【会山行】 2020年 11月 29日(日)  右田ヶ岳(426m)
 花崗岩が露出した岩場歩き
中国(山口) 防府市
ムック(L) りきちゃん いちりんそう キャサリン なべさん ピトシ君 はつちゃん
7:30 遠賀・8:00 八幡駅前 ⇒ 10:25 右田ヶ岳駐車場 → 11:05 勝坂登山口 → 12:27〜13:05 右田が岳山頂 (昼食) → 14:35 天徳寺 → 14:55〜15:30 駐車場 ⇒ 16:55 遠賀・17:10 八幡

★キャサリン 記★
 やっと、念願叶った右田ヶ岳山行。期待通りの『面白い』山でした。山の外観の奇岩に圧倒され、いざ登ってみると、巨大な岩石の数々に弄ばれている様な、登りも、下りも、飽きる事なく楽しませていただきました。500m弱の低山で、しっかりと楽しませてくれた右田ヶ岳でした。

★はっちゃん 記★
 予定通り駐車場についたけれど、駐車場は一杯で、駐車場探しでちょっと手間取ったが、無事に登山をスタートできた。勝坂登山口からの尾根コースは大きな岩がゴロゴロしていて、ロープを頼りに岩をよじ登り、なんだか子供に返ったような気分で緊張感を楽しみながら登山できました。山頂は、大勢の人で混雑していた。こんなに混むのは珍しいと地元の登山者の方が話しておられた。若い人や家族連れが多かったのも印象的でした。 下りは、少しは楽になるかと期待したが、岩場の急登を滑らないように気を付けて降りなければならない。無事に下山できた時は、ホットすると同時に疲れも感じました。秋晴れの絶好の登山日和にドキドキするような山を登山でき、本当に楽しかった。

★ピトシ君 記★
 ガイド本に登山者の多い楽しい山とあったが、標高が500mに満たない低山なので余り期待はしていなかった。しかし、山行後の感想は、眺望が良く加えて登って楽しい山で大満足でした。 火山岩の山であるため登山道の傾斜はきつく、ロープの張られた箇所もあった。しかし、背の高い樹々が無く、高山のハイ松のように低い松や低木に覆われた山は低山と思えない眺望であった。通称アントキノ岩の上では、皆さんの顔が童心に戻っていましたね。山に恵まれ仲間に恵まれ天気に恵まれた楽しい山行をどうも有り難うございました。

★いちりんそう 記★
 この山は岩場歩きが険しいにもかかわらず老若男女多くの人が登っていた。若い世代や親子連れが多いと嬉しくなる。本当に面白い景観と岩登りだったが、自分の体力の衰えを感じてショックだった。今後もまだ遠くの山や泊りがけの登山に行きたいと思うのでトレーニングに励みたい。

★ムック(L) 記★
 サブリーダーのリードやメンバーの協力で安全に山行を終えることができた。天候に恵まれたこともあってか、予定していた駐車場が満車だった。あちこち探したため、その分予定より出発が遅れたが、予定通りに勝坂登山口から岩尾根コースを歩いた。独特な形の岩だらけの山は高速道路からも見えていた。実際にさまざまな岩を乗り越えて歩くのはとても楽しかった。 岩場にはロープがかかっていたが、年代物もあり、信用していいのか?と確かめながら越えていった。山頂は登山者がいっぱいで、若者が多かった。展望も素晴らしい。登山ルートもいくつかあるようだが、私たちは天徳寺へ下った。このくだりも急で岩が多く、滑りやすく大変だったが、岩船山付近は岩壁に三十三観音菩薩が彫ってあり、見ごたえがあった。


 【会山行】 2020年 11月 22日(日)  浮岳(805m)・女岳(748m)
 筑紫富士(浮岳)と相似形の山をたどる
九州(福岡・佐賀) 脊振山地
じゅんちゃん(L) AKI はつちゃん ダンちゃん キャサリン ムック なべさん のんの
7:00 海老津駅 / 6:50 戸畑駅 / 7:00 八幡西発 ⇒ 8:35~9:00 木の香ランド出発 → 9:13 登山口(標識) → 9:45 荒谷峠 → 10:48 展望所 → 11:05~11:20 浮岳 → 12:00 荒谷峠 → 12:35~13:00 女岳(昼食) → 13:25 林道出合 → 13:50 木の香ランド ⇒ 16:00 海老津駅

★のんの 記★
 11月22日(日)、小雪が納得できる肌寒い日で、午後からは雨予報でした。
 予定は浮嶽(805m)、女岳(748m)、二丈岳(711m)ですが、まずは浮嶽へ。登山口から、なだらかな登山道、林道を辿り荒谷峠へ、その後短い急登となりました。大きな岩や鳥居など景色に多少変化はあるものの、霧も出てきて、視界の悪い中をゆっくり、ゆっくり。展望台では霧で景色を楽しむことはできませんでしたが、大きな岩に立つと気分が上がります。そして山頂へ。大きな鳥居をくぐると、浮嶽神社上宮が鎮座し、木札箱も設置されていました(可愛らしい木札です)。山頂は少し狭く展望もありません。
 再度荒谷峠へもどり、目指すは女岳。これも短い急登ですが、傾斜がかなり強い。少しずつ進み40分程で頂上へ。到着の頃には雨が降り出し、大きな岩陰で昼食をとりました。
 エネルギーをチャージしたところで、自然歩道、林道を下り駐車場へ。残念ながら今回二丈岳は断念することになりました。
 糸島の山は初めてでしたが、思った以上に高く感じ、眺望も良さそうで、次回は是非、二丈岳から広々とした糸島を楽しみたいです。

★はっちゃん 記★
 天気予報では、今日の天気は曇り後雨(午後1時頃から小雨)になっていた。浮岳・女岳を下るまでは、雨が降らないで欲しいと願いながら、真名子木の香ランドの駐車場を浮岳に向けて出発する。浮岳登山口までちょっと長い舗装林道を歩く。荒谷峠に来たところで左手に三角形の浮岳が見えてきた。するとすぐに右手に登山口が現れたが、左側に浮岳があるのに、どうして右側から取り付くのかと疑問に思ったが、回り込んで行くらしい。 落葉で敷き詰められ登山道は、浮岳に近づくにつれて傾斜も段々きつくなり、浮岳に取り付くと直登コースになる。疲れが頂点に達したとき、展望休憩所についた。大きな平たい岩がつき出ていて、よじ登ると目の前に玄界灘の海原が広がり、ガスった白い海だったが、一息入れることができた。浮岳の山頂は浮獄神社の上宮が鎮座していたが、木立に囲まれ眺望はよくない。下りは登ってきた直登コースを降り、林道にでる。荒谷峠までくるとまた三角形の山が現れてきた。 浮岳より少し小さく傾斜も緩やかに見える。次に登る女岳である。女岳の山頂でちょっと小雨に降られたが、すぐに止み、その後は、雨に降られることなく駐車場に着いた。
 曇り空の中、急傾斜の二つの山を登り、ガスった白い玄界灘を眺め、また今日も登山を楽しめました。

★じゅんちゃん(L) 記★
 前日の晴天とは打って変わって、当日は曇天。14時から雨が降るとの天気予報でした。晴れ男・晴れ女が、メンバーにいるよう祈り登りました。数年前に登った際は、好天で展望所からの眺めも良く、浮岳・女岳・二丈岳と登ったのですが、今回は天候が悪く、メンバー間で相談したうえで、二丈岳は断念しました。木の香ランドのキャンプ場は、利用者がいたそうですが、 途中で出会う登山者は無く、あしびが独占でした。落ち葉を踏みしめて歩く登山道は歩きやすく、一部車道もありますが、比較的に楽に登れ、気楽におしゃべりしながら登れる山ではないかと思います。紅葉はまだ始まったばかりで残念でしたが、多少は楽しめました。女岳山頂は大岩があり、昼食の頃に雨がぱらついた為、雨風をしのぐのに助かりました。 


 【会山行】 2020年 11月 15日(日)  両子山(720.2m)
 紅葉の両子寺観賞と両子山登山
九州(大分) 両子火山群
ローリング・ストーン(L) ムック しまちゃん はつちゃん ガタ
9:30〜10:00 両子寺駐車場 → 両子寺境内・奥の院 → 10:30〜11:00 お山巡り入口・針の耳・百体観音・鬼の背割り → 急峻な登り → 11:55〜12:30 両子山山頂(昼食) → 13:15 両子寺境内着(解散)

★ローリング・ストーン(L) 記★
 両子寺に紅葉を見に行くのは4回目になるが、いずれも60歳を過ぎてからである。始めの頃の2回は家内と二人で訪れた。3回目は5年程前、一回り年上の友達が、体力が少し落ちてきて軽い認知症を患っていたが、故郷の豊後高田の紅葉が見たいと言うので、友達夫婦を車で連れてきた。あの時の紅葉の木は変わらず残っているが、もう彼はいない。奥さんは、一人介護施設に入所している。
 4回目の今回は、あしびの会山行で両子山登山を計画した。参加メンバーは、私を含めて5名(男性2名、女性3名)である。ガタさんは私の車に同乗し、女性3人はムックさんの車で行くことになった。集合場所を両子寺の駐車場10時とした。私達は、早めに北九州を出て、中津まで高速を走ってきたので、9時20分には両子寺に到着した。私達が先に着いたものと思っていたが、女性陣は9時には着いていて、駐車場や参道の紅葉狩りを始めていた。
 9時30分に集合し、登山の支度をして、一人300円の拝観料(トイレや駐車場代と思えば安い)を払い両子寺の境内に入り、紅葉を楽しむ。しまちゃんが皆に「高菜饅頭」をおごってくれた。これが実に美味しい。
 10時を過ぎ登山をスタート。当初の計画では、山頂まで続く舗装された登山道を往復するつもりだったが、女性陣の要望で上りは山中の登山道コースを取り、舗装された登山道は下りに取ることにした。一応地図もあり、ロープが張りめぐらされているので、道に迷うことはないと云うことである。奥の院の横の鎖場を登り、針の耳をくぐり、鬼の背割りの間を通り抜けると下に降りる道は、舗装された登山道に続いていた。 山中の登山道に戻るのにちょっと手間とったが、ガタさんが地図とコンパスで方向を指示してくれたので、本来の登山道に戻ることができ、皆一安心する。しかし、これからが大変。トラロープが張られた急斜面を左足が滑る前に右足を出し、右足が滑る前に左足を出しながら必死に登る。四つん這いになり、木の枝を握り四本足で登る。苦闘約1時間の末、尾根に出る。 振り返ると紅葉の美しさに心を打たれ、一心に見入る者や写真を撮る者など急登の辛さを忘れ癒される。山頂からの眺望も素晴らしく、遠くに鶴見岳・由布岳がはっきり見える。
 下山は舗装された登山道・・・普通車では登れないと思われる傾斜の角度、雨の日は滑りそうな道・・・を45分程下ると両子寺の境内に到着した。女性陣に喜んでもらえれば、今回の山行は成功だと思う。

★ガタ 記★
 両子山は初めての登山で、時期も紅葉期ということで期待していた。両子寺に着くと、人出も多いが、紅葉真っ盛りで期待に反しなかった。登山者の数は少なく、奥の院の横からの鎖場を登りきると人影は全くなくなった。針の耳、鬼の背割りを過ぎたところで登山道がハッキリせず、皆と話し会いをして方向を決めた後、しばらく進むと横に張ったトラロープが見えてきた。安堵するが、ここからが恐怖の登り斜面になって、 ロープに頼らないとなかなか進まない。地図上の距離と高度から100m進んで、90m登っているので、計算上は平均42度の斜度となる。見た目には壁に見える斜度だ。余りの傾斜の強さに疲労もたまるが、時折見え隠れする紅葉の素晴らしさに癒されながら登っていく。およそ1時間かかってようやく尾根に出た。傾斜も緩んで山頂には12時前に着いた。
 昼食後、舗装路を下山するが、これまた急斜面で面白くない下山道だった。トンガリ山経由の方がよかったかも・・・。下山すると人出は一層増えていた。

★しまちゃん 記★
 秋晴れの中、国東半島へと車を走らせました。両子寺の参道や駐車場が燃えるような紅葉で染まり風情いっぱいです。境内では高菜饅頭が販売されており、食い気に負けて買ってしまいました。燃えるような紅葉が山に映え錦絵のように染まって、目に映る度に歓声が湧きました。十分満足な紅葉狩りでした。

★ムック 記★
 紅葉のベストシーズンで両子寺を訪れる人が多い中、山頂までの登山路では誰にも会いませんでした。奥の院から鎖場に取り付き、「針の耳」をくぐり、「鬼の背割り」を通り抜け、あとはひたすら急登を登り続けるのみ。でも、足元に気を付けて上を見上げると、素晴らしい紅葉が…自然の織りなす美しい色合いに大感激でした。

★はつちゃん 記★
 両子寺の駐車場、参道、境内や両子山の 登山道は秋の陽ざしを浴びて輝く色とりどり葉で一杯でした。山頂にたどり着くと青い空が広がり、展望台からは国東半島の 山々を一望できました。秋の紅葉登山を十分に満喫できた一日でした。


 【会山行】 2020年 10月 25日(日)  三郡山~宝満山
 秋の三郡山~宝満山縦走を楽しむ
九州(福岡) 筑紫山地
りきちゃん(L) ローリング・ストーン じゅんちゃん AKI ムック しまちゃん なべさん ピトシ君 みやまきりしま はつちゃん のんの
6:58 八幡駅前 ⇒ 8:20〜8:43 一本松公園 (集合) → 9:02 登山口 → 11:00〜11:10 頭巾山 → 11:33〜12:08 三郡山 (昼食) → 13:07〜13:10 仏頂山 → 13:25〜13:35 宝満山キャンプセンター (トイレ)  → うさぎ道・河原谷経由 → 15:48〜16:00 一本松公園 (解散) ⇒ 古賀IC・大谷IC ⇒ 17:15 八幡駅前
ススキ

★りきちゃん(L) 記★
 自現地集合で宇美町の昭和森公園で合流しいざ出発した。いい天気に恵まれ気分よく歩き始めると辺りの森林の紅葉も今から始まろうと言うところか。足元には人工の川で整備されたせせらぎの音も聞こえ自然の風情を醸し出している。だが傍には辺り一面沢山のテントが張られ、朝起きて朝食中或いはコーヒータイム等様々な家族が思い思い楽しんでいるキャンパーがいた。何でも今年は新型コロナウイルス感染の影響でキャンプブームだそうで大勢の人出で賑わっている。 さて縦走路の紅葉も少し早い様だったがルンルンと歩く。そうした中三郡山頂上付近まで来た時何やら大勢の賑やかな声が聞こえていた。見ると登山道には沢山の幼稚園児の集団が保護者同伴で昼食の真っ最中だった。その中をかき分けて山頂に到着。見晴らしは抜群!と言いたいところだが、肝心の福岡市の市街地が今一見えにくいのだ。 腹も減ったし直ぐに昼食タイムにする。その内に何時しか登山道で賑やかだったその集団は去って静かになっていた。
 さあ満腹になったところで次の宝満山へと出発する。歩き続けて宝満山に近付くにつれ先程の園児集団に追いついた。しかしそこには今まさに頂上アタックに挑もうとする園児たちで一杯だった。保護者の激励を受けて鎖を持ち最初の大岩に必死に奮闘する姿があった。居合わせた我々も周りの大人たちもこれでは時間が掛かり、登るすべがないと仕方なく今回は諦めざるをえなかった。この様な渋滞に出会ったのは初めてであり、たくましい園児たちにちょっぴり頑張れ!~と声援を送り下山した。

★のんの 記★
 晴天に恵まれ、一本松公園もキャンパー達でいっぱいでした。
公園を出発し、目指すは頭巾山、(“とっきん”とは読めませんでした)緩やかで単調な登りは飽きてきそうでしたが、メンバーの楽しい会話で順調に進みました。後に急登となり予定通りに到着。 そこから山郡山は近いもので、山頂からの眺望は最高、英彦山、久住も確認でき大満足でした。昼食を済ませ、いよいよ宝満山へ。縦走路は歩き易く、木漏れ日とちらほらの紅葉の中、心地よく進みました。
 さて、終盤、想定外なことに。道中出会ったちびっ子団体約300名様、元気をもらいながら歩いていたものの鎖場で大渋滞。残念ですが、今回は宝満山頂上は諦めました。うさぎ道経由で順調もどり、駐車場には予定通りに到着しました。
 秋を満喫し、大満足の山行となりました。出会ったちびっ子達、将来山好きになったらいいですね。

★みやまきりしま 記
とても天気が良く、木漏れ日の中をひんやりした風を切りながら気持ちの良く歩きました。紅葉には少し早いけれど、ところどころ黄色や赤に染まった葉がきれいでした。しかし、どこを歩いても眺望はいまいちで、目印になるものは少なく、影のリーダーとヤマップが頼りでした。
 保育園の300人登山と一緒になり登山道渋滞が発生し、宝満山の山頂は断念しましたが、園児や保育士さんのパワーと山パワーとで、たくさんの元気を頂いて帰りました。


 【会山行】 2020年 10月 23日(金)  紫川ウォーキング 第1回
 紫川を河口から源流まで歩く (1回目)
九州(福岡) 北九州小倉北区〜南区
みっちゃん(L) カメさん なべさん いちりんそう M OB
9:10 小倉駅北口 → 紫川河口 → 12:30~13:00 うどん店で昼食 → 14:30 徳力嵐山口 ・・・ モノレール ・・・ 15:00 小倉駅
★みっちゃん(L) 記★

 9時5分歩出発。小倉駅から北の方角へ歩き、フェリー乗り場の海と紫川の境目と思えるところを確認し歩きはじめる。少し歩いて川幅が狭くなったところに来たら、「ここが本当の河口」と舘原さんが言うので、そうかもしれないと思う。浅野病院の裏を抜けて、再び紫川へ出る。漁船がいっぱい。 最初の橋である「風の橋」を歩いて左岸へ渡り、鹿児島本線を陸橋で超える。電波塔が無いね?消防署のマークじゃない?などつぶやきながら地形図のマークと実物を確かめながら歩く。
 常盤橋到着。長崎街道のことが看板に書いてある。勝山公園横を歩く。綺麗に整備された河原の散歩道。昔の汚いイメージはぜんぜん無い。TOTOのところから、橋を渡り右岸へ。また橋を渡り左岸へ。道路から下に降り、河原の道を歩いたりした。良い天気だ。
 都市高速と日豊線が交わる、ごちゃごちゃしたことろに、保育園があり、保育園の子供たちと出会う。元気がよい。川の中に鴨や鷺の姿が見られた。だんだんと周りに山が見えるようになり、前方には福智山も。まだ遠くだけど少しずつ、近づいてきているようだ。公園で休憩後、コンビニへ。 それから、また右岸を歩き、競馬場手前で川から離れ、左へ入る。住宅街の中の「うどん屋」へ。有名店らしい。有名人の色紙がずらり。濃い味の肉うどんだった。
 市民プールの横を通り、徳力アパート群の横を歩き、左へ曲がって、徳力嵐山口のモノレール乗り場へ、14時半着。モノレール乗車。小倉、15時着。歩いた距離は19キロにもなった。


 【会山行】 2020年 10月 17日(土)  江川岳(861m)・屏山(926.6m)
 嘉穂アルプスの江川岳・屏山を登る
九州(福岡) 古処・馬見山地

ーーー 嘉穂アルプス ーーー
嘉麻市と朝倉市に挟まれた馬見山、江川岳(当時は無名の山)、屏山、古処山の山並み。2016年度の日本山岳遺産に認定された。当時、無名だった山は、2018年2月に江川岳と命名された。登山道は整備され歩き易い。
はつちゃん (L) いちりんそう ローリング・ストーン じゅんちゃん キャサリン AKI ムック しまちゃん なべさん
8:45〜9:00 カッホー馬古屏集合 ⇒ 9:15〜9:25 宇土浦越登山(路肩駐車) → 10:35〜10:40 宇土浦越 → 11:15〜11:20 江川岳 → 11:50〜12:25 屏山(昼食) → 13:10〜13:15 宇土浦越 → 14:15 宇土浦越登山口解散
あけぼの草

★ローリング・ストーン 記★
 午前中は降水確率25%で山は雲の中。登山口はヒンヤリ肌寒い。午後からは降水確率0%との予報。上だけレインウェアを着て、登山開始する。
 この夏の豪雨のため沢の所々ではガレバ状態であるが、その他の箇所は、よく整備されていて歩きやすい。沢ガニが生意気にもハサミを上げて威嚇する。踏みつけぬように注意。お腹の大きなカマキリが鎌を上げて目玉ギョロギョロ、踏まぬように注意。今度は、蛇かと思いドキットするが、大きなミミズが横たわっていた。踏まぬように注意して歩く。
 宇土浦越で一休み、まだ紅葉前の緑が美しく、風もさわやか。宇土浦越からの登りは落ち葉を踏みしめて歩くので足は疲れない。快調に歩く。江川岳の山頂は、木立の中で風は避けられたが、下界は見えない。江川岳を下り、屏山への登りになるが、風が強くなる。高度が上がるにつれて低く垂れ下がっていた雲の上に出る。屏山山頂の眼下には、風に流された雲の合間から嘉麻市の田畑や遠く筑豊の平野の大パノラマが広がる。 これもまた気持ちがいい。山頂に吊り下げてあった温度計は、10℃を切って9℃近くなっていた。
 下りも皆快調で、誰も疲れた様子もなく、全員無事に登山口に到着した。帰路の車中では「杉木立が美しかったね!」「あけぼの草が可愛いかった!」などと楽しく語らい、次の山行へと話しがはずんでいた。

★はつちゃん (L) 記★
 筑豊地方の南側に連なる嘉穂アルプスは、2016年に日本山岳遺産に認定されたものの、福智山や英彦山に比べても知名度や人気度では劣る。嘉麻峠ー秋月の縦走路としては、知られてはいるが、個々の山の魅力はあまり語られてないように思われる。私にとってもつい最近まで、馴染みの薄い山であり、登山の機会もなかった。
 ある時、嘉麻市側の登山口から宇土浦越経由で屏山に登ってみたいと思い、登山をした。宇土浦越の峠は十字路になっていて、東西に古処山―馬見山の縦走路があり、南北には嘉麻市と朝倉市側の登山口につながる登山道がある。地元の山岳会のボランティア活動によるものと思うが、登山道は整備され歩き安く、手入れの行き届いた杉林の美しさに魅了され、好きな登山道の一つになりました。
 今回の山行も嘉麻市側からの登山道を楽しんでもらいたいと思い、計画しました。 生憎、この日の天候は曇りで、最高の登山日和ではなかったが、霧に霞む杉林は、それなりに神秘的で美しく、宇土浦越に向かう登山道は緩やかな上りで疲れを感じさせない。峠に出ると風が強く、風に煽られるように登った山頂では達成感も感じられた。参加メンバーの各々がどのような感想を持たれたかはわからないが、また登山したいと思われるなら、うれしく思います。