【自主山行】 2022年 8月 27 (土)  立花山 (367.1m)
 サンセットとナイトビューを楽しむ

タイム/2時間36分 距離/2.6km 上り/330m 下り/330m
九州(福岡) 福岡市東区、糟屋郡新宮町および久山町
ムック(L) いちりんそう みっちゃん じゅんちゃん AKI しまちゃん なべさん M みやまきりしま ゴン 一般2名
17:30 立花口駐車場 17:45 → 18:45 立花山山頂 (軽食)・・(19:00頃 日の入り)・・19:35 → 20:20 立花口駐車場
ヤブミョウガ
★ムック 記★

  立花口登山口をゆっくりペースで出発、途中1回の水分補給時間を取り、予定通り1時間で山頂着。少し雲があったが、きれいな夕陽を見ることができた。各々食事やノンアルビールを楽しんでいると、眼下に福岡市の夜景が浮かび上がってきた。登りは汗をかいたが、山頂は涼しい。夏の終わりが近いのかと感じた。そろそろ下山をという時、新宮付近で花火が上がっているのが見えた。下山はヘッドライトを着けて慎重に!12名で連なって歩くと足元も結構明るく、声かけあってスムーズに下山できた。会員外の方2名も楽しんでいただけたようだ。ナイトウォーク、次は小文字山や皿倉山もいいかもしれない。


 【個人山行】 2022年 8月 20 〜 23 (火)  鹿島槍ヶ岳(2889.1m)~ 爺ヶ岳(2669.8m)
 後立山連峰の盟主鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳を目指す

タイム/21時間26分 距離/21km 上/2549m 下/2282m
中部(長野・富山) 飛騨山脈 (後立山連峰)
はっちゃん(L) カメさん ムック M
■8月20日(土)
JR小倉駅 8:55 ⇒ (のぞみ14号)・・11:59 JR名古屋駅 13:00 ⇒ (しなの13号)・・15:05 JR松本駅 15:24 ⇒ 16:21 JR信濃大町駅 → 竹のや(泊)
■8月21日(日)
竹のや 6:00 ⇒ (タクシー)・・6:30 大谷原登山口 6:32 → 7:54 西俣出会 → 10:49 高千穂平 (昼食) 11:19 → 13:09 赤岩尾根分岐 13:13 → 13:28 冷池山荘(泊) *歩行時間(休憩含む)約7時間
■8月22日(月)
冷池山荘 6:00 → 7:20 布引山 7:30 → 8:40 鹿島槍ヶ岳南峰 8:50 → 9:53 北峰 10:03 → 10:56 南峰 11:12 → 布引山 → 12:57 冷池山荘 (昼食)13:35 → 13:54 赤岩尾根分岐 → 爺ヶ岳北峰 → 15:24 中峰 → 15:49 南峰 → 16:38 種池山荘(泊)※歩行時間(休憩含む)約10時間30分
■8月23日(火)
種池山荘 6:00 → 9:10 柏原新道登山口 ⇒ (タクシー)・・9:30 大町温泉郷「薬師の湯」(入浴) 10:45 ⇒ (タクシー)・・11:00 JR信濃大町駅 12:05 ⇒ 13:02 JR松本駅 13:55 ⇒ (しなの14号)・・16:07 JR名古屋駅 16:47 ⇒ (のぞみ43号)・・19:50 JR小倉駅 解散
ライチョウ 花 他
★はっちゃん(L) 記★

  東北や北陸で大雨警報が出されるなど不安定な天候の中、出発ギリギリまで山行を実施するかどうか悩んだ末、雨にあうことも覚悟して決行した。
 山行1日目:宿を6時に出発し、大谷原登山口から入山し、北アルプス三大急登の一つと言われる赤岩尾根を登り、宿泊地である冷池山荘を目指す。この山行で一番気がかりなコースであったが、この程度の勾配の急登は九州の山でも普通に体験できる。本当に危険で険しい所は梯子が掛けられていて、登山道が整備されていることに感謝です。ただこの急登が延々と5時間以上も続くとなるとやはり厳しい。 蒸し暑い樹林帯の中を脱水症にならないように、30分おきに給水を取り、各々が自分のペースで歩けるように心がけた。この日は、霧が深く視界は悪いが雨にあわなかっただけでもラッキーだったと思う。高千穂平を過ぎた頃から霧の中にダケカンバの木々が多く見られるようになり、白く美しい幹に癒された。冷池山荘に到着して、2時間程たった頃、霧が晴れ、鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳が姿を見せてくれた。登山者が待ち構えたように一斉に写真を撮り始めた。
 山行2日目:朝食後6時に出発。霧が深く、視界はない。歩き始めて30分ほどすると、富山県側から霧が晴れ始め、青空が見え始めた。布引山に到着した頃にはすっかり晴れ渡り、北の正面には今から登る鹿島槍ヶ岳がその雄姿を見せてくれた。西の富山県側には剱岳や立山連峰の山並みが連なり、昨年登った思い出が甦ってきた。南には、爺ヶ岳の三峰と針ノ木岳、蓮華岳、ずっと先には槍ヶ岳や穂高も見通せる。東の長野県側は、あいにく厚い雲に覆われ、下界は何も見えないが、白く輝く雲海がとても美しい。鹿島槍の山頂(南峰)に立つと、期待通り、深い八峰キレットの向こうに五竜岳を見ることができた。この後、吊り尾根を下って北峰に向かう。南峰・北峰間の往復に1時間とっていたが、実際には2時間かかってしまった。岩場の急登で慎重に歩かなければならなかったので、思いのほか時間がかかった。鹿島槍を後にして冷池山荘まで戻り、デポしていた荷物を受け取り、昼食を取った。休憩を取り、お腹を満たした処で、今から爺ヶ岳の三峰(北峰・中峰・南峰)を経て宿泊地である種池山荘を目指して、もう一登りをしなければならない。午後になるとこの辺りは、長野県側からガスが上がってきて、視界が悪くなるとガイド本に書いてあったが、本当に行く手は霧の中で何もみえない。疲れているせいか爺ヶ岳の山頂(中峰)が遠く感じられる。冷池山荘から2時間程歩いてやっと南峰に到着した。少し霧が晴れ眼下にオレンジ色の屋根の種池山荘が現れた時はホットした。到着したのは、予定より2時間遅れとなったが、皆よく歩きました。コロナ禍で山小屋は、定員の半分以下の収容人数しか受け入れてない。登山者としては、ゆっくりできていいけれど、山小屋の経営はかなり苦しいらしく、寄付を募る募金箱が入口に置かれていた。
 山行3日目:朝食後6時に出発するが、雨が降りだしていた。カッパを着ての下山となったが、30分程歩くと雨も止み、カッパを脱いで身軽になり、柏原新道登山口まで一気に降りた。途中多くの登山者とすれちがった。この柏原新道は、傾斜も緩やかで、よく整備されているので安心して歩ける登山道だ。予定通りの時間に登山口に到着し、鹿島槍~爺ヶ岳山行も無事に終了しました。


 【会山行】 2022年 8月 7 (日)  尺岳 (608m)
 暑さに負けず、一年中、山を楽しみたい

タイム/4時間2分 距離/5.4km 上り/519m 下り/520m
九州(福岡) 福智山地
M(L) ダンちゃん カメさん ようちゃん みっちゃん じゅんちゃん AKI ムック しまちゃん イチリンソウ なべさん 1080 はっちゃん ゴン
7:00 竜王峡キャンプ場 7:21 → (赤松尾根) → 9:16 九州自然歩道分岐 → 9:29 尺岳平 → 9:34 尺岳 9:44 → 10:27 四方越 10:30 → 11:23 竜王峡キャンプ場
11:23 竜王峡キャンプ場・・昼食・・ 12:50 解散
シロエビネ カワラナデシコ ヤマタツナミソウ ウツボグサ
★なべさん 記★
  尺岳に竜王峡キャンプ場から登った。先頭がゆっくりペースで歩いてくれたので、尺平まで息も上がらず登れたのは良かった。尺平の東屋を見た瞬間記憶が戻り、九州自然歩道で2~3回通過した事を思い出した。尺岳に登り、普段、遠賀町から見える2つの山の向こうに尺岳があるのがわかり、なるほどとなった次第。
 竜王峡キャンプ場に下りたら、なんとテーブルと人数分の椅子が準備され、ほどなく喉を潤すスイカが出た。その後、薬味たっぷりのソーメンを各人が満喫した。恒例になりつつあるソーメンとスイカの山行が来年以降も続く事を思った。

★イチリンソウ 記★
尺岳には何度か登ったことがありますが今回の赤松尾根コースは初めてでした。この夏は猛暑に負けてあまり山に行っていなかったので初めの急登はきつかったです。でも何とか皆さんについて行けて下りも快適に下りられました。下りたら、車の不具合で登れなかった永田さんがお昼の用意をしてくれていて、すぐにソーメンやスイカの昼食が食べられました。その美味しいこと!朝は早かったけど真夏にはこんな早朝登山もいいなあと、リーダーの計画に感謝でした。竜王峡は家族連れに人気があるようでたくさんの人で賑わっていました。


 【自主山行】 2022年 7月 30 (日)  井原山 (982m)
 キツネノカミソリに会いに行く

タイム/3時間49分 距離/4.7km 上り/455m 下り/463m
九州(福岡・佐賀) 脊振山地
ムック(L) カメさん じゅんちゃん AKI しまちゃん キャサリン なべさん はっちゃん
7:45 水無登山 8:15 → 9:55 井原山 (昼食) 10:37 → 11:57 水無登山口
キツネノカミソリ オニユリ

- - - - - キツネノカミソリ - - - - - - -
ヒガンバナ科の多年生草本球根植物である。クロンキスト体系ではユリ科に分類される。
明るい林床や林縁などに自生する。早春のまだ他の草が生えていないうちに、狭長の葉を球根から直接出して球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には一旦葉を落とす。葉の形や花と葉を別々に出すところ、有毒植物である点ではヒガンバナと共通するが、花の形および葉と花を出す時季は異なる。外用で薬とすることもあるが、決して口にしてはいけない。(Wikipediaより)
★ムック 記★

  7時45分に駐車場に着いたが、すでにいっぱいで、路肩に何とか駐車して出発。登山口からオオキツネノカミソリが咲いていてテンションが上がる!群生地がいくつもあり綺麗!花は若干ピークを超えた感じだが、まだまだ十分に楽しめて、登山客が多い。急登をひと登りして山頂着。有明海、普賢岳がよく見えた。お天気が心配だったが来て良かった!尾根を下り、水無鍾乳洞の入口で冷気を存分に浴びて、帰途に着いた。


 【会山行】 2022年 7月 29 〜 30日 (日)  大雪山 旭岳 (2291m)と黒岳 (1964m)
 北海道の最高峰の大雪山、旭岳の姿見池や日本一のチングルマ群生やお花畑鑑賞
北海道  石狩山地(大雪山系)
日本百名山
ようちゃん(L) りきちゃん TOKO 1080 M ゴン
■初日 7月29日(金)
戸畑駅 6:05 ⇒ 戸畑IC・・北九州都市高速・・長野IC ⇒ 6:50 北九州空港 8:20 ⇒ 9:55 羽田空港 11:36 ⇒ 13:00 旭川空港 13:25 ⇒ 13:30 ワールドネットレンタカー 13:50 ⇒ セブンスターの木 ⇒ 6:05 ケンとメリーの木 ⇒ 15:27 ジェットコースターの道 ⇒ 15:53 ファーム富田 16:40  ⇒ 17:53 アマネク旭川 (泊)

■2日目 7月30日(日)
8:35 アマネク旭川 ⇒ 9:52 旭川ロープウェイ駅 10:20 ⇒ 10:30 姿見駅 → 10:40 第一展望所  → 10:55 夫婦池 → 11:15 地獄谷 → 休憩 (10分) → 14:05 旭岳山頂 14:15  → 16:25 姿見駅 16:40 ⇒ 16:50 旭川ロープウェイ駅 17:26 ⇒ 19:03 層雲峡マウントビューホテル (泊)

■3日目 7月31日(月)
5:32 層雲峡マウントビューホテル ⇒ 5:35 黒岳ロープウェイ (層雲峡駅) 6:00 ⇒ 6:08 ロープウェイ(黒岳駅) → 6:15 黒岳リフト七合目乗り場 ⇒ 6:32 リフト到着駅 6:43 → 7:13 登山道引き返し地点 7:18  → 8:15 黒岳リフト七合目乗り場 → 8:58 黒岳ロープウェイ (黒岳駅) 9:00 ⇒ 9:10 黒岳ロープウェイ (層雲峡駅) 9:28 ⇒ 11:10 ワールドネットレンタカー返却 11:17 ⇒ 11:20 旭川空港(昼食) 13:38 ⇒ 15:20 羽田空港 17:13 ⇒ 18:51 北九州空港 19:22 ⇒ 長野IC・・北九州都市高速・・戸畑IC ⇒ 戸畑駅解散

★1080 記★
  大雪山は北海道中央に20余の峰が連なる広大な山系をさし、主峰「旭岳」は日本百名山で北海道最高峰 (2291m)。アイヌ語で「ヌタクカムウシュペ (川野湾の上にいるもの)」、 また「カムイミンタラ (神の遊ぶ庭)」とも呼ばれていた。

■初日 7月29日(金)
 移動日。早朝5時にりきちゃんが参加者を拾い北九州空港へ。 雲から頭を出した富士山頂を見下ろし、日本一の山に感動した。羽田で乗換え、旭川空港13時前着。レンタカーで半日観光。 リーダーから依頼され、壮大な景色をメンバー全員に見てもらおうと、美瑛・富良野の観光を何度も調べた。パッチワークの路はタバコのCMで有名な「セブンスターの木」 次に日産スカイラインのCMに登場した「ケンとメリーの木」。かなりの人で賑わっていた。蕎麦を食べ南下し、上富良野の"神"道路「ジェットコースター路」。4.5km続く一本道は登っては下りの滑らかな曲線の連続。りきちゃんが助手席で楽しそうにビデオを撮り始めた。 数分後、富良野のラベンダー観光の先駆け的農園「ファーム富田」に到着。時期が過ぎ寂しい鑑賞。例年より早く7月初めから中旬あたりが見頃だったとか。旭川駅前のホテルに着き、夕食は近くの居酒屋で北海道の海鮮料理にビールで乾杯。ウェルカムな初日を終えた。
■2日目 7月30日(日)
 目が覚めると晴天。ラッキー!心も晴れる!心が弾む! チムドンドン! 8時出発。9時に旭岳ロープウェイ乗場。15分で姿見駅。姿見の池周辺散策路では、第1展望台から左手に満月湖、第3展望台から夫婦池 (左に鏡池、右にすり鉢池)の間を抜け、エゾツツジを観ながら歩いた。間近に地獄谷から噴煙がゴォーいうジェット気流のような音を響かせている。元に戻り少し歩くと、姿見の池が左手にあり、第5展望台に。「愛の鏡」は池に写る旭岳の絶景スポット。何度もカメラに収めた。ここから本格的な登山道で「ガレ場」「ザレ場」との戦い。下山の「ザレ場」で何回も滑った。反省点でもある。上り途中には、チングルマの群生地がいたる所にあり、高山植物だが落葉広葉樹で、立派な木だと後に知った。右手の遥か彼方にトムラウシ。手前の山には雪渓が残り、直登する尾根道は頂上まで分かりやすい。地獄谷は2~3千年前の水蒸気爆発で出来た爆裂火口で、現在もモクモクと力強く白い噴煙を上げている。目を何処にやっても飽きない景色で感動の連続だった。 8合目過ぎ「ニセ金庫岩」から左に巻き「金庫岩」。まさに直方形の金庫が立つ!こんな金庫があれば「世界一周・山旅ツアー登山」に行けるかも(笑)数分後、念願の旭岳山頂。絶景で明日登る黒岳が見える!御鉢平を周り黒岳に行く者や、間宮岳、北海岳、中岳と白雲岳経由でトムラウシ縦走者もいる。全ての中心となっている何と素晴らしい山なのか。山想いに耽け下山となる。「ザレ場」との戦い。マムートテトンGTXの限界か靴底が8割すり減っていた。あしびに入った時、北アルプス遠征用として買ったのに、靴底を確認しなかった。新しい靴をおろそう。無事に姿見駅に着き、約2時間で層雲峡温泉に到着。バイキングの夕食後、1日の汗を流し床に就いた。
■3日目 7月31日(月)
 早朝6時発。大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイで5合目。リフトで7合目。曇と強風で山頂はガスっていたが、折角だからとリーダーの判断により、1時間ほど時間ギリギリ登れるところまで、登山して下ることにした。登りの途中すれ違った登山者から「ロープウェイ・リフトが強風で停止」と聞き、すぐさま下山。リフトは停止。7合目から5合目まで約40分徒歩。着くとロープウェイが運良く動き出し急いで乗込んだ。石狩川の浸食で出来た壮大な層雲峡渓谷。この川が札幌まで伸び日本海へ。自然の壮大な力に感銘を受けた。一路旭川空港へ。お土産をゆっくり買う時間も出来た。昼食は醤油バターコーンラーメン。凄く美味しい。生まれて初めて食べる醍醐味を知った。飛行機から夕陽の富士山を見ながら、雲海の素晴らしさを堪能し北九州空港到着。自宅に夜8時半頃到着。


 【会山行】 2022年 7月 26 (日)  小川岳(1542.1m)
 九州百名山の小川岳を目指す「ブナの原生林を歩く」

タイム/5時間46分 距離/9.0km 上り/903m 下り/905m
九州(宮崎・熊本) 九州山地
カメさん(L) じゅんちゃん AKI りきちゃん ムック M はっちゃん
遠賀浅木公園 6:30 ⇒ 九州自動車道・・鞍手IC・・嘉島JCT ・・九州中央自動車道・・矢部IC ⇒ 国道445号・・218号・・県道224号・・153号 ⇒ 10:20 登山口駐車場 → 11:00 農道終点 → 12:00 黒峰分岐 → 13:30 小川岳山頂 (昼食) 14:00 → 15:00 黒峰分岐 → 15:45 農道終点 → 16:00 登山口 16:15 ⇒ 通潤山荘 (入浴) ⇒ 20:25 浅木公園 / 解散
★ムック 記★
  梅雨空だが、何とかお天気が持ちそう。でも風がなく湿度が高い。このコースは九州百名山のガイドブックに紹介されているので歩きやすいのか、と思っていたが、長くてきつかった。
 下山途中から雷鳴が聞こえだし、雨が降り始めた。雷はバリバリ大きい音を立てて怖かった。雷を怖がってか、鹿が鳴きはじめた。雷が鳴るときは前後の間隔をあけて歩くと良い、と純ちゃんに教えてもらった。登山口に着くころには雨と雷は少し落ち着いた。昨年の秋、五ヶ瀬スキー場から小川岳に登ったが、いずれにしても小川岳は九州山地の奥深いところにあるんだと思った。その分、自然が残っており、新緑も苔の緑も美しかった。

★カメさん(L) 記★
毎回、予報に反して天気は回復する。倒木落石で舞岳駐車場までは行けず30分の林道歩きを余儀なくされる。登山道は取りつきから土砂崩れで完全に塞がれている。赤いリボンがついた竹の門から急登登りで回避する。足元が悪い。「登山者の数は少ないので、静かな登山が楽しめる」とガイドブックに有るが、一人も出会う事無く貸切状態山頂で遅めの昼食を摂る頃までは日が差していたが、下山途中から遠雷と雲行きが怪しくなる。短い時間で雨が本降りに成り、近くで雷音がする。肝を冷やす。全員無事下山する。帰りに、温泉に立ち寄り汗を流す。雨と雷に合うがブナの原生林を歩く楽しい山行だった。


 【会山行】 2022年 6月 19 (日)  金山 (967.2m) 九州100名山
 二つの滝を鑑賞し、沢の傍ら歩きを楽しむ

タイム/5時間54分 距離/8.1km 上り/839m 下り/818m
九州(福岡・佐賀) 脊振山地
AKI(L) じゅんちゃん カメさん りきちゃん キャサリン ムック なべさん しまちゃん はっちゃん ゴン
(1) 7:00 鞘ヶ谷発 ⇒ 大谷IC 都市高 ⇒ 九州道 ⇒ 福岡都市高・・野芥IC ⇒
(2) 7:05 海老津 / ファミマ発 ⇒ R3 ⇒ 香椎東IC福岡都市高 ⇒ 野芥 ⇒ 8:04 ローソン東入部店で(1)と合流 ⇒ R263  ⇒ 8:45 花乱の滝P (坊主滝に車デポ 往復25分) 9:10発  → 9:25 花乱の滝登山口 9:45 → 11:12 アゴ坂分岐点 → 14:45 坊主が滝登山口 → 15:05 坊主ヶ滝 15:27 / 解散  ⇒ (花乱の滝P往復25分) ⇒ 17:10 海老津 ⇒ 16:50 鞘ヶ谷
★AKI(L) 記★
  梅雨の晴れ間、下界30度、頂上26度。でも沢沿いの登りは涼しく、渡渉も繰り返し変化に富み、花乱の滝コースを登り楽しかった。下山してから元の登山口まで戻るための40分の林道歩きは酷なので、 りきちゃんとAKIは車移動で滝はパス。下山口の車デポもよかった。

★ゴン 記★
 今日の山行は、登山時の御配慮、漢方の処方等々いろいろとご配慮いただき有難うございました。お陰様で楽しく過ごすことが出来ました。これまで味わったことの無い楽しい体験でした。皆さんのアットホームな雰囲気には感激しました。 人の数が多くなれば纏まるのは難しいとも言われますが、その纏まりの素晴らしさには、ただただビックリしました。体力は正直なところ、周りの方々の域には届いていないなと感じました。


 【会山行】 2022年 6月 12 (日)  十方山 (1318.3m)
 新緑のブナ・トチの森を抜け、十方さえぎるものがない笹原の十方山山頂を目指す

タイム/5時間49分 距離/8.8km 上り/913m 下り/907m
九州(広島) 冠山山地
はっちゃん(L) じゅんちゃん AKI カメさん ムック しまちゃん
6:29 戸畑区鞘ヶ谷 ⇒ 都市高速 ⇒ 中国自動車道(吉和IC) ⇒ 国道186号・・県道296号 ⇒ 9:15 十方山登山口 9:30 → 10:10 瀬戸の滝分岐 → 11:05 五合目 11:14 → 12:33 十方山山頂 (昼食) 13:05 → 14:05 五合目 → 15:13 十方山登山口 15:26 ⇒ 15:37 女鹿平温泉 (入浴) 16:33  ⇒ 県道296号・・国道186号 ⇒ 中国自動車道(吉和IC) ⇒ 都市高速 ⇒ 19:14 戸畑区鞘ヶ谷 解散
ササユリ ヤマボウシ レンゲツツジ アカモノ コアジサイ
★じゅんちゃん 記★
  広島県の山は、あまり親しみがありませんが、冠山、寂地山と山行が続き親近感がありました。広島県では3番目に高く累積標高差もそれなりにあって、ワクワクして登りました。 リーダーのたか子さんの予想通り、ササユリがあちこちに咲き、暑さに疲れながらも写真を撮るうちに、山頂に着きました。登山口から山頂までずっとササに覆われていてビックリしました。巨木も多く、そっと触ってパワーを貰いました。 また木陰歩きだったのが、山頂近くになると広く笹原が広がり、ユリなどの植物もキレイに咲いていたのが、つぼみばかりになったり、種類が変わるなど植生に変化もありました。山頂は名前の通り、 十方→360度視界が広がり、冠山、寂地山、そして遠くに海も見えて楽しめました。瀬戸の滝は時間の都合でカットしたので、機会があれば次回行ってみたいです。

★はっちゃん(L) 記★
 最近、週末は天候に恵まれ、山行も順調に行われています。お陰で私も多くの山行に参加し、春の花を愛で、芽吹きの春を感じ、新緑の山を満喫しています。今回の十方山もブナ・トチ・カエデなどの落葉広葉樹林の美しい山として知られています。 登山口から登山道に入ると、新緑の樹林帯が広がる山歩きとなります。時折爽やかな風が吹き抜ける登山道をゆっくりと進んでゆくと、360度の展望が開ける笹原の山頂に到着する。 山頂から中国山地の幾重にも重なる山並みを見ることができたが、確認できたのは、特徴ある形をした冠山だけでした。陽射しがあふれる山頂は、お花畑でもあるようで、これから夏にむけていろんな花で賑わいそうです。 下りは往路を戻る。下りの樹林帯でざわざわと笹が大きくゆれる現象があり、(熊かもと?)と一瞬ドキッとしましたが、ざわざわが遠のいていったので、ホットしました。時間の都合で瀬戸の滝の見学はカットしましたが、女鹿平温泉に立ち寄り、汗を流すことができました。


 【会山行】 2022年 6月 12 (日)  戸畑自然遊歩道コース
 戸畑夜宮公園菖蒲を鑑賞して、多くの彫刻と出会う北九州美術館まで自然の中をウォーク


九州(福岡) 北九州市戸畑区
はせちゃん(L) ダンちゃん ぢゅうきち いちりんそう ようちゃん みっちゃん スギちゃん TOKO やっちゃん 1080 OB1名
10:00 (1)戸畑駅 → 10:30 (2)しまむら駐車場 (1)と合流 → 10:35 駐車場スタート 10:40 夜宮公園着 (日本庭園としょうぶ園の菖蒲を鑑賞) → 11:30 マルショクでお弁当を購入 11:50 → 12:20 金毘羅公園より「とばた1万歩コース」を歩く → 13:12 北九州美術館到着
ショウブ アジサイ
★はせちゃん(L) 記★
  前日までの雨も上がり、すばらしいお天気に恵まれた ウォーキングでした。ただ菖蒲は、花が終わってしまった 株が多くて、美しい盛りの菖蒲を見ていただけなくて残念 行でした。でも、珍しい(幻の?)黄色い花菖蒲を、私は初めて見ることができて嬉しかったです。
 「とばた1万歩コース」は、日差しの暑い坂道も少しあり ましたが、木立の中の道は涼しい風が心地よくて、歩きながらのおしゃべりも弾みました。
 美術館の入り口への上りの道は、なかなか大変でしたが、見晴らしのいい木陰の芝生で、涼しい風に吹かれな がらの、お弁当とコーヒーと歌の時間は、最高でした。
 1080さんの素敵なギターで、楽しそうに歌う私たちに魅かれて、下の道を通りかかったデイサービスの車がバック してきて、しばらく聞いて行かれ、手を振って見送りました。 「楽しかったね」と口々に言って終われて、嬉しかったです。

★みっちゃん 記★
 私は、戸畑の中原で生まれ育ったのに こんな風に歩いたことは初めてです。 「戸畑」を再発見! あらためて好きになりました。 ふるさとを見直すウォーキング 最高!!


 【会山行】 2022年 6月 4〜5日 (日)  三俣山(1744m) / 平治山(1643m)
 ミヤマキリシマの九重へ、坊ガツルでキャンプ泊の山行


九州(大分) 九重山群
ピトシ君(L) じゅんちゃん カメさん みやまきりしま AKI
■6月4日 土曜日
7:00 スピナ鞘ヶ谷駐車場 ⇒ 都市高速 ⇒ 東九州高速道 ⇒ 由布院IC ⇒ 8:30道の駅 由布院 (店は開店前で、トイレ休憩のみ)・・やまなみハイウェイを九重へ・・ JAおおいた飯田高原ドライブインで買い物・・9:30 吉部駐車場 (1日千円の駐車場はガラガラ、300円は満車 出発準備を確実に行う) → 9:50 吉部登山口 → 11:40 坊がつるキャンプ地 (テントを設営して昼食 良い場所にまとまって設営できラッキー 大きな荷は無くなりサブバッグになる) → 三俣山へ (直登をやめて、すがもり越経由とした) → 12:50 坊がつる → 13:40 すが守越 13:50 → 14:20 西峰の横を通過 → Ⅳ峰 → 14:55 南峰 15:10 → 15:20 本峰 15:30 → 15:45 西峰 15:55 → 16:15 すが守越 → 17:00 法華院山荘 (入浴500円 / 缶ビールも購入) → 18:15 坊がつる・・夕食・・21:00 就寝

■6月5日 日曜日
4:00 起床 / テント撤収 (荷物は避難小屋にデポ)・・5:10 坊がつる発 → 6:05 大戸越 → 6:40 平治山頂 (休憩 / 朝食) 7:15 → 7:55 大戸越 → 8:35 坊がつる (荷物回収 / トイレ休憩) 9:00 → 暮雨滝は通過 → 10:35 吉部 (駐車場のおばちゃんよりコーヒーの接待 雨が激しくなる) 11:00 ⇒ 11:25 入浴 (星生温泉1000円) 12:30 ⇒ 13:40 道の駅 由布院 (昼食) ⇒ 由布院IC ⇒ 東九州道(霧で1区間閉鎖に遭遇) ⇒ 15:40 スピナ鞘ヶ谷駐車場 / 解散
★ピトシ君(L) 記★

昨年に続いての九重の坊がつるテント泊山行であった。天気予報では、2日目の日曜日は昼から雨であるが、適宜予定を変更することにして決行となった。

■6月4日 (土)  天候 晴天
 戸畑区鞘が谷に集合。3ナンバー7人乗りの車1台に5名乗車。荷物は多いがゆったり快適。予定どおり 7:05出発。北九州都市高速 ― 東九州道 ― 由布院IC ― やまなみハイウェイと九重を目指す。 途中、由布院・道の駅で休憩。8:35で店がまだ開いておらずトイレ休憩のみとなる。9:15 飯田高原ドライブイン(吉部・男池に曲がるGSのある交差点)で弁当などを購入。大坂より来たという若者のグループに出会う。 ミヤマキリシマの九重は、全国区の名山であると改めて実感する。9:35 吉部の有料駐車場に到着。 (1泊2日1500円。1日300円の所は満車状態)準備をしっかりして 9:50出発。吉部登山口で登山届を投函。 私には、3年ぶりの九重である。「荷物が重いのでゆっくり歩こう」と言いながら、先頭を進む私が速いペースで歩いてしまう。案の定、最初の標高差100mの急登で息があがりペースダウン、反省。くれぞめの滝には寄らず、 数回の小休止で坊がつるを目指す。坊がつる近くで平治岳への道を探すご夫婦に出会い、予備の地図を渡す。 11:40坊がつるの幕営地に到着。テントは30張り程と少ない。テントを撤収していた方の場所を譲って頂く。水場にもトイレにも程よい距離の場所に、全員まとまって設営出来て幸運であった。 (4張りのテントの出入口が輪になるように配置して、晩の食事も輪になって楽しく出来た)久しぶりのテントも問題なく設営して、手早く昼食を取る。明日の雨予報が噓のような晴天である。 去年は北大船山に登ったので、今年は三俣山となった。当初、坊がつるから南峰に直登を予定したが、浮石の落石が心配されたため、一般的なすがもり越から西峰経由に変更した。 12:50 出発、法華院山荘を通過し北千里ヶ原へ、軽い荷のサブバックになり軽快な山行である。すがもり越 13:40着。休憩後に標高差150mの急登にかかる。西峰の横を通過してⅣ峰から南峰を目指す。 (国土地理院の地図には、Ⅳ峰を通るルートは書かれていない。ヤマップには有った。)Ⅳ峰から南峰への登り返しのルートが少し分かりにくいので注意。14:55 南峰に到着、休憩。遠く由布岳の双耳峰が見える。「お鉢回りをやろう」の声も上がったが、15時からの無理は禁物と却下。本峰へ向い15:20到着。期待したミヤマキリシマの姿は、ほとんど見えない。 今年は虫の被害で『裏年』と聞いていたが、そのようである。今日の三俣山は、登山者もまばらである。明日登る平治岳の様子が案じられる。幕営地の坊がつるへ帰路に入る。西峰 15:45着 15:55発、すがもり越 16:15、法華院山荘 17:00着。ここで入浴( 500円、モンベル会員は400円。外来客の入浴も可能と確認し、伝達していた)入浴後のビールは格別。 ビールを手にしての懇談から、明日の天気と計画見直しに話が進んだ。ビールの勢い?AKIが「夜打ち朝駆けよ!5時に出発。」と大名案を提示。18:15 テントに戻り、夕食の準備。6月は陽が長いので助かる。各自自前の食事だが、輪になっての食事は楽しいものである。次第に暮れる大空には、星も見えてくる。 「4時起床、テントを撤収して避難小屋にデポの後、5時に平治岳に向け出発」を申し合わせる。すると、純ちゃんが「何時でも朝食が取れるように、アルファ米に湯を入れておこう。」と山の知恵を実行。若輩者2人も見習い同様に。 リーダーのスマホに妻よりメールがあり、〚明日の豊後竹田の天気予報は、6時は曇、9時は雨〛との情報。21:00 就寝。

■6月5日 (日)  天候 早朝は晴れ、9時から少雨、11時から激しい風雨
4時前に起床、雨は降っていない。寝袋の収納から荷造りを開始。ヘッドランプの下でテントを撤収、テントが夜露で濡れておらず幸運であった。早めに始動したが、 撤収に手間取り朝食を取る時間が無く、行動食の饅頭を頬張る。パッキングしたザックを避難小屋にデポする。先着のザックが1ケ有る。5:10 平治岳に向けて出発。ライトは不要の明るさになっている。道は抜かるんでおらず良好。早朝のためか登山者は少なく、我々のペースで歩むことが出来る。途中は小休止のみで、6:05 大戸越に到着。まだ雨雲も見えず、順調に進めてひと安心。峠から見上げる尾根に、ミヤマキリシマのピンクの絨毯がちらほらと見える。休憩後、南の峰への標高差150mを頑張って登る。 この時期には大渋滞になる場所だが、「朝駆け」のおかげで渋滞無し。6:34 南峰、6:42 平治山頂到着。 「やっぱりミヤマキリシマは平治岳ですね~」今年は、当たり年の3割程度でしょうか?でも、来てよかった!花の間を縫うようにして西方のミヤマキリシマの絨毯の先に坊がつる・三俣・中岳を一望する場所に移動。 眺望を楽しみながらの朝食となる。晩に湯を入れておいたアルファ米は“五目飯おむすび”となり美味。7:15 下山開始。 大戸越への下りでツアーの一団による渋滞に巻き込まれ、大戸越 7:55。ここで一団を追い越して、少しペースをあげて坊がつるに 8:35帰着。雨がわずかに降り始める。トイレ休憩とザックの回収、濡れる前に雨具を着て 9:00出発。坊がつるに別れを告げて吉部へ向かうコースに入ると、頭上の樹々が雨を遮ってくれ、歩行に支障がない。とは言え、重いザックを荷っての下り道、お互いに注意の声を掛け合いながら歩く。くれぞめの滝には寄らず、10:35 吉部の駐車場に帰着。 あまり濡れずに、車まで戻ることができた。水滴を払いザックを車に積み込み、靴を履き替える。今日はお客がなく手持無沙汰な駐車場のおばちゃんが、全員にコーヒーを振る舞ってくれる。しだいに雨脚が強くなり風も出てくる。"4時起床、5時出発の英断" で平治岳のミヤマキリシマを満喫でき、しかもあまり濡れずに下山できたことを皆で喜び讃え合った。