鉄の橋を渡り登山道に出る雪は少なく地面がむき出し状態だった。高度を上げると景色は一変し、たっぷりとはいかないが其れなりの雪があった。中腹辺りで冷たい空気に変わり、ワカンを付けての歩行訓練を行った。下山は、時間の都合で皆やることはできなかったが、急斜面でピッケルを使って滑落停止の模範を登山学校受講生のヨコに見せてもらった。

　会山行での雪山は、今回で２回目。去年の久住の雪山は初めてで防寒対策が不備で体調が悪くなったのを思いだし、今回は周到な準備をしました。途中雪が無くちょっと心配でしたが山に近づくにつれ雪景色となり一安心。 駐車場手前で出発、登りで雪が深くなったのでわかん装着し、途中道が分からない所もあり未踏の雪の中を頂上を目指しました。歩きにくく皆さん悪戦苦闘したが、何とか頂上に着き昼食後下山。下山はうって変わり足取りも軽く雪景色を楽しみながら降りました。わかんの装着、雪山の歩き方、落下時のピッケルの使い方等を練習し、成果があった雪山山行でした。
　私個人としては、先週登山学校で雪山テント泊を経験していたのでワリとスムーズに出来たと思います。次は雪山テント泊したいと思いました。

JR城戸南蔵院駅に集合。日曜日と云うのに降りてくる乗客が多い。今日は節分祭で、参拝客で賑やかだ。駅の近くの札所に手を合わせて出発する。 JRバイパスの下をくぐり抜け遍路道に入る。車で上まで行ける道があるが、少し荒れている林道に入った。途中の寺院の梅花が目を引く。夫婦杉を過ぎた頃からコンクリートの急な登りになった。奥の院と若杉山の分岐を左に曲がったとたん、急に強い風が吹き、小雨がパラパラ降りだした。若杉山山頂での休憩もそこそこに大岩で風を除け、昼食とカッパを着る。 砥石山を過ぎても雨風ともに回復せず気温も下がった。ここで縦走を断念して前砥石山先の分岐より昭和の森へ下山する。残念だったが、またの機会のお預けとする。