【会山行】 2020年 10月 11日(日)  火ノ山連山
 岩峰のノコギリ尾根の縦走を楽しむ
中国(山口) 山口市名田島
M (L) なべさん しまちゃん ムック はつちゃん ガタ いちりんそう
8:40〜9:05 山口県立セミナーパーク第8駐車場 → 9:30〜9:35 亀山登山口 → 10:55〜11:10 亀山山頂 → 12:00〜12:30 火の山山頂(昼食) → 13:30〜13:40 陶ヶ岳山頂 → 14:05〜14:10 岩屋山山頂 → 14:30 陶ヶ岳登山口 → 15:00 陶ヶ岳駐車場到着
ハギ
植物ではないけど、道端のヤギ
★しまちゃん 記★
 登山口からざらざら急登が待っていました。亀山・遠下山・梅の木山・火の山・南原之頭・陶ケ岳(観音山)・龍神山・岩屋山 下山と5時間40分で8つの山を縦走しました。自分ながら頑張りましたよ。まあ〜たいへん〜途中で肢にきてガクガクです。1469カロリー消費しました。見方によってはノコギリ屋根と奇岩が多く楽しい山です。
 ススキの穂・萩の花・木の実など秋の気配を感じながら清々しい縦走が出来ました。

★M (L) 記★
 今回で火ノ山連山は3回目のリーダー山行です。たくさんの会の皆さんに火ノ山連山を楽しんでいただけたことを喜んでいます。
 計画では、起点から起点まで、ぐるっと周回する予定でしたが、少人数だったのでみんなの意見を聞いて、2台の車を両方の登山口にデポして長い舗装道路を幾分か省くことができました。コースは前回の逆方向で、ミカン畑から亀山まで急登なうえ暑さのせいで、かなりバテたようです。そのため、体調を崩したメンバーがいて、リーダーを信頼できるムックに任せて、私と2人で下山しました。励ましながら完歩することもよいのですが、 いつでも行ける山なので、無理させずに下山を勧めるのもありかな、と思いました。他のメンバーは最後まで山行を楽しんで、終点で無事に私たちと合流できました。
 火の山の最大の良さは山容が横長く、自分たちの歩いてきた縦走路が見渡せることだと思っています。毎回帰り道、山を眺めては、今日もがんばって登ったよな、としみじみと軌跡を振り返ってみるのです。

 【会山行】 2020年 10月 9日(金)  火の山 (268m) 〜 霊鷺山/よみ、りょうじゅせん (288m)
 近場の低山を歩く
中国(山口) 下関市椋野
みっちゃん(L) なべさん スギちゃん キャサリン M いちりんそう
9:10 JR門司港駅 → 10:15 関門トンネル(人道) 門司側入口 → 10:30 関門トンネル下関側出口 → 11:45〜12:25 火の山山頂(昼食) → 13:20 三差路(パークウェイ入口、霊鷺山、火の山) → 13:56〜14:08 パークウェイ入口 → 14:30 関門トンネル下関側入口 → 14:45 関門トンネル門司側出口 → 14:55 バス乗車 ⇒ 15:05 JR門司港駅

★みっちゃん 記★
 台風の影響を心配したが青空がのぞいていた。9時門司港駅に6人集合。地図を配り、今日の工程を説明した後、コンビニでお弁当購入したり、トイレも済ませて9時10分出発。レトロを抜け、海沿いを歩き、関門橋が見えると布刈神社に到着。参拝して、関門トンネル人道口の少し先の大岩のところまで歩き、海を眺める。海の向こうに火の山や霊鷺山が望める。10時15分関門トンネル人道歩き開始。10時21分、トンネル内の福岡県都山口県の境界線を跨ぐ。10時30分トンネルを出て下関へ渡る。5分休憩。火の山ロープウエーの乗り場から遊歩道に入る。登り始めはジグザクの道をショートカットして、途中からは遊歩道を道なりに登った。 照葉樹の森の中、暑くもなく気持ちの良いはずが、私にとっては久しぶりの山歩きで少し苦しい。他の方はおしゃべりがはずんでとても元気。11時45分、火の山山頂到着。展望台で昼食。海の向こうの九州が一望の下。あれが皿倉、福智山、いや貫山。福智山はこっち。と山々の名前を言い合った。展望の案内図があったが、なんと皿倉山が戸ノ上山の右横に間違って書いてあった。お弁当を食べ、近くにいた方から記念写真をとっていただき、霊鷲山に向けて出発(12時25分)。火の山公園内には、レンガ造りの戦争遺跡等が残っており、戦艦大和の本物の砲弾もあった。霊鷺山ハイキングコースの案内標識があり、いよいよ縦走コースに入る。かなりの傾斜で下るが、舗装され、よく整備されている。この先もずっと登山道は舗装されていて、その上に落ち葉が積もっているが、やわらかい土を踏むことが出来ずに足にとってはかえって良くないと思う。下りきったところにある三差路(霊鷺山へ2.4キロ、パークウエイ入口1.8キロの標識有り)で皆と相談(13時20分)。 この先霊鷺山まで往復5キロ約2~3時間かけて歩く時間はないので、パークウエイ入口方面へエスケイプすることに決定。13時56分パークウエイ入口到着。ここから車道を左右どちらに行くか迷う。結局、どちも行くことが出来るが、同じ道よりも新しいコースをと右へ行くことにする。すぐ広い車道に出て、関門トンネル人道口までストレートで到着(14時30分)。少し休憩後、トンネル内を歩いて戻り、九州へ。トンネル出口そばにあるバス停から、乗車できた。もう皆さん歩く元気はないとのこと。ラッキー! かくして当初の予定通り15時過ぎに門司港駅に到着。電車の中で皆さんの感想を聞いた。  登り下りがけっこうきつくて意外と疲れた。整備され過ぎていた。霊鷺山へは、パークウエイ入口の駐車場に車を止めていつか登りたい。いつも九州から本州を眺めていたが、逆方向の眺めを楽しめた。霊鷺山まで行けなかったのは残念など。  余裕をもって霊鷺山まで行くには7~8時間くらい見ていたほうがよさそうだ。リーダーとして反省!全体としては、始終楽しく歩けて、事故もなく良かった。

 
 【会山行】 2020年 10月 4日(日)  秋の脊振山と尾根歩きを楽しむ
九州(福岡・佐賀県) 背振山地
なべさん(L) りきちゃん なべさん じゅんちゃん しまちゃん ムック はつちゃん ピトシ君 みやまきりしま
6:30 八幡駅前発 ⇒ 国道3号線・・・7:00 海老津駅前・・・国道3号線・・・香椎東IC(福岡都市高速)・・・野芥IC・・・国道263号線・・・県道136号線・・・椎原バス停近くより右折し林道に入る ⇒ 8:40 車谷登山口着  ※『椎原峠登山口入口』の標識を目印にする
8:55 車谷登山口発 → 10:45〜10:50 矢筈峠 → 11:25〜12:00 背振山頂(昼食) → 12:30 矢筈峠 → 13:00〜13:10 唐人の舞 → 13:40〜13:45 椎原峠 → 14:35 椎原峠登山口 → 14:40〜15:00 車谷登山口 ⇒ 野芥IC(福岡都市高速)・・・福岡IC(九州自動車道)・・・八幡IC(北九州都市高速)・・・大谷IC ⇒ 16:30 八幡駅前着
★ピトシ君 記★
 山頂に気象観測のレーダーがあり、幼いころから天気予報で山の名を耳にしていた背振山である。その山に、初めて登ることができました。感謝。
 今回の計画は、登りは車谷コース、下りは尾根歩きの椎原峠コースでした。どちらも歩き易く、渡渉など適度の変化があって、美しい山路を森林浴しながらの楽しい6時間の山行でした。このコースを選んだ立案者に感謝します。
 福岡都市高速道を野芥ICから車谷登山口(標高約400m)を目指した。最後の川沿いの林道1㎞は細く、もしも対向車がくれば離合できないぞと心配しました。対向車もなく無事到着。運転されたなべさんりきちゃんお疲れさまでした。
 車谷コースは、ほぼ真っすぐ南へ3km、川に沿った山道を進み、矢筈峠(標高900m)に至る山路であった。道は、はっきりしており歩き易かった。歩けば少し汗ばむが、時折吹く風は心地よく、秋の訪れを実感した。先頭を行くしまちゃんが、今日は快調なペースであった。途中に数回の渡渉があったが、危険な個所は無かった。沢の岩にはきれいな緑色の苔が覆い、広葉樹の葉は陽の光を受けて若葉のように輝く。一面の緑の景色を楽しめる山路であった。峠が近づくと、ゴロ石の谷路となり、最後は砂礫の急斜面となったが、これを一気に登り、矢筈峠(標高900m)に到着。道標のコースタイム110分より少し早いペースで歩けた。コロナ禍の中、個々のトレーニングの成果である。みんなエライ。
 山頂は薄曇りで、展望はイマイチであった。晴天ならば、どこまで見えるのだろうか。山頂の祠に手を合わせ、今日一日の安全を願った後、昼食となった。

* 追記 帰宅後、山頂の歌碑を調べました
『 肥の国も筑紫の国も大海(おおわだ)も 収めて背振の嶺晴れわたる  登(と)志雄(しお) 』 佐賀(肥の国)の歌人・碇(いかり) 登志雄が詠んだ、雄大な歌です。


 【会山行】 2020年 9月 27日(日)  城山・金山満喫コース
九州(福岡) 宗像市と遠賀郡岡垣町
1.城山(369m) 2.弥勒山(230m)
3.金山北岳(317m) 4.金山南岳(308m)
ムック(L) カメさん なべさん ローリングストーン しまちゃん じゅんちゃん はつちゃん ローズ りきちゃん いちりんそう
9:15 教育大登山口 →(周回路)→ 10:25 城山 → 11:10 石峠 → 12:10〜12:40 弥勒山(昼食) → 13:20 金山北岳 → 13:40 金山南岳 → 14:00 石峠 → 14:30 西登山口 → 城山分岐 → 15:35 教育大登山口
ヤマジノホトトギス

★りきちゃん 記★
 里山の歩きはゆっくりと辺りの景色を楽しみ吹く風に癒され、そこに変化があってと言うイメージだが、ところがどうしてこの山はアップダウンの繰り返しで大変厳しく、もう訓練の山歩きと言っても過言ではない。
 リーダーの企画したルート(幾つかのルートがあるらしい)は一筆書きのコースの山行で長丁場で歩きますと言う。爽やかな北風に吹かれて辺りの雑木林の賑やかさと、蝉(つくつくぼうし)の鳴き声も聞かれ気持ち良い、と皆が絶賛する。だが、そんなに甘くはない。階段の上り下りと、低地あたりは一変して風が吹かないときて、きつさも加わり嘆きの言葉を発し、どっと汗が噴き出す。 然し尾根に上がると再び一瞬で天国に救われたような気がする、正に天国と地獄の繰り返しだ。
 城山に着くと家族ずれなのか登山者で賑わっていた。そこに旧会員と出合い「久し振り!」と談笑のひと時を過ごす。お互い健闘の言葉を掛け合って先に歩を進めた。 暫くして友人を伴ったいちりんそうさんと合流し、揃って山行は続いていく。
 こうしてまあ終了時に約6時間位歩き甲斐があったと思えるようだが、ふと少々勿体ないと感じる事がある。それはこの宗像四塚で素晴らしいと言える眺望の山がないということは非常に残念だ。すぐそこに海があり海岸線あり低山の山がありの絶好の景観なのに。 昨今は健康ブームだというのに山歩きの楽しみを持つ人が増えることを考えれば、もう少し山頂からの景観を考えてほしいものである。

★ムック(L) 記★
 教育大登山口から城山、金山をなるべく遠回りしてめぐろうと考えた満喫コースで、8.4キロ。累積標高856mを休憩を入れて6時間半ほどかけて歩いた。城山への周回路(自然道)と弥勒山周辺の登山路の一部が大雨や台風による倒木で荒れていた。弥勒山はリキちゃんが登りながら、倒れた竹などを片付けて登山道整備をしてくださった。急な登り下りが続くが、 里山ならではの変化に富んだ歩きができたと思う。コロナ禍で会山行の自粛が続いていたが、少しづつ仲間と歩けるようになって、楽しい時間を持つことができた。城山は家から近いのでコースを変えながらよく登っている。低山だが魅力ある山で、みなさんにもいろいろなコースを組み合わせて楽しんでもらいたいと思っている。無事に山行をすることができて感謝です。


 【会山行】 2020年 9月 13日(日)  若杉山(681m) 米の山(593m)
 歴史と信仰の山を巡る
九州(福岡) 三群山系連峰
じゅんちゃん(L) カメさん なべさん ピトシ君 しまちゃん やっちゃん はつちゃん みやまきりしま ムック
7:00 八幡駅 ⇒ 8:30 皿山公園・8:50 出発 → 9:30 登山口 → 11:00 太祖神社 → 11:50~12:15 米ノ山展望台(昼食)→ 13:15 奥の院・若杉山 → 14:35 若杉山登山口 → 若水林道 → 15:15 皿山公園 ⇒ 17:15 八幡駅
ツチアケビ
ホトトギス
ゲンノショウコ
ツユクサ

★ピトシ君 記★
 コロナ禍による外出自粛も徐々に解除となり、感染対策に配慮した活動が再開されつつあります。会山行もようやく再開です。
 秋の爽やかな風が吹き始める9月中旬、福岡市の東方に位置し、篠栗四国八十八ヵ所霊場『奥の院』を頂く若杉山を巡った。数日続いた雨も止んでの久しぶりの会山行は、9名での山行となった。集合地の須恵町皿山公園(歴史民俗資料館)は、駐車場も広く整備され良好で、若杉山・岳城山への案内もなされていた。舗装された登り道約1㎞をゆっくり歩く。久しぶりの再会に会話が弾んでいる。朝の散歩の地元の方と時々すれ違い挨拶を交わす。小さな案内板に従って若杉山への山道に入る。杉木立の間を縫う細い道となる。心地よい風が時折吹いてくる。先頭を行く純ちゃんが、久しぶりの会員に合わせてペースを抑えている。尾根道に出て東へ進む。道ははっきりしているが、所々に倒木がある。先日の台風の影響であろう。峰道のあちこちに、立派な杉の大木が見える。山の名のように、太古から杉の生い茂る山であったのだろう。(山の名には、神功皇后にまつわる伝説があるそうだ。また、若杉楽園と太祖神社上宮を結ぶ大和の森遊歩道は、巨杉めぐりができるそうだ。)杉のチップを敷き詰めた林道を横切り太祖神社上宮665mに着く。
 社に手を合わせ小休止の後、米ノ山を目指す。車道や参拝道を避けて出来るだけ山道を選んで歩く。事前に下見山行をしたというリーダー純ちゃんの心配りに感謝。米の山山頂593mに祀られた三宝荒神の祠にも手を合わせる。ここは展望がないのですぐに出発し、米の山展望台へ。標高570mの展望台は、正面に海の中道・志賀島を臨み、西は眼下に博多の街を遠くには糸島の山々、東は立花山・犬鳴山を臨む大展望である。あづま屋のベンチで昼食とする。(この展望台は車の乗り入れが出来、格好のデートスポットとなっている)
 昼食後、弘法大師が修行したと伝えられる『奥の院』へ向かう。途中、悪人は通れないという『はさみ岩』を通る予定。「○○さんは通れないだろう」など軽口が飛ぶ。奥の院が近づくと岩場になった。腰を屈めなくては通れない岩をくぐり抜けて、はさみ岩に出た。確かに狭いうえに急勾配である。くさりを頼りに全員無事通過。多くの蝋燭の灯る奥の院で手を合わせ、コロナ禍の終息を祈る。お茶のお接待を頂いて、若杉山山頂681mへ。
 山頂は展望の無い、電波中継鉄塔の立つ味気ない場所であった。山頂の標識を囲み全員で写真を撮り、すぐに出発となる。帰路は、奥の院茶店の横を抜けて南に下り若水林道へ出るコースであった。勾配のある狭い山道は、前日の雨で少し滑る。標高差約400mを1時間掛けて注意して下る。ここでも下見山行をしたリーダー純ちゃんが先頭を歩いてくれ、心強く安心であった。林道に出て、若水林道を西へ皿山公園まで約2㎞。心地良い木漏れ陽の道を歩いてゴールした。
 下見山行までして、変化のある周回コースを設定してくれたじゅんちゃんに感謝します。 

★じゅんちゃん(L) 記★
緩やかな登り調子の登山道を過ぎ、米ノ山山頂手前の急な階段を登りきって、展望台からの景色が目に入ったときは、歓声が上がりました。眺望が良く、糸島や立花山などが眼下に広がります。直接車で行くこともできるため、コロナ禍で家族連れでも賑わう場所となっています。運よく東屋が空いており、全員でゆったりと昼食が取れました。
 太祖神社上宮は、H28年に遷宮され新しく、奥の院は弘法大師の威厳のある像が安置され、歴史と厳粛さを感じるところでした。奥の院から若水林道までの下りは、それまでの登山道とは打って変わって、急で、台風後で枯れ枝が多く落ちており、気を使いましたが、全員で声を掛け合って無事に下山できほっとしました。


 【会山行】 2020年 9月 3日(木)  磁石山(317m)・岩屋鍾乳洞
 近場の低山を歩く

スタートから少しの間は記録がない
九州(福岡) 田川郡田川市
みっちゃん(L) やっちゃん なべさん
11:05 ローソン福智方城店駐車場  ⇒ 11:10 福智町方城支所駐車場(車を1台置く) ⇒ 11:20 岩屋第二鍾乳洞(少し広いスペースに駐車)  → 岩屋第二鍾乳洞/11:30 登山開始(登山口の標識無し) → 12:00~05 コンクリート人工物?のところで小休止 → 12:30~40 尾根(小雨降り出す) → 13:00 境界線の稜線着 → (雨やみ背丈ほどの笹の藪漕ぎ) → 13:45~14:15 磁石山(昼食) → 14:45 林道 → 15:20 岩屋公園キャンプ場  → 15:25~35 岩屋第二鍾乳洞 → 15:50~55 岩屋第一鍾乳洞  ⇒ 16:00 福智町方城支所

★みっちゃん(L) 記★
 岩屋第二鍾乳洞の少し空いたスペースに車一台置いて、コンパスで方向を確かめて藪の中の踏み跡に足を踏み入れる。登山口の標識は無い。なるべく確かな踏み跡を選んで登っていくが、不明瞭で、何度も立ち止まる。赤テープがあったのは、最初だけ。やっちゃんのスマホのYAMAPのルートから少し外れているようなので途中修正したりして、少し藪が開けたところに出ると、コンクリートの堤防のようなものがあった (12:00)。 それに沿って左手に少し下ってから右に回り込んで登ていくと、ようやく藪から抜け出して尾根に出た (12:30)。台風の影響で午前中雨が降るとのことだったので、2時間集合を送らせていたのに雨が降ってきた。少し登ると境界線のある稜線に着いた。(13:00) そこから、笹の丈がだんだん高くなり背丈を越えるほどになってきて、足元の登山道もも見えなくなった。いわゆる「藪漕ぎ」だ。時折、トゲのあるツルにひっかかって歩きにくい。雨は幸いにもすぐ止んだ。「磁石山は前方のあそこのピークかも?!」とそこに向かうが、道は下りに変わった。 「これは変だ?」とヤマップを確認すると、山頂を過ぎてしまっているようだ。また引き返し、山頂への入り口をを探した。 なべさんが、「こっちだ!」と先導してくれ、ようやく磁石山山頂に到着 (13:45)。広くはないが、岩があって、南側が少し見晴らしの効く、雰囲気の良い所だった。ここで遅い昼食をとり、14:15に山頂を後にした。
 再び背丈ほどの藪を漕ぎながら急な坂を下り、30分ほどかけて林道に出た。20分ほど歩いて三差路を右に入る。それから15分ほどで岩屋キャンプ場に着いた。複数台で駐車する場合は、ここを利用した方が良い。ただ、第二鍾乳洞とは車道が繋がっていないので、もっと南の夏吉方面から入る必要がある。キャンプ場から少し歩くと、止めていた車が木の間から見えてきてホッとした。
 散策程度に考えていた山だったが、とんでもなかった。こんな藪山は冬場に登るほうが良いとは思うが、ルートファインディングや藪漕ぎの練習にはお勧めかも?! 蚊や蜂やブヨなどの毒虫もいなかったし・・・。
 今回は出発時間を遅らせたため「ロマンスが丘」に行く時間はなかった。その代わり、すぐ近くの岩屋第一鍾乳洞に行った。岩屋神社の横に「120m」と矢印があったが、どこかわからずウロウロ探し回り、ようやく神社の左奥に看板を見つけた。鍾乳洞入り口の手前にある電源ボックス内のスイッチを入れると、洞窟内にライトがつき、誰でも気軽に無料で入れるようになっている。少しだけ中に入ってみたが、暑さを忘れる涼しさだった。

★やっちゃん 記★
 久しぶりの山行。低山となめてました!草ぼうぼうで道がはっきりしない! 地図とコンパスで登り始めたのに、結局YMAP頼りになんとか尾根へ。その後も背丈を超える笹薮を漕ぎながらなんとか山頂へ。下りは林道でサクサク行けたし、台風明けで涼しかったし終わってみれば、楽しい山行でした

★なべさん 記★
 ちゃんとした山でなく、道もはっきししない・・・こういうのも面白い!! 山アプリ「YAMAP」威力を知った。