『山の魅力』

 笑い、滴り、装い、眠る山 四季折々に変化する山。 そして、気象の変化、共に汗する仲間の変化。また、山歩き、沢登り、登攀等の多様な楽しみ 更に視野を広げれば、山の博物、渓流釣り、写真、絵画、文学、を楽しむ仲間がいる。千山万岳の国日本、好きな山に通い、まだ見ぬ山に憧れる。 山は多くの魅力を有している。
 自分は 人に劣る体力、人に劣る運動神経 (バランス感覚)、人に勝る小心にして臆病な性格、これらを常に自覚しながら山に相対している。 幸いにして自身の事故は回避しているが、一方で幅広い山の楽しみ方の内ごく限られた山歩き、山旅に甘んじている。
 山は私にとって、非日常の世界として受け入れてくれることである。 日常の柵から解放され、素直に自然と自分の世界を融和することができる場である。 一人で山に入った時は自分を相手に、そして 周囲の自然、雨や風に、岩や樹々や鳥や草花に語り掛け、饒舌になっている自分に気づく。 仲間と行を共にした時には、様々な話題が展開する会話に耳を傾ける。 草花の名を始め多くの事を教わる。
 若き日の山、現在の山、これからの山、楽しみ方は歳を重ねると共に変わろうとも、山が持つ魅力は新たな魅力を加えて より大きなものになりつつある。
ーーー ダンちゃん 文 ーーー

 【会山行】 2022年 3月 29日 (火)  日ノ峰山〜由緒ある日峯神社
 スミちゃんの送別会 / 春陽を浴びながら桜並木コースをウォーキング
九州(福岡) 北九州市八幡西区浅川
ぢゅうきち(L) ダンちゃん いちりんそう ようちゃん AKI ガタ はせちゃん なべさん M 1080 OB スミちゃんと1名 一般1名
10:40 駐車場出発 → 11:05 日ノ峰山登山口 → 11:40〜11:50 日ノ峰山山頂 → 12:00〜12:07 ロープワーク → 12:21〜13:20 日の峯公園 (昼食) → 13:45〜14:00 日峯神社で桜見物 → 14:25 駐車場

★OBになったスミちゃん 記★
 「日ノ峰 桜の企画」は1年越しに実りました。桜満開で楽しんでもらえて本当に良かった。沢山の人に参加して頂いて感謝しています。
 いい会に在籍して良かった。生涯あしびとは縁は切れないと思う。また機会があればお会いしたいと思います。

★ようちゃん 記★
 スミちゃんお勧めのコースは桜満開で最高でした。今回、たまたま出会ったOBに「スミちゃんの送別ウォーク」の話をしたら、ぜひ参加したいとの事で計13名でスタート。
 スミちゃん宅に向かうのに、なんと歩き出す方向を間違えてしまって10分間のロス。流後はスミちゃんが先頭に立ち案内をしてもらいました。低山ながらも180度の展望!素晴らしい山頂を満喫しました。
 昼食は事前に注文した幕の内弁当を食べながら、1080さんのギターを聞いたり歌いながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
 計画をしてくれたスミちゃん、ありがとうございました。そして在籍中は色々と助言を頂き、お世話になりました。


 【会山行】 1回目 2021年 11月 12 〜 14日(日)  2回目 11月20 〜 22日 (月)
 3回目 2022年 3月 19 〜 21日 (月)  の9日間
 国東半島 六郷満山トレイル


キャサリンの道中記  ーー 1回目 ーー
 日本最大級の大きさを誇る熊野磨崖仏を起点に夷耶馬農村公園までの約55kmを3日間かけて無事トレッキングし終えました。(一安心) パンフレットによると、国東半島で古くから行われて来た六郷満山峰入行のコースをベースに、トレッキングやウォーキングの醍醐味を味わうことの出来る登山道や遊歩道を追加するなどの工夫も加え、楽しく、そして心地よく歩けるトレイルとして再構成したものらしいのですが、正に期待通りで、今回の豊後高田コースは、日本の原風景とも言える世界農業遺産の美しい田園風景の中、心和ませながら歩くことが出来ました。山中では、鎖やロープのある険しい道や石ころが流れ落ちた様な道、杉の枝が散乱している道等決して歩きやすいとは言えない道が数々ありましたが要所々に奇岩、巨岩、ストーンサークル有りで結構楽しませてくれました。(予定に無かった中山仙境無明橋へ行けました!)今回は、登るきつさは、余り感じませんでしたが、長時間の歩きには、少々くたびれました。(温泉に入れてよかった!)モデルコース4日分を3日でこなす少々ハードなトレッキングの為、余裕のある楽しみ方が余り持てなかった様に思えて残念でした。次回に期待します。
キャサリンの道中記  ーー 2回目 ーー
 1回目の反省点を考慮して、歩行時間が短縮され、ヘッドランプの出番が無かった事、温泉に毎日入れた事、ゆっくりと食事が出来た事、早く消灯出来た事等良いことずくめと思いきや、3日目早朝からの雨止まず、3日目は、残念ながら中止となりました。(でも前回買えなかったお持帰り、地元産の十割蕎麦が買えてよかった!) 前回以上の暖かい、紅葉の美しい秋晴れの天気が2日間続き、国東コース(K1~K3の途中)霊仙寺(第14番札所)~神宮寺(25番札所)までの約34kmを気持ちよく、楽しみながら歩く事が出来ました。文殊仙寺の護摩焚祈願にも時間をさくことが出来ました。 国東コースは、前回と比べ、迷った箇所もありましたが、とてもわかりやすい標識やロープが適所にあり、山歩きが結構あったので、助かりました。凝灰角礫岩の差別浸食の発達から出来た凸凹の激しい変化に富んだ絶景の眺めに今までの疲れも忘れ、コースの至る所にある有名無名の石造文化財や数々のお寺、神社、岩屋等を巡りながらの"ほとけの里"ならではの国東半島ロングトレイルは、時間に追われ忙しい日常を送っている我々を、いにしえ人達の魂に触れさせる旅かもしれませんね。大満足でした。
ローズの道中記  ーー 3回目 ーー
 第3回目は、陽ざしは暖かく足取りも軽い春3月19日、神宮寺を10時20分に下りのスタート。行入寺、行入ダム公園、赤松仏里、狭間越、狭間新池、丸小野寺、ゴールの報恩寺公園16時30分着。道中、いたるところ畑の菜の花がとてもきれいでした。ゴールの報恩寺ではクリスマスローズの花が庭いっぱいに咲いていました。車を置かせていただいた神宮寺の方にはトイレを貸していただき生シイタケもどっさりいただきました。歩行17キロ、所要時間6時間。楽しかったぁ!
 2日目は梅園の里を7時20分にスタート。龍頭大明神まで下り、のどかな田園風景の中、諸田山神社まで2時間歩き走水観音で昼食を取る。本日のハイライトの両子山によじ登る。標高差520mを2時間半、600mピークから721mの山頂までが特に急登で険しいが山頂展望台からの眺めは素晴らしく国東半島ののどかな風景や周防灘の姫島まで見渡せた。下山はコンクリート舗装の旧な下りで後ろ向きに歩くほうが歩きやすく、3目まで下り両子の七不思議としての寺推薦コースを巡り14時30分ゴールする。歩行14キロ、所要時間6時間
 最終3日目は報恩寺公園を7時45分にスタート。桜の花咲く道中を楽庭神社、吉弘城跡、西光寺、光蓮寺、三浦梅園旧宅、ゴールの梅園の里に19時30分着。歩行15キロ、所要時間6時間。
 スタート前は最後まで歩けるか不安がありましたが終わってみれば達成感100%です。 道中、ついついお任せで前の人に付いて行きルートが間違っていたこともあり、また不明なルートを皆で探すこともありました。私は地図をしっかり見てないのです。ヤマップのアプリもいざという時に心強い味方でした。メンバーも何人か入れ替わりましたが、元気な女たちのおしゃべりも長い道中の潤滑油だったと思います。頼もしいリーダーの元、それぞれが協力しあい楽しい123キロ9日間の国東半島ロングトレイルでした。
九州(大分) 国東半島峯道ロングトレイル

六郷満山とは 古代、国東半島には、国埼郡が置かれ、中央にそびえる両子山から延びる谷筋に沿って、来縄・田染・安岐・武蔵・国東・伊美の各郷に建てられた大小寺院を総称したものが「国東六郷満山」の総称である。この村を中心に発展した山岳仏教が六郷満山文化と呼ばれる。以後、仏教文化も取り入れ、更に宇佐神宮を中心に発展した、神を仏とし、仏を神とする神仏習合文化は、その発祥の地である宇佐神宮・国東半島で最も輝かしくその華を咲かせた. 六郷満山は養老2年(718)仁聞菩薩にょって開かれ、宇佐神宮に祀られた八幡神の化身で、国東の山々で70に及ぶ修行をしたといわれ、現在も多くの修行僧が10年に1度開かれる「峯入行」で実践している。  “峯道ロングトレイル”より
ーーー 1回目 ーーー
トトちゃん(L) ダンちゃん ローズ キャサリン OG

ーーー 2回目 ーーー
トトちゃん(L) ダンちゃん ローズ キャサリン

ーーー 3回目 ーーー
トトちゃん(L) ダンちゃん ローズ キャサリン M
ーーー 1回目 ーーー
■11月12日 (金)
07:00 戸畑 ⇒ 熊野摩崖仏 ⇒ 富貴寺 ⇒ 09:30 熊野摩崖仏
10:00 熊野摩崖仏 → 10:50 真木大堂  → 12:50 田染荘 → 14:20 空木峠池 → 15:20 高山寺 → 16:50 岩脇寺 → 七田観音  → 18:10 富貴寺  歩行19㎞
富貴寺 ⇒ 熊野摩崖仏 ⇒ 並石ダム(こっとん村/泊)

■11月13日 (土)
並石ダム ⇒ 真玉温泉 ⇒ 並石ダム ⇒ 富貴寺
08:20 富貴寺 ~ センホウシ線入口 → 11:45〜12:20 並石ダム → 長安寺 → 16:35 天念寺(川中不動) → 無動寺  → 16:00 應暦寺 → 17:15 真玉温泉  歩行20㎞
真玉温泉 ⇒ 富貴寺 ⇒ 並石ダム (泊)

■11月14日 (日)
並石ダム ⇒ 霊泉寺 ⇒ 真玉温泉
08:20 真玉温泉 → 09:30 猪群山常磐登山口 → 10:30 猪群山 → 猪群山臼野登山口 → 明硯宮 → 登山道合流点 (14:20 無明橋) → 15:00 霊泉寺 (夷耶馬農村公園)  歩行18㎞
霊泉寺 ⇒ 真玉温泉 ⇒ 宇佐IC ⇒ 大谷IC ⇒ 戸畑

ーーー 2回目 ーーー
■11月20日 (金)
戸畑 ⇒ 山路IC ⇒ 宇佐IC ⇒ 長慶寺 ⇒ 霊仙寺
10:30 霊仙寺 (夷耶馬農村公園) → 後野越 → 西方寺の里  → 阿弥陀越 → 15:00 千燈寺 → 旧千燈寺 → 五辻不動 → 岩戸寺越 → 岩戸寺 → 15:00 長慶寺  歩行 13.1㎞
長慶寺 ⇒ 霊仙寺 ⇒ 並石ダム (泊)

■11月21日 (土)
並石ダム ⇒ 長慶寺 ⇒ 神宮寺   09:00 長慶寺 → 山口池 → 葛原集落跡 → ゴロタ平 → 文殊泉寺 → 清滝観音 → 京乱の宝篋印塔 → 成仏寺 → 帝釈堂  → 16:00 神宮寺  歩行 16㎞
神宮寺 ⇒ 長慶寺 ⇒ 並石ダム (泊)

■11月22日 (日)
並石ダム ⇒ 宇佐IC ⇒ 到津IC ⇒ 戸畑

ーーー 3回目 ーーー
■3月19日 (土)
戸畑 ⇒ 山路IC ⇒ 宇佐IC ⇒ 報恩寺公園 ⇒ 神宮寺
10:20 神宮寺 → 行入寺 → 行入ダム公園 → 赤松の里 → 赤松仏跡 → 狭間越 → 狭間新池 → 14:00 丸小野寺 → 16:50 報恩寺公園  歩行 17㎞
報恩寺公園 ⇒ 神宮寺 ⇒ 17:15 並石ダム (泊)

■3月20日 (日)
並石ダム ⇒ 両子寺 ⇒ 梅園の里
08:30梅園の里 → 龍頭大明神 → 諸田山神社  → 走水観音 → 12:25 600mピーク → 12:55 トンガリ 山 → 13:15〜13:30 両子山 → 14:45 両子寺  歩行 14㎞
両子寺 ⇒ 梅園の里 ⇒ 並石ダム (泊)

■3月21日 (月・祭)
並石ダム ⇒ 梅園の里 ⇒ 報恩寺公園
08:15 報恩寺公園 → 09:10吉弘城跡 → 西光寺 → 光蓮寺 → 三浦梅園旧宅 → 梅園の里  歩行 15㎞
梅園の里 ⇒ 報恩寺公園 ⇒ 宇佐IC ⇒ 山路IC ⇒ 戸畑

★ダンちゃん 記★

発心 トトちゃんから六郷満山のロングトレイルの話がでた。六郷満山・・何と興味が惹かれる言葉であろう。 国東の山は幾つかをピンポイントで歩いたことがあったが、それらの山々や山麓の郷を一本の道で 結び歩く、早速 "会山行"として取り組むことを提案しそのメンバーに加わることになった。

宿泊 ロングトレイルの基本日程は10日で紹介がされていたが、北九州(若松)からでは日帰りでは、 現地への往復に時間を要する。熱しやすく冷めやすい私の性格としては、完歩が危ぶまれ現地宿泊の3日を3回(内1日は雨天のため停止)とし、適当な宿舎を新谷氏とも検討した。香々地青少年の家や 長崎鼻キャンプ場等を検討したが、海岸に位置し内陸を巡るには不具合がある。そこで 国東半島のほぼ中央部にある並石グリーンパーク・こっとん村が検索され、同所へ宿泊とした。

足回り コース上の公共交通機関は皆無に等しい。現に移動中に路線バス等を見かける事は無かった。 従って、各日のスタート地とゴール地に車を留置するためその間は1台での移動となる。参加者を募った処、5名の参加となり両子山から八方に派生した尾根を越え巡るスムーズな移動が可能となった。お寺や温泉などで、長時間の駐車を快く容認してくれた事に感謝。

食事 宿舎での持込食材による自炊である。和やかな語らいの内に手早く整えてくれる日替わりの鍋を囲んで、ほろ酔い加減で憩う時間は他では過ごせない団欒の時であった。 昼食は、手作りのおにぎり2個と簡単なおかず。これが この上なく美味しかった。

歩き トレイルのコースは、舗装林道・里道・畑中の道・木立道・ザレ道・ガレ道・ロープや鎖を伝う急崖・岩稜 変化に富んだものである。途中仁王像や国東塔の古刹古社や岩窟に祀られた寺社、季節の花々を愛で、柿狩りを楽しみ、巡ったお寺ではキャンデーや大量の収穫椎茸のお接待にあずかる。

 日本の原風景とも言える六郷の歴史と自然に包まれたロングトレイル。喜寿を迎えた私にとっては、肩を張らない癒しと寛ぎの一期一会の徒歩旅となった。さて、次なる目標は よみがえりの道・熊野三山を巡る古道歩きを楽しみとしたい。


 【会山行】 2022年 3月 20日 (日)   鞍岳 (1118.6m) 〜 ツームシ山 (1064m)
 阿蘇外輪山から早春の大パノラマを楽しむ
九州(熊本) 阿蘇外輪山
全国遊歩百選
ムック(L) いちりんそう カメさん AKI しまちゃん はっちゃん なべさん
八幡/浅木公園 ⇒ 九州自動車道広川SA合流7:40・・植木IC・・R3・・53号・・菊池グリーンロード ⇒ 9:20 伏石登山口 → 11:20 女岳 → 11:30 鞍岳 (男岳) → 12:15〜12:45 ツームシ山 (昼食) → 鞍岳 (パノラマコース) → 14:45 赤崩登山口 → 14:50 伏石登山口 ⇒ 解散
ハルリンドウ アシビ
★いちりんそう 記★

 鞍岳は2009年4月にバスハイクで行った山だ。その時はツームシ山は行っていない。その時の記憶はもうキスミレとハルリンドウしかなくて曖昧なので今回もう一度行くことにした。
 朝の天気は明け方までの雨で木々が濡れていて天気予報の晴れのち曇りに期待しての出発。登りは四季の里登山口から女岳コースをとる。始めはなだらかな杉林の中を進むが最後は岩の壁が立ちはだかる難所が二カ所。腕力も使ってよじ登ると視界が開け、程なく女岳山頂。目の前に鞍岳山頂とツームシ山が見渡せて素晴らしい。登山者も多い。次の鞍岳頂上まではすぐ。頑張ってツームシ山まで行く。女岳、鞍岳、ツームシ山がお互いに見渡せるところがこの登山の面白さだ。そして阿蘇の絶景。12時15分ここでやっと昼食。
 昼食後、ゆっくり阿蘇の展望を楽しむ。頂上からの展望でまずわかるのは根子岳の北半分だった。その辺りに杵島岳、烏帽子岳があるはずだ。真ん中で噴煙を上げているのは中岳か?遠く霞むのは九重辺りか?帰宅して大きな地図で見ると鞍岳は阿蘇外輪山の西北部にあることが分かった。菊池市に属する。外輪山を含む大まかな地図がやっと頭に入った。本来事前に調べるべきだったと反省。
下山を初めてすぐ、しまちゃんが小さな小さなハルリンドウを発見。すると他にもいくつかのハルリンドウが見つかった。本当に小さな春の発見だ。下りはツームシ分岐まで戻りパノラマコースをとった。こちらの登山道はよく視界が開けて、アシビの木が多く、もう花を咲かせているのもあった。ここにも春が。
みんな元気でリーダーの計画したコースタイムでほぼ歩けた。何より自分自身の体力が少し戻ったことが嬉しかった。この三週間、湯川山、対馬見山と今回、登山が続いている。山行に参加することが何よりの体力作りだと痛感した。


 【会山行】 2022年 3月 13日 (日)    対馬見山 (243m) 〜 大石山 (178m)
 登山道のない“低山歩き”と、世界遺産の“古墳群ウォーキング”
九州(福岡) 福津市
みっちゃん(L) いちりんそう カメさん AKI じゅんちゃん はっちゃん なべさん キャサリン
古墳群駐車場 9:00 ⇒ 9:30 富士白玉神社 10:00 → 11:00 対馬見山 → 13:15 大石山 → 14:50 古墳群駐車場 → 山行終了後 1時間程度古墳群ウォーキング
★じゅんちゃん 記★
 毎年恒例登山の宮地岳や在自山のそばに、こんなに低山でスリルのある山があるなんて知りませんでした。
 地図読みは自分の中では大分定着しつつあるところで、紙地図とコンパスは必携ですが、大石山からの下山ルートは赤テープが途中で途切れ、踏みあとも無く、行きたい方向はコンパスで分かるけれども、その先は切れ落ちて進めず。迂回の為左折した登山道が実は右折だったのではと戻ったのは正解だったと思います。
 それでも途中で踏みあとが無くなり、地図を見て一番傾斜の緩やかなところを選んで下山しましたが、登山道の無いところは歩きづらく、集団での行動は難しいと思いました。
 現在地の確認の為に、最後はYAMAPに頼らざるを得ず、まだまだ練習が必要と思いました。リーダーの声かけで先頭を順番に変わり、みんなでルートを考えて楽しく過ごせました。

★みっちゃん(L) 記★
 “富士白玉神社参道入り口”の道標の少し手前に車を2台やっと置ける程のスペースがあるが、そこに入っていく林道は未舗装で、とても細いうえに荒れていて、乗車しているだけでも不安になる道である。ご自分の車(しかも新車)を運転されたTさんには大変申し訳なかった。
 今回の山行は、“地図読み”の勉強のために、トップは全員で交替しながら歩いた。当初は、対馬見山から大石山、そして古墳群の駐車場まで、北方向にほぼ一直線に尾根伝いに歩くつもりでいた。ところが対馬見山山頂に来て見ると、大石山へは獣道を歩くようなかんじで赤テープは無い。反対方向(南)は、急な下りではあるが、赤テープと踏み跡がしっかりしているようだった。皆で話し合い、「大人数ではあるし無理せず安全圏で歩こう」ということになり後者を選んだ。その後もこのやり方で歩くことにした。
 大石山に登った後、尾根伝いに歩いていたが、途中で赤テープが見えなくなったので来た道を引き返した。その後もまた踏み跡が無くなったので「北の尾根を下るのか東の谷に降りるのか」と迷うところがあったが、谷を選んだ。道なき道なので下るのは大変だったが、まもなく荒れた林道に出ることができ、無事に目的の古墳群駐車場に着くことができた。道の無い低山歩きの難しさと面白さを味会うことができた山行となった。
 世界遺産の古墳群ウォーキングは、ボランティアの方の丁寧な説明を受けたあと、地元の人の手で植えられた菜の花の色と香りに包まれて、古代に思いをはせながら散策できた。


 【会山行】 2022年 3月 6日 (日)   砲台山〜足立山〜妙見山〜小文字山
 里山ハイキングコース周回
九州(福岡) 企救山地
カメさん(L) ダンちゃん じゅんちゃん キャサリン AKI しまちゃん ムック はっちゃん なべさん やっちゃん M みやまきりしま 一般1名
妙見神社駐車場 9:15 → 10:22 砲台山 10:37 → 11:06 足立山 11:18 → 妙見山 → 12:20 (昼食) 12:50 → 13:06 小文字山 13:16 → 14:16 妙見神社駐車場 14:30 ⇒ 解散
★みやまきりしま 記★
 数か月ぶりに山行に参加しました。天気予報では最高気温9度と3月にしては寒い日でした。 しかし、そのおかげか、3月には珍しく梅の花がきれいに咲いていて、出発と到着を楽しませてくれました。お天気が良く、街が近い山頂からの景色は抜群で、メディアドームやミクニスタジアムがすぐそこに見え、きれいでした。 日曜日の住宅街の山とあって軽装の学生さんや家族連れとすれ違いながら、冷たい風の中を13人全員目標通り完歩しました。
 木が茂った山なので夏は涼しいのかな、と想像しながら、次にこの山に登る時は、自分がリーダーになろうと決意しました。

★カメさん(L) 記★
今日は一般参加者1名の13名で久し振りの多人数山行。「イノシシに乗った和気清麻呂公石像」の裏からの登山道に入る。U字になった細い山道を過ぎると急登や岩場といろいろ楽しめる。春の花が芽吹いていないか観ながら歩くが見る事が出来ない。見上げると緑の木々の中に藪椿の赤い小さな花を見つける。登山口の神社付近は梅の花が咲いていた。山の上はまだ春が来てないようだ。稜線上は風が冷たい。砲台山、足立山、妙見山と山頂を踏んで城戸さんが待っている小文字山へ。山頂直下のベンチが有る休憩所で城戸さんと合流し此処で昼食とする。眺望は無いが冷たい風は避けられポカポカ陽気で居心地が良い。昼食後小文字山山頂へ。山頂からの眺望は海、街並み、島々と絶景である。記念写真に納まり小文字山の急な下りを降り、終点の妙見神社駐車場に向かう。


 【会山行】 2021年 5月 1日 (土) 〜 2日 (日)  お化粧山・お姫山・乙女山・五葉岳
 ヤマシャクヤクやアケボノツツジが美しい花の山を巡る
九州(宮崎) 日之影町
お化粧山 (1465m) お姫山 (1550m) 乙女山 (1517m) 五葉岳 (1569m)
はっちゃん(L) じゅんちゃん いちりんそう カメさん りきちゃん AKI しまちゃん キャサリン なべさん ピトシ君 みやまきりしま
■1日(土)
7:00〜7:05 八幡駅 ⇒ 都市高速・・九州自動車道(八幡IC)・・古賀SA 8:05 ・・ (嘉島JCT) ・・九州中央自動車道 (山都中島西IC) ・・ 国道445号 ・・国道218号 ・・11:10〜12:12 道の駅青雲橋(昼食) ⇒ 12:51〜13:36 日之影キャンプ村 → 石垣村トロッコ道コース → 15:05〜15:30 石垣茶屋 → 16:20 日之影キャンプ村 (宿泊)

■2日(日)
6:10 日之影キャンプ村 → 7:34〜7:46 お化粧山登山口 → 9:15〜9:22 お化粧山 → 10:00 ブナの三差路 → 10:23 お姫山 → 10:40 乙女山 → 10:57 お姫山 → 11:10〜11:35 五葉岳手前(昼食) → 11:42〜11:47 五葉岳 → 13:10 大吹登山口 → 13:45〜14:05 お化粧山登山口 ⇒ 15:15〜15:30 道の駅青雲橋 ・・九州中央自動車道 ・・九州自動車道・・18:25〜18:35 古賀SA (解散)・・都市高速・・19:10 八幡駅前
アケボノツツジ ヤマシャクヤク
★はっちゃん(L) 記★

 お花の山を巡る今回の山行は、アケボノツツジやミツバツツジに関しては、残念ながら期待はずれでした。本来ならこの時期、山はピンクのアケボノツツジやミツバツツジで覆われるほどの美しさだと言われていますが、 温暖化の影響で開花時期が早まり、もう花の時期は終わっていました。ただ、遅咲きの花木が数本、元気に可憐な花を咲かせていてくれたので、救われました。ヤマシャクヤクに関しては、 予想以上に、沢山の花の群生を見られうれしくなりました。群生地は、お化粧山の直下の谷沿いと下山口の大吹登山口近くの谷沿いにありました。この日は風が非常に強く、前日、AKIさんが『明日は、山は零度らしいよ』と言われた時、まさか!! と思いましたが、 本当に体感温度は、零度でした。お化粧山登山口からお化粧山に至るまでに急登がありましたが、尾根にでると高低差がない歩き易い登山道でした。ただ、登山口と五葉岳直下で土砂崩れがあったようで、登山道が流され、わからなくなっていました。テープを頼りに登山道を見つけましたが、進む前に、 一度地図を開いて、位置などを確認すべきだったと反省しています。 無事に下山し、高速道路も渋滞することなく、スムーズに進みましたので、予定時間より早く帰宅することができました。


 【会山行】 2021年 4月 11日 (日)   野峠 〜 犬ヶ岳
 長距離歩行と春の花観賞
九州(大分・福岡) 英彦山山地
カメさん(L) じゅんちゃん いちりんそう ローリングストーン りきちゃん AKI しまちゃん キャサリン なべさん ピトシ君 みやまきりしま のんの M ムック はっちゃん
9:00 野峠登山口 → 12:00 一の岳 → 12:40 二の岳 → 12:50 犬が岳 → 13:25 昼食後 → 14:00 一の岳  → 14:30 二の岳 → 16:40 野峠登山口
距離9.4km 上り890m 下り873m 歩行時間7時間40分
山椿 野スミレ ミツバツツジ
★しまちゃん 記★
朝から天気も絶好で登山日和です。私は野峠から犬ヶ岳のコースは初めて登ります。登り始めは切り立っているやせ尾根を慎重に、お互いの協力で進みました。そして赤シャツのの活躍もあり、ベストな仲間のサポートがありました。 シャクナゲやミツバツツジはまだ早かったようですが、登山道には竜胆が数輪と沢山の色違いの野スミレや山椿が迎えてくれました。今、私は野スミレに少々はまりつつあります。お昼には、男料理で春の味覚の筍もご馳走になり★旨い★。また、秋の紅葉時期に登ってみたいコースになりました。

★カメさん(L) 記★
野峠登山口駐車場は5台程の空地、未舗装区画無し。トイレ無し。携帯電話ドコモ1~0通話可、他は圏外。九州自然歩道の案内板有り。天気晴れ。準備後、体操をして出発。九州自然歩道は良く整備されて歩きやすい。上り下りが連続し鎖場、岩場が数ヵ所ある。 国の天然記念物に指定されたツクシシャクナゲはまだ早い様だ。一の岳は展望がよい、ここで休憩を取る。ローリングストーンといちりんそうは此処まで、Mが付き添いで残る。犬ヶ岳山頂で間隔を開けて昼食。なべさん手作りの筍煮付けを頂く。料理屋さんの逸品である。酒が欲しくなる。 食後はもと来た道を帰る。途中一の岳で別れた3名と合流する。無事下山してからの感想は、野峠登山口からの登山道は変化に富んで楽しかったと云う意見が多かった。


 【会山行】 2021年 3月 30日 (火) 〜 4月 5日 (月)   京都一周 トレッキング
 伏見桃山から、上桂に至る京都一周トレイル 全長約83㎞+αを歩く
 新緑の眩しい爽やかな京都を味わう



トトちゃんの道中記
ーー 桜満開の京都トレイルを歩く ーー
 出発前から楽しみにしていました。桃山御陵前から伏見稲荷大社奥宮、伏見稲荷駅から銀閣寺までのコース沿いには、史跡、名勝、里山歩き等、京都を満喫できるコースでした。トレイルのルート沿いには、番号「東山1」と簡単な道案内が描かれたプレートがある標柱を辿って、スタンプラリーを楽しむワクワク感、ゴールの達成感、春爛漫の京都路を歩く幸せを感じた山旅でした。
いちりんそうの道中記
ーー 春爛漫の京都を歩いて ーー
 3月31日から4月2日まで宿泊。登山は4月1日から2日に参加しました。4月初めの京都は桜のベストシーズンで街も山もいたるところで桜が満開、山にはミツバツツジ、登山道にはミヤマカタバミが咲いていて疲れを忘れさせてくれました。コースもよく考えられていて登山口は公共交通機関に必ずつながっていて、京都駅近くのゲストハウスに荷物を置いて日帰り登山の感覚で歩けます。山はそんなに高くなくて私でも何とかみんなについて行けました。
 4月1日は銀閣寺から比叡山まで歩き、下りはケーブルカーで。京都ということでのご褒美もあります。この日のご褒美は朝一番の銀閣寺散策。私たちの他は数人の見学者だけでした。下りた後は詩仙堂の庭園と「一条寺の下がり松」がご褒美でした。4月2日はまたケーブルカーで上がり、延暦寺を経て大原の里に下りました。この日のご褒美は蓬餅と三千院散策でした。残りのコースもいつか少しずつでも回りたいと思います。
近畿(京都府) 京都市内
ーーー 完歩 ーーー
ダンちゃん(L) はっちゃん

ーーー 部分参加 ーーー
いちりんそう キャサリン ムック トトちゃん
■3月30日 (火) 晴れ
07:15 小倉 ⇒ (さくら)・・09:38 新大阪 09:44 ⇒ (快速)・・10:21 京都 ⇒ (近鉄) ⇒ 11:05 桃山御陵前
11:10 京阪伏見桃山駅(H.24) → 11:23 桃山御陵参道 → 12:20 伏見桃山城 12:45 → 13:45 大岩山展望所(H.166) → 15:35 伏見稲荷奥社 → 16:30 伏見稲荷 (H.30)
16:48 伏見稲荷 ⇒ (JR)・・16:53 京都駅 / ケイズハウス京都(泊)

■3月31日 (水) 晴れ
08:02 京都駅 ⇒ (JR)・・08:08 伏見稲荷駅
08:15 伏見稲荷駅(H.30) → 09:00 稲荷山四つ辻(H.165) → 09:15 稲荷山(H233) → 10:10泉涌寺(H.76) → 11:45 清水山(H.241) → 東山山頂公園(H.220) → 13:35 蹴上(H.60) → 15:55 神名山(H218) → 15:56 大文字山(H.465) → 16:55 霊鑑寺 → 銀閣寺(H.76) → 17:10 浄土寺橋
17:30浄土寺橋 ⇒ (バス)・・18:03 京都駅 / ケイズハウス京都(泊)

■4月1日 (木) 晴れ
07:40 京都駅 ⇒ (バス)・・08:15 銀閣寺
09:00 銀閣寺 → 10:40 一乗寺林道終点(H.295) → 11:45 石鳥居(H.419) → 12:00 水飲対陣跡碑(H.380) 12:20 → 13:15 ケーブル比叡駅(H390)
14:00 比叡駅 ⇒ 14:30 ケーブル八瀬 ⇒ (電車)・・14:43 出町柳 14:58 ⇒ (電車)・・15:06 京阪七条 / ケイズハウス京都(泊)

■4月2日 (金) 曇り
07:07 七条 ⇒ (電車)・・07:16 出町柳 07:30 ⇒ (電車)・・08:40 叡山口 09:05 ⇒ (ケーブル)・・叡山駅
09:15 叡山山頂駅(H390) → 09:40 大比叡(H.848) → 叡山・根本中堂 → 11:20 釈迦堂(H.655) → 横高山 登り口(H.687) → 12:30 横高山(H.767) 12:45 → 13:15 水井山(H.794) → 14:00 仰木峠(H.573) → 15:05 大原戸 寺町(H.215) 〜
大原戸寺 ⇒ (バス)・・15:30 大原 16:49 ⇒ (バス)・・17:50 京都駅 / ケイズハウス京都(泊)

■4月3日 (土) 曇りのち晴れ
07:20 京都駅 ⇒ (バス)・・08:00 大原戸寺
08:15 大原戸寺(H.215) → 09:00 江文峠(H.324) → 10:10 薬王坂峠(H.375) → 10:34 鞍馬駅(H.235) → 鞍馬越(H.500) → 12:30 貴船神社 → 14:35 二の瀬(H.175) → (1.3k/0:20) → 15:00 市原
15:10 市原 ⇒ (比叡電車)・・15:30 出町柳 / 以後各自観光 / ケイズハウス京都(泊)

■4月4日 (日) 曇りのち雨
07:07 七条 ⇒ (京阪電車)・・07:16 出町柳 07:30 ⇒ (叡山電車)・・07:52 市原 ⇒ (バス)・・08:15 二の瀬
08:15 二の瀬(H.175) → 08:35 夜泣峠(H.375) → 08:54 向山(H.420) → 10:00 山幸橋(H.130) → 11:10 小峠(H.385) → 12:00 レストランはせがわ 12:20 → 上の水峠(H350) → 仏栗峠(H.410) → 14:30 高尾白雲橋(H.127)14:30 → 14:40 槙の尾
16:09 栂ノ尾 ⇒ (バス)・・17:06 京都駅 / ケイズハウス京都(泊)

■4月5日 (月) 曇りのち晴れ
07:20 京都駅 ⇒ (バス)・・08:13 槙の尾
08:15 槙の尾 (H.127) → 09:20 清滝金鈴橋(H.80) → 10:15 落合橋(H.66) → 10:45 六丁峠(H.171) → 12:28 渡月橋(H.36) 12:50 → 13:35 松尾山(H.235) → 14:50 阪急上桂駅(H.27)
15:00 阪急上桂駅 ⇒ (電車)・・阪急烏丸四条 ⇒ (地下鉄)・・15:30 京都駅 / 解散
★ダンちゃん(L) 記★

 懸念していた桜の開花模様は満開、ツツジ、椿ほか 彩豊かな花々と、爽やかな竹林、瑞々しい若葉もみじ、北山の端正な杉林。濃淡様々な木々の新緑と相俟って まさに「春山淡冶にして笑うが如し」微笑むが如く 哄笑すかるが如き絶好の京都一周山稜の徒歩旅行を、最高の時に 最良の所で 最良のメンバーと共に 楽しむことができた。
 山里の佇まい、閑静な町屋・住宅地の通り、山峡の清流。まだまだ多くの 季節と古都京都ならではの土産を貰った。
 稲荷山から比叡山に至る東山36峰、更に北山から西山に至る山並み、その連山に囲まれた京都盆地、松尾山からの大観は 7日間の来し方を振り返るにふさわしい有終の美を飾ってくれた。