『山の魅力』

 笑い、滴り、装い、眠る山 四季折々に変化する山。 そして、気象の変化、共に汗する仲間の変化。また、山歩き、沢登り、登攀等の多様な楽しみ 更に視野を広げれば、山の博物、渓流釣り、写真、絵画、文学、を楽しむ仲間がいる。千山万岳の国日本、好きな山に通い、まだ見ぬ山に憧れる。 山は多くの魅力を有している。
 自分は 人に劣る体力、人に劣る運動神経(バランス感覚)、人に勝る小心にして臆病な性格、これらを常に自覚しながら山に相対している。 幸いにして自身の事故は回避しているが、一方で幅広い山の楽しみ方の内ごく限られた山歩き、山旅に甘んじている。
 山は私にとって、非日常の世界として受け入れてくれることである。 日常の柵から解放され、素直に自然と自分の世界を融和することができる場である。 一人で山に入った時は自分を相手に、そして 周囲の自然、雨や風に、岩や樹々や鳥や草花に語り掛け、饒舌になっている自分に気づく。 仲間と行を共にした時には、様々な話題が展開する会話に耳を傾ける。 草花の名を始め多くの事を教わる。
 若き日の山、現在の山、これからの山、楽しみ方は歳を重ねると共に変わろうとも、山が持つ魅力は新たな魅力を加えて より大きなものになりつつある。
ーーー ダンちゃん 文 ーーー

 【会山行】 2021年 3月 27日(土)   高塔山〜石峰山〜菖蒲谷公園
 コロナ禍での宴会抜きの花見を試み、今後の山行に備える
九州(福岡) 北九州市若松区
なべさん(L) ダンちゃん いちりんそう カメさん やっちゃん AKI ムック しまちゃん はつちゃん
9:00 若松駅前 → 白山神社 → 忠霊塔 → 9:40 高塔山展望所/河童地蔵尊 → 仏舎利塔 → 菖蒲谷分岐 → 10:35 石峰山の神 → 12:00〜12:40 菖蒲谷公園(昼食) → 菖蒲谷分岐 → 高塔山 → 若松駅前解散
サクラ タンポポ
★なべさん(L) 記★

 あしび山の会恒例のお花見でしたが、昨年はコロナ禍で中止、今回は宴会なしのお花見を試みました。当日は、天気と参加者に恵まれて、楽しいお花見ができたと思います。来年こそは、コロナを乗り越えて、ダンちゃんにリーダーを頼んで、参加者20名以上の例年のような盛大な花見宴会をしたいと思います。


 【会山行】 2021年 3月 18日(木)   山田緑地公園
 園内探索
九州(福岡) 北九州市小倉南区
カメさん(L) いちりんそう キャサリン M なべさん
10:30 山田緑地駐車場発 → 園内周回 → 13:30 山田緑地駐車場解散
★カメさん(L) 記★

 今日の山行をすっかり忘れていた。電話で知り駆け付けたが、30分遅れて着いた。集合場所を間違えていたなべさんも丁度着いた所である。
 10時30分に出発、天気は晴れ。入園ゲートを過ぎると日本最大級のログハウス森の家があり、中は展示ホールで鳥や動物の剥製、昆虫の標本、図書館には図鑑や絵本がある。 また休憩や弁当を食べる時のテーブル、イスが利用出来る。ここは素通りし森のゲートへ。ゲートにはおじさんが待っていて住所氏名を書き、森の中での注意事項、滞在時間等の説明を受けて中へ。 沢沿いを進みトンボの池へ途中園路脇には旧日本軍の弾薬庫跡が見られる。ドングリ峠、ヤマモモ峠、山椒魚の谷、イノシシ峠とのんびりと周回。芝生広場にて昼食後解散する。


 【会山行】 2021年 3月 13日(土) 〜 14日(日)  立中山(1465m)・大船山(1786m)
 佐渡窪のマンサク鑑賞
九州(大分) 九重山系
カメさん(L) いちりんそう りきちゃん じゅんちゃん キャサリン AKI ムック しまちゃん M はつちゃん
■1日目
7:00〜7:15 八幡駅前 ⇒ 都市高速-大谷IC・・東九州道-別府IC・・県道11号・・県道52号・・国道210・・県道30号・・県道669号 ⇒ 10:30〜10:45 レゾネイト第三駐車場 → 10:50 一番水登山口 → 朽網分かれ → 12:35〜12:50 鍋割峠(昼食) → 佐渡窪 → 13:40〜13:45 鉾立峠 → 14:15 法華院温泉山荘(宿泊)

■2日目
7:45 法華院温泉山荘 → 坊がつる → 9:55 段原 → 10:25〜10:55 大船山 → 11:05〜11:15 段原 → 11:50 立中山分岐 → 13:00〜13:35 立中山(昼食) → 13:50 鉾立峠 → 14:30 佐渡窪 → 14:40 鍋割峠 → 15:30 朽網分かれ → 16:00 一番水登山口 → 16:05〜16:20 レゾネイト第三駐車場 ⇒ 19:30 八幡駅前解散
マンサク 樹氷(霧氷) アセビ
★カメさん(L) 記★

 レゾネイトクラブ第3駐車場(登山者用)に空きがなく他を探していたが、ちょうど1台分空いた。そこに2台駐車できる腕のいい運転手が居て幸いだった。
 1日目、一番水登山口から歩き始める。昨年の大雨で沢は大きくえぐれ大きな岩が転がっていて災害の大きさをうかがい知る。大型の重機が音を響かせ復旧作業を行っていた。多少の迂回は有るが道はハッキリしていて迷うことは無い。四千本の山桜の中を歩くが花は咲いていない。一月先位かな。 天候が良くないので予定変更し、直接法華院に行く。早く着いたが部屋は灯油暖房器に火が入っていないので寒い。部屋備え付けの毛布に包まり暖を取る。
 二日目、朝陽を浴びながら坊がつる登山口へ。長い霜柱を踏みしめて歩く。気持ちが良いが、帰りの事を考えるとちょっと不安である。段々雲が架かる。段原から先は完全に雲の中。段原に何人か荷物を置いて行く。大船避難小屋が建て替わり綺麗になっている。山頂直下は木々の枝に霧氷がギッシリ付いている。 誰も予想もしていなかった。先の難所ヶ滝・由布岳は期待外れだつたのでビックリであるし、ひとしお感動が大きい様だ。山頂で記念写真に納まり、寒いので早々に下山。案じた通り気温が上がり足元は最悪。分岐より立中山に向かう。立中山山頂は去年の山火事で草木の焦げた跡がまだ残っている。冷たい風を背に受けて昼食とする。 宿で入れた携帯ポットの湯で即席味噌汁・ラーメンを作る。ぬるくなった湯だがそこそこ暖まる。鉾立峠からは昨日登った道を下山する。


 【会山行】 2021年 3月 7日(日)
 苅田アルプス4座を歩く
九州(福岡) 京都郡苅田町
高城山(419m) 諌山(406m) 大久保山(389m) 大平山(332m)
トトちゃん(L) カメさん いちりんそう キャサリン ズギちゃん ムック しまちゃん なべさん はつちゃん
9:00〜9:15 苅田町役場 → 9:30 南原登山口 → 10:10 高城山 → 10:25 諌山 → 10:35 大久保山 → 11:00 大平山 → 11:30 大久保山 → 11:45 諌山 → 12:00〜12:30 高城山(昼食) → 13:00 南原登山口 → 苅田町役場解散
ツバキ
★カメさん(L) 記★

 天候は曇り。南原登山口路肩に数台駐車可。その上に未舗装の駐車場有5台位可。簡易トイレあり。
 歩き出すと直ぐに赤、白の椿が咲いていた。千本桜はまだ早いようだ。よく踏まれ曲がりくねった山道をお喋りしながら歩く。気が付いたら高城山山頂だった。曇ってはいるが眺望は良い。平尾台周辺、苅田町の街並み、周防灘が見えるのが嬉しい。 大平山まで気持ちの良い歩きが続き、疲れを知らないようだ。縦走路には分岐が5か所位有るが、各分岐には手書き地図にビニールが掛けて細引きで括ってある。京都郡苅田町の里山として大事にされて居るようだ。 大平山からもと来た道を高城山へ戻る。高城山で昼食後下山。今回の山行は、歩き足りなさを感じていた人が何人いたようだった。  


 【個人山行】 2021年 3月 3日(水)  /  2月 16日(火)
 冬晴れの福智山系(金満尾根&赤松尾根)を歩く
九州(福岡) 福智山系
■3月3日 赤松尾根 晴れ
岳 一般1名

■2月16日 金満尾根 晴れ
岳 一般2名
■3月3日 赤松尾根
8:55 竜王峡発(赤松尾根経由 → 10:19 縦走路着 → 10:31 尺岳山頂 → 11:48〜12:29 雲取山着 → 14:00 竜王峡(山瀬越を下山)着

■2月16日 金満尾根
8:10 金辺トンネル(駐車) → 8:25 金辺峠(金満尾根) → 9:59 金満山(526m) → 10:41 赤牟田の辻着 → 11:42 福智山 → 14:20 金辺トンネル着
★岳(L) 記★

 「九州の冬」も、いつのまにか、完全に過ぎてしまったような気がす る、2月中旬から3月にかけて、晴天を最大限いかして、福智山周辺の尾根に行ってき た。今まで、歩いたことのない尾根道を、冬の心地良い寒さの中、山歩きを楽しんで きた。
 「金満尾根」は林道の出発地点から、急斜面を登った後、木立に覆われた尾根道を、ひたすら縦走路をめざすことになる。金辺トンネルに着いた時は、身を刺すような寒 気にたじろいでしまったが、時間とともに、木立に差し込む日の光と、心地良い寒さを肌で感じながら、歩くこと ができた。大きな眺望は得られないが、木立の間から、縦走路の山並みが見えたりす る。途中、滝があって、沢の音も聞こえてきたりする。そして、手製の黄色い、道標が何か所かあって、親切に道案内をしてくれている。茶 臼山(城跡)、金満山(三角点)と尾根筋の山の形もよくわからないようなピークを経由して、2時間30分位で縦走路に飛び出した。 早かった。昭文社の地図では、ゆうに3時間は越すコースみたいだが、今回は、足元もしっかりしていて歩き易かった。その後、福智山まで行き、帰りは、縦走路の途 中まで引き返し、頂吉経由で、金辺トンネルまで戻ってきた。6時間の、ほど良いハイクだった。

 先日は、尺岳の「赤松尾根」に行ってきた。竜王峡の公民館に車を停めて、コンクリート道を歩き始めたが、直ぐに急な登りの山道が始まる感じだ。この尾根の名前は、全く知らなかったが、他の会のHPで、この尾根経由で尺岳に登った報告があっ て、尺岳にそんな急な登山コースがあるの?といった感じで、興味を持つようになっ た。左記の昭文社の地図(福岡の山々)にも、小さな文字でちゃんと載っていた。歩き始めて、1時間過ぎた10:00頃、大きな看板とロープのある急坂まで、やってきた。 こんな所にも急な坂があるのだ、と感心しながらロープを頼りながら登って行っ た。ここも視界はよくないが、登っていく途中、木々の間から尺岳の山頂付近を少しだけ見ることができた。尺岳の山頂は、麓から見てもよくわからないし、尺岳平 から仰ぎ見ることもなく、山頂まで来ていたので妙に見入ってしまったが、ピークの写真も撮れなかった。縦走路の分岐にある道標には、マジックで「赤松尾根、ハード」と書き足しがあった。少し物足りない感もあったが、急登を荷物を担いで、それなりの速さで歩くことができてトレーニングになったと思っている。今日のゴールの雲取山の最後の登りも急登になっていて、2か所の急登を体験できて良かった。