【会山行】 2022年 11月 27日 (日)  東鳳翩山(734.2m)
 山口市街や周辺の山々を一望 中国百名山

タイム 5時間39分 距離 8.5km 累積標高差 767m
中国(山口) 中国山地
AKI(L) カメさん ムック じゅんちゃん キャサリン M なべさん やっちゃん はっちゃん ゴン まゆ 一般1名
7:05 めかりパーキングエリア 7:18・・中国自動車道 ⇒ 8:33 錦鶏の滝入口P 8:44 → 9:00 錦鶏の滝(雄滝) 9:05 → 9:55 二つ堂ルート分岐 9:59 → 10:30 分岐・標高642m 10:40 → 11:00 東鳳翩山(昼食)11:32 → 12:35 ショウゲン山 12:39 → 13:11 板堂峠・萩往還 → 13:49 六軒茶屋 13:58  → 14:19 錦鶏の滝入口P 14:28 → 14:49 湯田温泉 15:47 → 解散
フユイチゴ

★まゆ 記★
 今回、初めて会の方々とご一緒させていただき、皆さんのペースについていけるか不安でしたが、とても登りやすく、絶好の好天気にも恵まれ、紅葉を見たり、沢山の積もった枯葉を踏む心地よい音を聞きながら、皆さんと楽しく会話しながら山歩きができました。おかげであまり得意ではない階段も気にする事なく歩けましたし、山頂からの360度見渡せる景色も最高でした。

★やっちゃん 記★
 体力がとても落ちていた久しぶりの山行。みんなで楽しくおしゃべりしながら適度なスピードで歩いたおかげで無事、たどり着きました。道も歩きやすく、頂上はとても眺めがよく、天気も最高でした。


 【自主山行】 2022年 11月 15 〜 19日 (日)  天城山(万三郎岳)と伊豆山稜線歩道を歩く
★ダンちゃん(L) 記★
 初日は天城山が思いの外ハードであった事と、広い尾根筋は言うに及ばずトラバース道も散り積もった落葉の中にルートを探しながらの歩きとなり、何度か道草を余儀なくさせられた。 その結果、思いの外の時間がかかり、途中、宿に電話連絡を取り旧天城トンネルまでの迎えを依頼する。向峠からヘッドランプを使い慎重に下る。遥か足下の天城隧道入口に迎車のライトを見た時には思わず ホッ!
 宿の主人から「宿泊予約に際して計画書を送って貰っていれば、短距離の水生地歩道の下りを提案できた」との言を受けた。計画段階ではそれも選択肢の一つとしていたが、完全縦走の本コースを選択したものである。が、これからは現地の意見参考も心掛けたい。
 稜線歩道は石楠花やヤシオツツジのトンネル、散見するヒメシャラの大木やブナの原生林と巨樹を見る。更に秋も深まり樹林帯は厚く落葉の絨毯で覆われ、西に駿河湾、東・南に伊豆の山々、北へ向かう稜線は富士山に向かってササの稜線を辿るコースであり展望に恵まれたものである。しかし富士山は薄絹のベールに包まれた状態で、以前歩いた愛鷹、位牌、越前岳等の前衛の山は富士の山影と溶け合って薄墨で描いたように一体となっており、個々の判別が難しかった。
 船原峠から道なりに進み土肥へ通じる山路へ踏み込む。途中で誤りに気付き引き返すが1時間程のタイムロスを生じた。峠のベンチで弁当を摂り爾後を検討の結果、トトちゃんらの申し出で峠から舗装車道を下った大曲茶屋からバスで修善寺へ行く事になった。その後、夫婦連れの車に便乗の声を掛けられ、達磨山展望台や他の観光スポットを案内されたドライブに、それなりの充実した時間を楽しむことができたようだ。
東海(静岡) 天城山脈〜伊豆山稜線
伊豆山稜線歩道とは、天城峠から修善寺虹の郷までを結ぶ全長43km。 今回の歩いたコースは、天城山と伊豆山稜線の天城峠から戸田峠まで

天城山四兄弟とは、長男(だるま)達磨山、次男(ばんじろう)万次郎岳、三男(ばんさぶろう)万三郎岳、四男(ちょうくろう)長九郎山、と言われており、今回は四男をのぞく三兄弟を巡った。
ダンちゃん(L) 1080 ローズ トトちゃん M OG
■11月15日 (火)
小倉 20:23 ⇒(新幹線/さくら)・・21:59 岡山 22:34 ⇒(サンライズ)・・
■11月16日(水)
・・5:43 熱海 5:50 ⇒(JR)・・6:13 伊東 6:30 ⇒(ジャンボタクシー)・・7:00 天城高原登山口
■11月16日 (水)
天城高原登山口 (1040m) 7:25 → 9:00 ▲万二郎岳 9:30 → 10:45 ▲万三郎岳 (1406m) 11:15 → ▲小岳 11:45 → 白田峠 13:10 → 八丁池 14:10 → 上り御幸歩道入口 14:25 → 向峠 16:40 → 17:55 旧天城峠トンネル (720m) 18:00 ⇒ (民宿迎車)・・18:30 湯ヶ島温泉 民宿 しきや (泊)

■11月17日 (木)
湯ヶ島温泉 民宿 しきや 06:30 ⇒ (民宿送り)・・旧天城トンネル 7:00 → 天城峠 (830m) 07:35 → 09:25 二本杉峠 09:35 → ▲三蓋山 (1013m) 10:50 → 猫越峠 (1035m) 12:50 → 14:20 ▲後藤山 14:30 → 仁科峠 (895m) 15:10 → 15:50 西天城高原牧場の家 (泊)

■11月18日 (金)
西天城高原牧場の家 (825m) 05:15 → 05:50 仁科峠 (895m) 06:00 → 08:05 ▲魂の山 (933m) 08:20 → 11:25 船原峠 (570m) 12:40 → ▲伽藍岳 13:50 → 14:50 ▲達磨山 (982m) 15:00 → 戸田峠 (730m) 16:00 → 16:20 達磨山レストハウス 16:30 ⇒(タクシー)・・伊豆長岡温泉 金城館 (泊)
■11月19日 (土)
伊豆長岡温泉 金城館 8:36 ⇒(バス)・・伊豆長岡 9:15 ⇒(伊豆箱根鉄道)・・9:36 三島 9:45 ⇒(新幹線/ひかり)・・11:57 新大阪 12:06 ⇒(新幹線/さくら)・・14:23 小倉

★1080 記★
 「ガタンゴトン」と寝台列車に揺り起こされるのは20数年ぶり。昔、剣道七段試験を受けるのに仕事の後に防具を担いで寝台の床に就いたのを今でも鮮明に覚えている。ちょうど20年前と重なる時期に登山するとは思ってもみなかった。ましてや100名山天城山を。今回の山行は、計画書をもらった時に、自分なりに訓練登山を計画した。皿倉山、城山、その他の低山をリュック13㎏を担ぎ鍛え準備してきた。

■15日 小倉発の新幹線で発ち、岡山で夜行特急サンライズに乗り換え移動。 寝台の形式は、通路を端に2段式、並列板張り。昔から随分変化して最高の寝台列車に乗れてこれだけでも感謝。

■16日 熱海で在来線に乗換え伊東駅へ。タクシーで天城高原登山口へ着く。天城山は総称で最高峰の万三郎岳と万二郎岳が連なる伊豆の主脈である。適度な勾配を歩き万二郎岳に着いた。そこからはなだらかなトレイルが続く。途中”馬酔木のトンネル”に出会う。「となりのトトロ」が浮かんできた、目にも足にも優しい登山道である。万三郎岳山頂は特に景色が良い訳ではないが、天城山の最高峰である。ほとんどの登山者はここで戻るのだが、我々は西行して行く。八丁池は、断層がずれた事により窪みができた池でモリアオガエルの産卵地で知られる。天城峠から15分ほど下った旧天城隧道の近くのバス停に着く予定だったが、1時間ほど遅れたので間に合わず旅館の方に迎えに来てもらい移動した。その間ヘッドランプで歩き、日が暮れる時間の速さにも怖さを感じる体験ができた。

■17日 湯ヶ島温泉の民宿「しきや」から、一旦天城トンネルまで送って貰い天城峠まで登り返して伊豆山稜線歩道に入る。ブナの森の豊かさは随所に観れ、天に昇るような巨木、蛇の様に曲がった樹や寝そべるような倒木等様々に感無量。二本杉峠、三蓋山、猫越峠から仁科峠へ。車道を下り、西天城高原牧場の家に着き一息。そこで観る駿河湾の夕日は美しかった。

■18日 早朝4時起床、5時に牧場の家を出発。ヘッドランプ装着、仁科峠まで戻る。 今日のルートは、ササ原で西伊豆スカイラインに沿って北上、富士山目指して歩くコース。 土肥峠過ぎから道路脇を歩く。伽藍山は車道の横、古稀山から富士山の絶景スポットに入る。達磨山を右に富士山の景色は最高であった。達磨山に着く。真正面に駿河湾をまたぐ富士山もさらに素晴らしかった。酔いしれるのも束の間、この山旅も終わろうとしている。小達磨を通過し戸田峠着。だるま山高原レストハウスまで歩き、タクシーで長岡温泉「金城館」に着いた。 旅行支援による宿泊手続きに手間取ったが、温泉で汗を流したあとホールでのバイキングと飲み放題に腹を満たし疲れを忘れる。

■まとめ 今回の伊豆稜線歩道の完歩は、これからの山行の基盤となり自信がついた。 企画していただいた合田さんに頭が下がるばかりであった。同行の方々にも大変お世話になりいつもの言葉ですが、誰一人怪我無く山旅を終えたことに感謝する次第である。有り難う。そしてさらば富士山!さらば伊豆の国市「義時の里」!


 【会山行】 2022年 11月 6日 (日)  青螺山 (618m) 〜 黒髪山 (516m)
 低山だが豪壮な岩峰の縦走 黒髪山は九州100名山

タイム 6時間15分 距離 6.0km 累積標高差 778m
九州(佐賀) 黒髪山地
じゅんちゃん(L) ムック いちりんそう キャサリン AKI しまちゃん 1080 はっちゃん
浅木 6:30 ⇒ 鞍手IC・・九州縦貫自動車道・・長崎自動車道 ⇒ 波佐見有田IC ⇒ 8:35 竜門キャンプ駐車場 8:47 → 9:58 牧の山分岐 → 10:08 青牧峠 10:18  → 11:04 青螺山 11:15 → 11:52 青螺御前 → 12:15 見返り峠 12:25 → 12:30 雄岩 → 13:10 黒髪山 13:37 → 13:52 蛇焼山 → 15:00 竜門キャンプ駐車場 15:20 ⇒ 19:30 浅木
ツワブキ
★1080 記★

 今年の4月29日、3年ぶりに開催された波佐見陶器まつりの初日に行き、かなりの掘り出し物を買った。「食卓・カフェショップに飾る波佐見焼」「料亭に似合う有田焼」と対照的両者である。帰途、この地区に黒髪山が存在しているのは知っていて、気になっていた。今回、青螺山・黒髪山の山行が計画され、心待ちにしていた。
 「竜門山の家」とトイレの間を通り、橋を渡り遊歩道から青牧峠へ。その先、気持ちの良い照葉樹林帯を進むと、やがてロープや木の根をつかむ苦しい登りとなり、青螺山の山頂に立つ。黒髪山系の最高峰で、眺望が良く、眼下には伊万里市の風景が広がっていた。
 青螺山からは、かなりの急坂を下り、青螺御前を経て「見返峠」に到着。直進すると、すぐに雌岩の分岐があり、岩場まで往復。黒髪山に近づくと急坂や、梯子・鎖場がありスリリングな岩登りで、天童岩の上、すなわち黒髪山の山頂に到着。切り立った岩場からの展望は素晴らしく、浮嶽、天山、経ヶ岳などが見渡せた。そこで昼食を済ませ、西側に延びる尾根を行く。蛇焼山を通過し、「後の平」で尾根と別れて下ると、見返坂からの道と合流し、しばらく竜門峡を進むと「竜門山の家」へと戻る。
 「山頂はまるで岩の砦。壮大なパノラマを求めての黒髪山」「最強低山の黒髪山」と評される言葉の通りで、強い感銘を受けた。


 【会山行】 2022年 10月 30日 (日)  根子岳東峰 (1408.1m)
 阿蘇五岳の一つで紅葉の名所 今が見どころ

タイム 4時間20分 距離 4.6km 累積標高差 652m
九州(熊本) 阿蘇山
M(L) ムック じゅんちゃん キャサリン AKI しまちゃん なべさん はっちゃん ゴン
古賀SA 7:15・・九州自動車道・・熊本IC ⇒ 国道57号 ⇒ 県道325号 ⇒ 9:45 大戸尾根登山口駐車場 9:55 → 大戸尾根登山口 10:10 → 12:10 根子岳東峰 12:25 → 12:35 昼食 13:00 → 大戸尾根登山口 14:00 → 14:15 駐車場 14:30 ⇒ 15:10 阿蘇坊中温泉「夢の湯」16:00 ⇒ 国道57号 ⇒ 熊本IC・・九州自動車道 ・・休憩/玉名PA (解散) ⇒ 各地
放牧された牛のそばを通る ヤマラッキョウ ススキ
★M(L) 記★

 この山行の一週間前に九重の紅葉でお腹いっぱいになったはずなのに、今回の根子岳の紅葉 も別腹に入れることが出来ました。今までで一番の紅葉に恵まれた1年になりました。九重の紅葉 は大きな『野山の錦』でしたが、根子岳の紅葉はそれと違って、小規模ですが谷の一本一本の 木々がそれぞれに赤、黄色と紅葉して、色とりどりの金平糖を散りばめたようでした。紅葉の真っ盛りの時期に山行ができてよかったと思います。
 山頂は狭いながら360度の大展望があり、とても 天気がよかったので、九重連山、祖母傾山山系、九州脊梁山地、はるか英彦山などを見渡せました。360度の展望といっても隣には、阿蘇五岳の高岳が鎮座しているので、雲仙の方は見えません。登山道は、少し滑りやすい急登でしたが、時間より早めに下山して、ゆっくり温泉に入ることができました。
 反省点は、根子岳の駐車場は、以前に比べ拡大したものの、時間の頃合いで駐車場はいっぱいになっていました。無理をしてあまり条件のよくない路肩に止めましたが、少しだけ遠い他の駐車 場や、もっと停めやすい路肩を事前に見つけておけばよかったと思いました。


 【会山行】 2022年 10月 23〜24日 (日)  大船山 (1786m) / 三俣山 (1744m)
 大船山御池の紅葉を満喫し、三俣山5峰を周回

タイム 16時間03分 距離 19.1km 累積標高差 1736m
九州(大分) 九重連山
AKI(L) カメさん ムック じゅんちゃん M はっちゃん ゴン ももんがSP ガンコちゃん
■10月23日 (日)
鞘ヶ谷 6:35 ⇒ 山路IC・・都市高速・・小倉東IC ⇒ 東九州自動車道・・8:01 由布院IC ⇒ 8:23 JA飯田高原 8:41 ⇒ 8:57 長者原 9:13 → 11:03 雨ヶ池 11:09 → 11:58 坊ガツル/昼食/ザックデポ 12:23 → 13:56 段原 14:05 → 14:29 大船山・御池 15:00 → 15:23 段原通過 → 17:05 坊ガツル/荷回収 17:29 → 法華院温泉山荘・・18:00 夕食/入浴/就寝

■10月24日 (月
法華院温泉山荘 6:03 → 7:13 スガモリ越/ザックデポ 7:30 → 8:27 三俣山IV峰 8:32 → 8:48 南峰 8:57 → 10:00 北峰 10:10 → 10:44 本峰 10:54 → 11:19 西峰 11:25 → 11:53 スガモリ越 12:07 → 13:10 スガモリ分岐 → 13:50 長者原 14:13 ⇒ 14:21 まきばの湯 15:16 ⇒ 由布院IC・・山路IC ⇒ 17:35 鞘ヶ谷 (解散)
★AKI(L) 記★
 初日、長者原は満車だが臨時駐車場で助かる。いつも見える三俣山は雲の中だが、紅葉は最高で、大船山の下山者も大勢。雲も切れ、山頂も御池も最高の景色で疲れも吹き飛ぶ。法華院で楽しい夕餉と温泉でゆったり気分に。
 2日目、朝食を弁当に代え6時出発。三俣5峰回り。南峰⇒北峰⇒本峰は初挑戦。急降下と急登が続く。時折雲間から紅葉の大絶景。大鍋、小鍋、本峰も良く見えた。下りにアラレが降り出し、下山はドロドロの黒土で「久住汚れ」に。心に残る山行だった。

★一般 Aさん 記★
 芹洋子さんの「坊がつる讃歌」を聞いていつか行ってみたいと思っていた九重登山。法華院山荘で一泊の計画と知り、ユーチューブで見た秘湯に泊まれるとワクワクし、ぜひ参加したいとお願いしましたが、詳しい計画書をみて、初心者の私たちに登れるのか不安でした。23日(日)は暑いくらいの快晴で、なんとか坊がつるにつき、昼食後に大船山登山。 頂上につき紅葉の絶景を見ると疲れも吹き飛びました。 一番いい季節に登れてラッキーでした。 法華院温泉も気持ちよく疲れも取れました。
 24日(月)は、朝6時から三俣山を目指しました。 私たちの体力を考慮して会員の方とは 途中から別行動に、昨日とは打って変わって気温も上がらず、ガスがかかって せっかくの景色もみえません。 でも、不思議と山頂に着くと晴れ間がでて絶景が見られるという、ラッキーな事もありましたが、お昼を食べていざ下山という時にみぞれ混じりの雨が降り出し初のカッパを着ての下山道はぬかるみ服もドロドロ、忘れられない経験となりました。山の優しさと厳しさを感じた登山でした。


 【会山行】 2022年 10月 10日 (祭・月)  八方ヶ岳 (1,052m)
 九州百名山を登る

タイム 6時間24分 距離 9.6km 上り 864m / 下り 888m
九州(熊本) 筑肥山地
カメさん(L) いちりんそう りきちゃん じゅんちゃん キャサリン AKI しまちゃん なべさん はっちゃん ゴン
九州自動車道古賀SA 8:00・・菊水IC ⇒ 県道 16号 ⇒ 国道325 ⇒ 県道9号 ⇒ 市道 ⇒ 林道 ⇒ 矢谷渓谷  ⇒ キャンプ場駐車場 9:42 → 10:37 矢谷橋登山口 → 穴川との分岐 → 13:11 八方ケ岳山頂 (昼食)13:43 → 山の神分岐 → 15:50 矢谷橋登山口 → 16:10 キャンプ場駐車場 ⇒ 各地
ジンジソウ マツカゼソウ ママコナ 他

★じゅんちゃん 記★
 九州百名山の八方ヶ岳に登りました、以前、国見山山頂から八方ヶ岳を眺めたときから、どんな山だろうと今回の山行を楽しみにしていました。矢谷キャンプ場駐車場からスタートします。沢沿いの道は気持ちが良くて、男滝、女滝を眺めながら歩きました。夏場はウォータースライダーのように遊べるようで、自然の中で子供たちが遊ぶ姿が、目に浮かびました。
 上りは沢コースでした。沢から離れて、徐々に高度が上がると、巨木、大岩が現れますが、大岩には祠があり、山頂の祠とあわせて信仰の山なのだと思いました。巨岩を抱き込むように木々が繁り、雰囲気のある自然林を抜けて山頂へ。曇りだった天気も回復して、山頂に着く頃には晴れてきました。山頂は草原で、展望もよく阿蘇や小袋山が遠くに見えました。
 下りは山の神コースから下りましたが、薮、いばらゾーンはトゲトゲが立派過ぎて、通過するのが結構大変でした。りきちゃんが薮退治に頑張ってくれて助かりました。長袖、手袋、帽子は必携です。なんとか被害は少なく通り抜けて、林道から登山口へ戻りました。途中で山行目的でもあった、ハサミ岩への登り口がありましたが、時間の都合で登らず残念でした。
 帰宅してからネットでハサミ岩を検索しましたが見る方向で全く形が違いよくわかりませんでした。北尾根コースから登った方が途中から八方ヶ岳の山頂やハサミ岩が眺められたようなので、機会があればそちらからチャレンジしたいと思います。紅葉はまだでしたが、お花がたくさん咲いていて、花博士の葉山さんに名前を色々教えてもらい楽しかったです。

★カメさん(L) 記★
 矢岳渓谷駐車場から登山口への道探しに時間を摂る。5、6年前の記憶を探りながら現在と比較して、差異が気になるが、5、6年も経てばコースの状況が変るのは当たり前、記憶だって当てにならない。 あまり過去の記憶に固執せず現状を見て判断することにする。山頂着が1時間1分遅れる。32分間昼食と休憩を摂り、山の神方面に下山開始。登山道は荒れて側面が崩れ道幅が狭く気が抜けない。 分岐からはイバラの中に進み、なんとか無事下山した。


 【会山行】 2022年 10月 2日 (日)  天山 (1046.1m)
 広大な草原の山頂と雄大な展望を楽しむ

タイム 5時間1分 距離 7.5km 累積標高差 451m
九州(佐賀) 筑紫山地
ムック(L) じゅんちゃん カメさん AKI しまちゃん なべさん はっちゃん ゴン M
古賀SA 7:50・・(長崎道)・・小城スマートIC ⇒ 44号 ⇒ 290号 ⇒ 9:10 七曲峠登山口 9:20  → 11:52 天山(昼食)12:32 → 七曲峠登山口 14:19 ⇒ 各地
マツムシソウ リンドウ トリカブト 他

★ムック(L) 記★
40数年前に登った天山にもう一度登りたいと思って山行希望を出しました。秋の花がいっぱいの時に計画できてラッキーでした。 七曲峠からの登りは緩やかで歩きやすかったのですが、樹林帯を抜けると日差しが強く、汗をかきました。広々とした山頂は花の写真を撮ったり、虫取り網を持つ人など登山者がいっぱいでした。

★はっちゃん 記★
10月2日、久しぶりの天山登山。季節は秋だけれど、夏日の今日は日差しが強く暑い。七曲峠の登山口から登り始める。木々の生い茂った登山道をゆっくり登る。山頂近くになると木立がなくなり笹原が広がる 笹原の中に秋の花がちらほら見え始めた。マツムシソウ、リンドウ、トリカブトなど。広々とした山頂も花がいっぱいで、花を鑑賞しながら、確実に秋の訪れを感じた天山での一日でした。

★AKI 記★
久々の天山山頂は多くの人出で賑わう。皆さん花の撮影、私は花より団子・・かな


 【個人山行】 2022年 9月 15日 (木) 〜 18日(日) 立山連峰(3,015m) 〜 剱岳(2,999m)
 立山連峰縦走と剱岳登頂 紅葉と岩を楽しむ

タイム 22時間31分 距離 20.4km 累積標高差 2,311m
中部(富山) 飛騨山脈
日本百名山
カメさん(L) AKI じゅんちゃん
■15日(木)
小倉駅新幹線 19:46 ⇒ のぞみ76号・・名古屋駅 → 名古屋駅太閤通南口JR高速バス 23:30 ⇒
■16日(金)
⇒ 富山駅 4:50 → とやま電鉄 5:23 ⇒ 6:14 立山駅  → 立山アルペンルート 7:00 ⇒ 7:07 美女平 7:40 ⇒ 8:30 室堂 → 登山口 8:45 → 9:42 一の越 9:47 → 10:45 立山 (雄山) 11:06 → 11:15 大汝山 11:21 → 11:22 大汝休憩所 11:43 → 11:50 富士の折立 12:19 → 12:51 真砂岳 13:13 → 13:55 別山 14:11発 → 14:13 北峰 14:27 → 15:00 剣御前小舎 15:03 → 16:27 剣岳荘 (泊)

■17日(土)
剣山荘 5:21 → 7:12 前劔 7:43 → 8:24 避難小屋 8:46 → 9:02 剣岳山頂 (朝食) 9:55 → 10:08 避難小屋 10:43 → 11:13 前劔 11:28 → 12:46 剣山荘 13:42 → 15:28 剣御前小舎 15:43 → 剣御前山 15:46 → 16:00 剣御前小舎 (泊)

■18日(日)
剣御前小舎 5:05 → 5:08 剣御前山 5:19 → 5:28 剣御前岳 5:44 → 6:06 剣御前小舎 6:34 → 7:50 雷鳥沢野営場着 7:51 → 8:19 雷鳥荘 8:21 → 8:43 みくりが池温泉 8:52 → 9:07 室堂バスターミナル
■20日(日)
室堂バスターミナル 10:00 ⇒ 10:07 立山駅 11:51 ⇒ 富山駅 ⇒ 13:14 あいの風とやま鉄道 ⇒ 14:16 金沢駅 14:20 ⇒ 17:00 新大阪駅着 17:18 ⇒ 19:38 小倉駅
★AKI 記★

 9月15日 (木) 午後7時、戸畑駅出発。小倉から新幹線で名古屋へ。夜行バスで16日(金)朝5時前に富山着。始発の乗客は、殆どが登山客。車窓から立山・剱岳を眺めながら立山へ。 駐車場は満車。ロープウェーは切符を買う人の列。美女平からバスで室堂に8時着。好天に恵 まれた立山連峰の雄姿を見て9時前登山口を出発。
 寝不足と暑さで登りが辛い。一ノ越からいよいよ雄山へ。調子は上向きに。11時前に登頂。 多くの人だが、縦走路に入るとまばらに。ここからずっと 360度の大展望。右手に後立山連峰、 眼下に黒部ダムを望み、大汝、富士ノ折立、真砂岳、別山と縦走。ついでの別山北峰から眼前 の剱岳は、とりわけ立派。「明日登るのか」と武者震い。剣御前小舎を経由し宿泊地・剱山荘に 午後4時半着。シャワーの刻限5時に間に合う。
 17日(土) 朝3時過ぎ、出発する人のヘッドランプで目覚める。6時前にサブザックで出発。荷が軽い。 小屋横が登山口。まず一服劔だが人込みで一服できず残念。登りは鎖場が9か所と30cm×4mの足場板。 7番でカラビナの練習。9番「カニのたてばい」は緊張した。落ち着いて慎 重に登れば、足場はしっかりしているので、恐怖はなかったが、とにかく必死に登った。
 9時、剱岳山頂。多くの人で、記念撮影も順番待ち。360度の大展望を満喫し昼食後下山。10番「カニのよこばい」と梯子も無事通過。足場はしっかりしている。下りも険しく長い。とりわけ前剱から一服剱は急坂の岩場が長く続いた。
 昼1時前に剣山荘に到着。ここから宿泊する 剣御前小舎までは、重い荷物で、長く感じた。3時半到着。小屋の眼前の剱御前山に登る。5時の夕食に間に合いそうにないので奥の剱御前は翌日に回した。張り詰めた緊張が緩み、酎ハイが一際うまい。ご飯もお代わりしてたくさん食べた。
 18日 (日) 5時出発。剱御前山、剱御前の2座をピストンし6時半に下山開始。雷鳥沢野営場までの下りは長く感じた。 さらに登り階段は、結構な長さで、きつかった。みくりが池を回ってや っと室堂到着9時。山行は終了だが帰路の交通が気になる。
 バス、ケーブルカー、富山電鉄と乗り継ぎ富山着。金沢行に、ぎりぎり飛び乗り、列車の中 で切符を買う綱渡り。 台風でJRは大混乱。帰れるのか。新大阪ではみどりの窓口に長蛇の列。運よく何とか予定通り小倉に定刻到着。 しかし在来線、バスはすべて運休。弟に迎えに来てもらい、予定通り午後8時前に戸畑帰着。
 夢のような、そして忙しい山行だった。


 【会山行】 2022年 9月 10日 (土) 〜 11日(日)  1. 彦岳(639.3m)/  2. 傾山(1605m)
 1. 海風爽やかな日豊海岸の絶景が楽しめる山
 2. 日本三百名山 不揃いな岩峰の頂へ

タイム 3時間56分 距離 5.7km 累積標高差 537m


タイム/8時間51分 距離 8.6km 累積標高差 1151m
1.九州(大分) 津久見市
2.九州(大分) 祖母傾山地
M(L) AKI りきちゃん なべさん はっちゃん ゴン
■10日(土)
鞘ヶ谷駐車場 6:30 ⇒ 都市高速・・東九州自動車道・・(別府湾SA)・・大分県自動車道・・津久見IC ⇒ 9:06 彦岳登山口 9:18 → 11:23 彦岳山頂 (昼食) 11:52 → 12:55 彦岳登山口 13:27 ⇒ 13:34 コープつくみ (買出) 13:58 ⇒ 15:14 白山川キャンプ場 (泊)

■11日(日)
白山川キャンプ場 6:08 ⇒ 7:15 冷水登山口 7:27 → 10:01 東傾山 10:09 → 11:01 そで尾 11:10 → 12:25 傾山 (昼食) 12:40 → 13:30 そで尾 13:41 → 14:23 東傾山 → 16:26 冷水登山口 16:46 ⇒ 米良IC・・大分自動車道・・(18:45 別府湾SA / 夕食 19:17)・・ (同上)  ⇒ 20:37 鞘ヶ谷駐車場 (解散)
ガマガエル アカトンボ
★ゴン 記★

 初日の彦岳に向けて、リーダー以下6名、セレナ号で一路津久見に向かった。気になる天候だったが、登山口は見事な秋晴れ、これも赤シャツ晴れ男の御利益か。
 早速、登山準備にとりかかる。「明日に向けての体慣らしや」「気楽に行こうぜ」といった声が聞こえてきた。キャリアの浅い自分には、一瞬、空気が重たく感じられた。 案の定、「今日は、先頭ね」という、極めて明瞭、簡潔な指示がリーダーから下りてきた。「ゆっくりペースでいいよ」「息が上がりそうになったら、ペースダウンね」といった周りの助言を受けながら、初めての先頭役を担った。
 登山道は概ね歩きやすく、尾根道に入れば心地よい風が吹いていた。順調に進んでいたつもりだが、どこかでペース配分がマズかったのだろう、 山頂までもうひと登りというところでバテてしまった。10分程の休憩で息を整え直し、どうにか山頂に着いた。山頂からの眺望は、リアス式の日豊海岸、佐伯湾、工場群、市街地そして四国の沿岸も眼下に広がり、それは絶景だった。写真も撮り、腹ごしらえも済ましたところで、下山にとりかかった。
 また先頭を任された。下りとなれば気分的にも楽で、軽快に歩を進め(「下りは饒舌やねえ」、と皆から冷やかされた)、無事に駐車場に着いた。この日の宿となるキャンプ場では、最初にシャワーを浴び、心身ともにスッキリした状態で、リーダーが持ってきたコンロを囲んで、アルコールも入れながら焼き肉をした。楽しい夕餉だった。
 翌日はキャンプ場を6時30分に出発し、傾山に向かった。 雨、霧の予報が出ていたが、登り始めて暫くの間は雨もなく、今日も晴れ男の御利益かと期待していたが、2時間ほど経つと雨が降り始めた。その後、雨足も強くなったので、「そで尾」で全員カッパを身につけた。
 この傾山は荒々しい形容で、途中、鎖、ロープがある岩場の急傾斜が4~5箇所あった。また、雨で足場が滑りやすくなっていたため、前日とは違い慎重に登って行かなければならなかった。 お互い、「ここは滑るよ」「ここはゆっくりね」などと声を掛け合いながら山頂に辿り着いた。
 山頂からの眺めは、一面の霧であった。これも山登りだ、これからの登山シーズンに向けての鍛錬だと言い聞かせて、ひと休憩の後、来た道を下り始めた。 下りは、岩場、地表に張り出している木の根がより滑りやすくなっていた。登りの時以上にお互いの声掛け、慎重な足運びを心掛けた。途中、木の枝に張り付いている道標が見当たらず、 一旦戻ったり、GPSでの位置を確認したりすることも数回有ったが、 ケガもなく無事駐車場まで下山することができた。上り、下り併せて8時間程の山行であったが、そこは自然の中、時折聞こえる鹿の鳴き声、大きなカエルとの出会い、 周囲のブナやヒメシャラといった自然林に包まれることで、心の洗濯が出来た。