっている。小屋の屋根に腰を下ろし食事を摂る。意外と風がない。山頂からは剣ヶ峰に続くトレースを幾組かのパーティーが列をなしているのが見える。また、北西の方角には、隠岐の島、宍道湖、中海、目前には日本海が広がる。この最高のロケーションは何よりも好天がもたらしたものだ。久しぶりに感動を覚えることが出来た山行でした。

★ムック 記★
 本格的な雪山登山!思い切って参加を申し込んだけれど、不安だった。結果は素晴らしいお天気に恵まれて大満足の山行となった。
 1日目、新幹線で岡山へ。伯備線特急「やくも」で中国山地を縦断して米子へ。民宿に荷物を置き、大山寺の奥でアイゼンとピッケルの練習をして翌日の登山に備えた。
 さて、翌日は晴天、穏やかで風もない。稜線を見上げるとヘッドライトの行列が続いている。登山口でアイゼンをつけて歩き始める。10本爪アイゼンは雪をしっかりとらえて歩きやすい。踏み跡のある所を歩かないとすっぽり足が埋まってしまう。きれいに葉を落としたぶな林が青空に映えて美しい。歩いていると汗ばんできて防寒着は要らない。6合目の避難小屋から8合目までは見上げる急登。足元を確認しながら一歩一歩。それにしても登山者がなんと多いこと!若い人が多い。8合目からは山頂が見え、傾斜も緩やかになった気がしたが、最後の登りが一番きつかった。山頂は避難小屋がすっぽり雪に埋まり、屋根のてっぺんがようやくわかるくらい、3mかそれ以上の積雪か・・・真っ白の雪に覆われた山の稜線のなんと美しいことか!この感動は乏しい語彙力ではとても言い表せない。剣ヶ峰をバックに写真撮影。日本海の方へ目をやると美保湾、中海、出雲方面がきれいに見える。水平線は左右に丸く広がっている。やっぱり勇気を奮って挑戦してよかった!昼食をとって下山。下りは急斜面もアイゼンが大活躍して思ったより早く登山口についた。帰りの特急「やくも」が満員で2時間余り立ちっぱなしだったのがしんどかったが、雪山登山を無事に終えることができ、感謝でいっぱいです。


 【個人山行】 2022年 2月 11日 (金)  吉和冠山 (1339m)
 雪山登山の魅力と厳しさ体験
中国(広島) 冠山山地
カメさん(L) じゅんちゃん AKI カメさん はっちゃん
6:40 戸畑 ⇒ 都市高速 ⇒ 中国自動車道 ⇒ 吉和インター ⇒ 潮原温泉 ⇒ 9:45 駐車場 10:00 → 10:20 登山口 → オオタキ → クルソン仏岩分岐 → 12:42 冠山山頂 13:06 → 13:16 (昼食) 13:35 → 14:57 登山口 → 15:10 駐車場 15:20 ⇒ 16:16 潮原温泉入浴 ⇒ 中国自動車道 ⇒ 都市高速 ⇒ 19:16 戸畑解散
★じゅんちゃん 記★
  楽しみにしていた県連冬山登山はコロナ感染拡大の 中、集団での活動は困難と中止になり、仕方ないと思っ ていましたが、舘原さんがリーダーで雪山登山を計画し てくれて嬉しかったです。コロナ感染防止の為、少人数 で終始マスク着用で行きました。(マスク効果で日焼け、 雪焼け防止となるのも女性には嬉しいところです)
 当日は天気がよく、風もほとんどなく雪山を楽しめま した。積雪は深いところで1m ほど。ヤマップの示す駐車場までは積雪で入れず少し手前で駐車。防寒の為カッ パ上下とロングスパッツを着けて出発したものの、気温が高く途中で上着は脱ぎフリースで登りました。トレー スにそって歩きますが、気をつけないと足がすっぽりはまりこむので、ゆっくり慎重になります。雪で本来の登 山道は分からないのでトレースをたどり、直登で山頂へ。山頂からは真っ白な山々と海が見え、眺めがとても 良かったです。
 下山中は気温が下がり雪も少し降る中、一面の雪景色 を楽しみながら歩きました。穏やかな雪山は木の枝に引 っかかるように残る雪の固まりや、つらら、どこまでも 続く山の生き物の小さな足跡や、トレースに残る誰かの 足跡まで楽しく眺めながら歩けました。

 【個人山行】 2019年 12月 28日(土) ~ 2020年 1月 4日(土)
 「冬山」に行く。西穂高岳(2909m)を目指して
中部(岐阜・長野県) 飛騨山脈
岳 ***
★岳 記★

 冬山に行くのは、この10年を思い返しても、年中行事みたいなもので、特別に珍しいものではなかったが、今回の冬山合宿はかなり様子が違っていた。
 まずは、本当に久しぶりに自分の若い頃(20歳代)の山仲間の合宿に参加させてもらったが、参加者の平均年齢が70歳に近い。こんな年配者揃いでも、北アルプスの冬山に行くのだ。そして初めての「青春18切符」を利用しての、長時間のJRでの移動。 これが一番の思い出になっている。最後は、決して天気の良くない雪山での5日間にわたるテント泊。おかげで、テント泊のコツを十分に再確認(会得)できたと思うし、寒さにもかなり辛抱できるようになったと思う。
 早朝(12月28日)の列車に乗って、深夜の松本に着いて、ビジネスホテルにチェックイン。次の日、6時30分に起きてすぐ朝食。8時前のバスに乗って、「中の湯」まで移動。真っ暗な「釜トンネル」を抜けて、 久しぶりに大正池を眺めた。人気もまばらで、静寂そのものだった。この日まで天気は良くて、穏やかに時間は過ぎていった。
 帝国ホテル前から、梓川を渡って中尾根に取り付く。入山口の神門をぬけて中尾根を登り始めた。もう昼を過ぎており、たいして高度を稼ぐこともなくテントを設営して、1日の行動が終了した。次の日は、稜線に出て、西穂の小屋まで行くかと思ったが、 荷物の重さと雪の深さもあって、途中でテント設営。31日に小屋に着いてテントを張るも、天気はサッパリで、空は晴れる気配もない。それでも1日は、午前中に晴れ間が覗き、本格的な寒気の中、獨標を目指した。
 4時過ぎに起きて、外に出てみると、結構な数の登山者が稜線を移動していた。獨標の手前まで来たが、強風の中の登山の是非を懸念して、撤退のやむなきに至った。 行けるはずだったが、遭難事故も起こっており、その上警備隊の警告もあって、中止に悔いはなかった。実際に、単独で西穂高岳を目指して遭難してしまった登山者の捜索のために、我々が下山途中に、ヘリコプターが稜線を飛んで行くのが間近に見えた。
 ひと時の晴れ間が過ぎ、また雪混じりの曇り空の下、テントを撤収して下山の途に就いたが、もう1日山中でテント泊をして、上高地まで下りてきた。テントの設営と撤収の繰り返しを延々としたような気がするが、最後はさすがに余裕も出てきた。上高地で設営した時に、ビール欲しさに大正池ホテルまで、往復4キロを歩いたのに、「閉鎖中」にはこれ以上はないというほどの落胆を味わう羽目になった。 静かな上高地だったが、 3日(最終日)になっても、晴天の予報ははずれて、天気は悪かった。
 山にいる間は、全く天気には恵まれなかったが、無事下山して「中の湯」に戻ってきた。1週間が過ぎていた。こんなに移動に追われるとは思いもしなかった。坂巻温泉で久しぶりの温泉に入って、全ての疲れが癒されたと思った。 外はまだ雪混じりだったが、3時15分のバスに乗って高山に戻ってきた。これで、冬山合宿も終わったが、最後に、山行の無事終了の打ち上げをして、4人で祝杯を上げることができて本当に良かったと思っている。


 【個人山行】 2019年 3月 22日(金) 〜 25日(月)  中央アルプス春山アルパイン山行
中部(長野県) 木曽山脈
岳 川嶋 会員外1名
■3月22日(金) 晴れ
13:45 北九州発 → 24:00 菅の台バスセンター(駒ヶ根市)着 → 1:00 就寝
■3月23日(土) 曇
7:00 起床 → 8:15 菅の台発(バス) → 9:00 ロープウェイ発 → 10:00 千畳敷発 → ザキタル尾根 → 11:00 稜線 → 12:14 宝剣岳山頂 → 13:00 宝剣山荘着 → 19:00 就寝
■3月24日(日) 晴れ(強風)
6:00 起床 → 8:00 撤収 → 9:40 千畳敷ホテル着
■3月25日(月) 晴れ
8:55 千畳敷(ロープウェイ)発 → バス → 10:00 菅の台バスセンター発 → 20:30 北九州着
★岳 記★

 まだ山を始めて間もない、20代前半の頃、夏山合宿で、滝谷に岩登りに行った時のことだ。北穂高の南稜にテントを張っていたが、山行も終盤に入り、食料がほとんど底をついていた。腹がへってはどうしようもないので、相方(後輩)と相談した結果、2人で北穂の小屋に夕食を食べに行くことにした。小屋に着いて、受付のアルバイト風の若い男性に訳を話すと、「お宅ら、一体何年、山やっとん?」と言われてしまい、スゴスゴと引き返してしまった。それからもう40年が経ってしまった。
 60歳を過ぎて、山行で小屋泊をすることも珍しくなくなって来た今日この頃ではあるが、今回は「千畳敷ホテル」を最終日に利用する山行を計画した。理由は、1~3月までの期間限定の格安料金(10500円)で泊まれる(ロープウェイ&バスの往復料金、1泊2食の食事つき)お手頃なプランだったので、仲間の了解もあっさりとれた。
 北九州から10時間で現地(駒ヶ根)着。翌朝7時過ぎに起きてみると、駐車場はかなりの車が停まっていた。慌しく出発準備を済ませて、切符の購入をすべく窓口に並ぶが、既に長蛇の列。購入が済んで、バスを待つが2台目の臨時便でロープウェイ駅に向かうことになった。都合良くロープウェイに乗って千畳敷まで来てみると、決して快晴とは言えない空模様だった。
 外に出て見ると、ザキタル尾根は、稜線に向かって「真正面少し左より」に見えていた。既に8人が出発していた。建物の出入り口周辺は、「ヨーロッパの山小屋?」状態だった。ロープウェイから一斉に降りてきた、30人位?はいるかと思われる登山客が、装備(ハーネス、アイゼン、ヘルメット)の装着で慌しくしていた。ベンチには、「植生を痛めますので、2月11日以降はザキタル尾根の利用をお控下さい。」の注意書きが置いてあった。既に先行パーティは登っているのに、注意書きが白々しかった。監視員に話を聞けば、「この最近、積雪があって尾根筋も雪で覆われているので、構わない。」と言う返事をもらった。では、躊躇することなく、出発だ。ホテルの建物を離れると、すぐに急な雪面だ。歩き始めでもあり、息がどうしても荒くなってしまう。  直登する草付きの岩場コースを、ほとんどのパーティが巻いて、途中の稜線のコルを目指していた。20分程で着いた時には渋滞の最後尾だった。10人ぐらいが整然と狭い急な岩場の尾根を、アイゼンを利かせながら慎重に登っていた。天気が今一なので、遠望がないが、それなりの急な岩場の連続で面白い所もあった。慣れてさえいれば、ザイルのお世話になるような所ではないと思った。
 表面がザラザラしていて、適当に掴みどころがあって、足の置き場も十分ある。初心者向きだ。1時間位で、呆気なく稜線に出てしまった(11:00)。早かった。「もう1時間位は、尾根が続いていても良かったのに。」と思ってしまった。
 狭い岩場の稜線には雪が十分残っていた。その後の、稜線歩きの方が気を付ける個所が適当にあって、積雪期の岩場の縦走としては、練習になって良かったかも知れない、1時間ほどで山頂を通過して、13時には宝剣山荘に着いてしまった。これだと楽勝で、日帰りもできる。しかし、我々は翌日の「極楽尾根」の登攀を予定していので、山荘前にスペースを確保してテントを張ることにした。他にも、既に3張りほどテントが張ってあった。早い時間に着いてしまったが、木曽駒ヶ岳に行くには、時間に余裕がないので、早めにテントを張って限られたスペースだが、持ってきた貴重なビールとウイスキーをだして、午後の一時の宴を楽しむことにした。そして一晩が過ぎた。
 もう一日、天気が持てば何もなかったのだが、夜半から風と寒気が厳しくなり、テントが煽られ続けた。特に風は強烈だった。さすがに3000m近い稜線だけあって、風の凄さを思い知ることに事になった。外張りの隙間から風が入るので、今にも外張りが吹き飛ばされそうな勢いだ。テントの入口がわずかにあいていたのかもしれない。朝起きてみたら、テントの中は、薄雪が覆っていた。唖然としたし、これでは一晩中寒くて、眠れない訳だ。明るくなっても、風は相変わらず音を立てて、吹き荒れている。テントの中の雪を掃除して、慌しく朝食から荷物の整理に移る。漬物石のような大きな岩で、外張りを何カ所も固定していても、風に煽られてテントが揺れる。いつまでもノンビリとも出来ず、撤収を始めた。 我々が外に出て、作業を始める頃には周りのテントはなくなっていた。晴れてはいるが、強風の中、荷物をまとめて下山にかかった。その後、昼前から天気は安定し、穏やかな陽気を取り戻したが、夜半から早朝までの暴風と寒気のお陰で早い幕引きとなってしまった。昼近くまで粘っていれば、木曽駒ヶ岳の山頂には、行けたのかもしれないが、物足りなさはなかった。(9:40ホテル着)
 「中央アルプス」も何回も来ているが、ホテル千畳敷に泊るようになるとは思わなかった。昼前について長い1日を過ごすことになったが、展望が何にしても良い。レストランに座っていても素晴らしい雪山の景色が眼前に広がる。 売店近くの窓からは、南アルプスの絶景が手に取るように見える。山行は終わった。後は長い午後の時間、景色を肴に好きなビールを飲んで仲間と談笑して過ごした。そして夕方には風呂にも入ってサッパリした。2600mの高所で風呂に入れるとは・・。夕食時にレストランで、数えてみたら20名の宿泊者がいた。このサービスは利用者にとっては、絶対にメリットはあると思ってしまった。一晩過ごして、次の日の朝一番のロープウェイで降りて、その日の内に、北九州まで帰って来た。(夕食:ソースカツ丼 朝食:豚汁定食)


 【会山行】 2019年 2月 17日(日)  吉和冠山 雪山登山の魅力と厳しさ体験
中国(広島県) 中国山地
カメさん(L) りきちゃん まぁ〜まぁちゃん 山ちゃん フジちゃん ヨコ
7:00 八幡駅前 → 都市高速・中国自動車道 → 9:40 吉和インター → 潮原温泉入口 → 10:05 登山口駐車場 10:40 → 13:55 山頂(昼食) 14:25 → 16:00 登山口 16:15 → 16:20 潮原温泉入浴 17:38 → 20:10 八幡駅前
★カメさん 記★

鉄の橋を渡り登山道に出る雪は少なく地面がむき出し状態だった。高度を上げると景色は一変し、たっぷりとはいかないが其れなりの雪があった。中腹辺りで冷たい空気に変わり、ワカンを付けての歩行訓練を行った。下山は、時間の都合で皆やることはできなかったが、急斜面でピッケルを使って滑落停止の模範を登山学校受講生のヨコに見せてもらった。


★ヨコ 記★

 会山行での雪山は、今回で2回目。去年の久住の雪山は初めてで防寒対策が不備で体調が悪くなったのを思いだし、今回は周到な準備をしました。途中雪が無くちょっと心配でしたが山に近づくにつれ雪景色となり一安心。 駐車場手前で出発、登りで雪が深くなったのでわかん装着し、途中道が分からない所もあり未踏の雪の中を頂上を目指しました。歩きにくく皆さん悪戦苦闘したが、何とか頂上に着き昼食後下山。下山はうって変わり足取りも軽く雪景色を楽しみながら降りました。わかんの装着、雪山の歩き方、落下時のピッケルの使い方等を練習し、成果があった雪山山行でした。
 私個人としては、先週登山学校で雪山テント泊を経験していたのでワリとスムーズに出来たと思います。次は雪山テント泊したいと思いました。


 【個人山行】 2019年 2月 9日(土) 〜 10日(日)  冠山(1338m) / 十種ヶ峰(988.6m)
 中国地方週末雪山山行(雪山エンジョイ・オールディーズ)
中国(山口・広島) 中国山地
岳 ピトシ君 他2名
■9日 (1日目)
6:00 八幡西発 → 9:00 松の木峠駐車場 9:25 → 13:45 冠山 → 17:25 駐車場着 → 18:45 民宿着
■10日 (2日目)
6:15 起床 → 7:30 民宿発 → 8:35 登山口(神角)着 → 10:45 山頂 → 12:15 登山口着 → 17:00 八幡西着
★ピトシ君 記★

 朝6時、八幡西区を出発。中国自動車道・六日市経由で松ノ木峠登山口へ。登山口は標高790m、9:30 歩行開始、冠・寂地分岐を目指す。車道に雪は無かったが、登山道は薄く雪あり。約30分後、先行集団を抜くと足跡が無くなり、標識やテープも少なくルート検索に注意を要した。ガスがかかり見晴らしは無く、雪は少量だが降り続く中、11:35 分岐(1260m)着、尾根の雪は足のくるぶし程。小休止の後、寂地への道を探しつつ進んだが、鞍部の雪は膝の深さとなり道が見つからず、寂地は中止して分岐へ引き返す。13:00 分岐着、冠山頂を目指す。13:45 冠山頂到着、ガスのため展望なし、小休止後13:55 下山開始。来た道を戻っていたつもりであったが誤って汐原への道を下山していることに気づく14:25。登り返すことに決め、再登頂、15:10 頂上着。(頂上の下山口は、数mしか離れておらず案内標識は無かった。しかし、 下山口に注意は登山の基本中の基本、道の間違いはグループ全員の責任、を実感した)2時間前に登った足跡がもう判りにくく注意して下る。16:00 冠寂地分岐着。明るい間に下山するために少し速度をあげる、17:25 松ノ木峠登山口着。(アイゼンを携帯していたが、氷結部はなく使用せず。)18:45 民宿着。通された客間は広く、ふっくら布団、食事も若女将の心のこもった料理であった、満足満足。
 翌日、7:30 民宿発。8:35 十種ヶ峰(山口神角)登山口着。晴天、車窓より今日登る山頂が雪をかぶって陽に輝く姿を仰ぎ、期待が膨らむ。登山口は標高400m、8:45 歩行開始。前日同様に車道に雪は無かったが、登山道は薄く雪あり。登山道は良く整備されており、広くはないが明瞭であった。植林帯を抜け低木帯に進むと雪が約20cmとなる。700mを越えると視界が開け山頂が見える、雪を頂く山の美しさ。ここで小休止と写真撮影。雪はしだいに増え膝下に、890~950mの急登部は直登コースを進み雪山を楽しんで10:45 山頂着。360度の展望を眺めながら小休止。下りは安全のためアイゼンを装着し、急登部は迂回路を進む。植林帯の手前でアイゼンを外し、12:15 神角登山口着。徳佐の願成就温泉で入浴と昼食の後、帰路へ。17時前、八幡西区着。雪山でのルート探索の難しさ、引き返す決断、基本の大切さ、等々勉強になりました。


 【個人山行】 2019年 2月 2日(土) 〜 3日(日)  向坂山~白岩山
九州(宮崎・熊本県) 九州山地/霧立山地
山ちゃん(L) 1080 ようちゃん やっちゃん のんの
■2日
11:21 五ヶ瀬ハイランドスキー場スキーセンター → 11:29 第2ペアリフト終点 11:46 → 12:04 向坂山 12:18 → 12:54 杉越(白岩峠) 13:01  → 13:34 白岩山分岐 → 13:38 白岩山 13:55 → 13:59 分岐 14:05 → 14:30 水呑 → 14:37 水呑の頭 15:12 → 15:16 水呑 → 15:29 白岩山分岐 → 15:47 杉越(白岩峠) → 16:01 ゴボウ畑 → 16:20 カシバル峠
★山ちゃん 記★

 九州でおそらく唯一スノーシューのレンタルがある五ヶ瀬ハイランドスキー場。モデルは古いながらTSL製の本格登はん用を貸してくれるので貴重な場所だ。ただ今回は雪が少なくスノーシューの恩恵に授かるというよりはスノーシューを履いて歩くことを体験するという山行となった。
 スキーリフトの脇を上がりスキー場の最高所より尾根を登って向坂山へ。急な斜面ではスノーシューのヒールリフターを使うと楽だ。山頂からは脊梁の盟主国見岳から烏帽子岳、白鳥山と続く中央分水界の稜線が見渡せその奥に韓国岳、高千穂峰の山頂部が雲の上に姿を見せていた。ここから杉峠まで一気に下り峠からは霧立越の古道を進む。白岩山山頂は古道から分れ右に岩峰を登る。突き出た山頂は展望抜群。古道に戻りさらに進み水呑の分岐を左手に上り詰め水呑の頭で昼食。ここが地形図上では白岩山の場所。下山は古道を杉峠まで戻りそのまま古道をゴボウ畑、カシバル峠へ。五ヶ瀬に泊まり翌日は高千穂観光。