【自主山行】 2022年 2月 27日 (日)  湯川山 (471m)
 海岸から登る湯川山周回、見どころ満点!
九州(福岡) 岡垣町・宗像市
「宗像四塚連峰」と呼ばれる宗像山地の山のひとつ
ムック(L) しまちゃん カメさん はっちゃん じゅんちゃん AKI ようちゃん のんの いちりんそう 1080
9:10 黒崎鼻駐車場 → 9:20 黒崎鼻登山口 → 10:20 三角点253m → 11:15 湯川山 → 11:20 展望所 → 11:35 湯川山  → 11:50 弥勒尾の峰325m → 12:20〜12:55 夕日ヶ丘展望所 (昼食) → 13:15 中原登山口 → 13:30 三角点253m → 13:45 分岐 → 14:30 R300登山口 → 14:40 黒崎鼻駐車場
★ムック(L) 記★

 宗像と遠賀郡の境界尾根を登るこの周回ルートは4年ほど前に「四季の風」と「そよ風さん」が整備され、迷わず気持ちよく歩ける見どころ満点の登山道です。前日に偶然、「四季の風」に会い、この自主山行のことを話したら、一緒に!と言ってくださり、コースの見どころや登山道の整備の苦労を聞きながら楽しく歩くことができた。私のふるさとの山 “湯川山” をみんなに楽しんでもらえたようで嬉しい。


 【会山行】 2022年 2月 20日 (日)  若杉山 (681m) ~ 宝満山(829m)縦走
 山岳密教の聖地、修験の山長い尾根を歩く


九州(福岡) 筑紫山地
若杉山 / 鬼岩谷 / 砥石山 / 砥石山 / 前砥石山 / 三郡山 / 頭巾山 / 仏頂山 / 宝満山
カメさん(L) ダンちゃん ムック じゅんちゃん AKI 1080 M
7:07 城戸南蔵院前駅 → 9:24〜9:33 若杉山 → 若杉ヶ鼻 → 10:18 ショウケ越 → 鬼岩谷 → 11:36〜11:47 砥石山 → 前砥石山 → 13:25〜14:04 三郡山(付近)/ 昼食 → 14:18 頭巾山 → 14:55 仏頂山 → 15:15〜15:34 宝満山 → 河原谷登山口 → 一本松公園/昭和の森 → 17:40〜17:48 障子岳バス停 ⇒ (西鉄バス)・・18:03〜18:19 JR宇美駅 ⇒ (JR香椎線)・・18:38〜18:47 長者原駅 ⇒ (JR篠栗線/福北ゆたか線)・・18:59 城戸南蔵院前駅 → 解散  
●所要時間 10時間40分 (内休憩 1時間36分)
歩行距離 19.5km 上り 1540m / 下り 1538m

★1080 記★
 “あしび山の会 3大縦走”の一つである若杉山から宝満山の山行に参加した。3年前にこの山行が有り、途中で雨が降り急遽“昭和の森に”エスケープしたとか。
 “JR城戸南蔵院駅”に着いたのが午前6時40分頃。小雪が降ってきて両手を温めながら仲間を待つ。午前7時10分出発。まず、1座目の若杉山を目指す。 笹栗新四国八十八ヶ所霊場として、当時の巡礼者の賑わいを感じさせる修験場を観て行く。若杉山山頂に立つと遠くの宝満山が陰に隠れ更に三郡山の航空監視レーダーがはるか遠くに見える。ここから正念場、気合を入れていかないと! この先は自分自身未踏の領域、ショウケ越に向かってかなり下る。車道の上を通りこの あたりから登りが延々と続く。一時すると鬼岩谷に着く。雪の量が多くなり、そこからは雪山登山モードに切り替えアイゼンを付ける。砥石山、前砥山そこから距離を置く三郡山が微かに見える。また、冷たい風が横殴りに頬を突き刺す。負けず“克己心”で自分を奮い立たせる。前砥石からその先が長い、半端でない大雪で足をとられる。レーダー基地まで行けば何とかなる思いで前に進む。一気に登り、三郡山頂を踏みしめ、強風の当たらない登山道の脇道で昼食。手袋を外してテルモスの栓を開ける。素手でないと-4°、-5°では悴んで手袋のままでは掴めない。雪山登山している人、本当に尊敬です。食事を済ませ、ここから“楽勝”で残り、三郡山935.7mが一番高くて、宝満山829mまで下り傾向。 宝満山直下に着くと最後の岩登り、所々凍っていたが軽アイゼンのお陰ですんなり登れた。山頂に着くとメンバー全員、チームワークの勝利を感じた。余韻に浸り、下山コースは、うさぎ道から昭和の森。と言っても魔の時間、自分を含め何人かは躓き疲労が蓄積、気を抜けない。長い登山道を終えて車道に入り、バスで宇美駅に到着。香椎線で長者原駅乗換え、笹栗線、JR城戸南蔵院駅に帰着。途中でアイゼン装着時、お腹が邪魔をするので屈みきれずバックルの中に通すのに悪戦苦闘しながらもリーダーの手助けで何とか付けられたシーンもあった(笑)
 この若杉山から宝満山の景色は、福岡南区にいる孫たちのお宮参り、七五三でお世話になっている宇美八幡宮からよく見ていていつかは縦走したいと思っていた。その機会を与えて頂きお礼を言います。

★カメさん(L) 記★
 JR城戸南蔵院駅駐車場に7時集合。7時7分に出発し200号線を離れ八木山バイパス道路下のガードをくぐり抜けて、お遍路道に足を踏み入れる。お遍路道は時折林道と合流するが歩きやすく寺も点在しているので飽きることもなく楽しめる。若杉山から三郡山までの登山道は、急な上り下りに雪が付き凍った箇所もあり、アイゼンを着装する。三郡山山頂で昼食を予定していたが、風が冷たく風の当たらない場所で昼食を摂る。宝満山への縦走路は雪が深くなるが、踏み固められていて歩きやすい。何時もより登山者が少ないように思う。宝満山山頂は其れなりに登山者で賑わっている。1時間半遅れの到着となり記念写真を撮り早々に下山する。西鉄バス、JRと順調に乗り継ぎ城戸南蔵院駅に1時間20分遅れで到着し解散する。計画時のミスで時間遅れになりました。反省しています。今後の糧にして計画したいです。


 【自主山行】 2022年 2月 17日 (木)  求菩提山 (782m) 〜 虎の宿 (805m) 周回


九州(福岡・大分) 英彦山山系
ダンちゃん(L) トトちゃん M
9:07 求菩提資料館駐車場 → 阿弥陀窟 → 中宮分岐 → 10:21〜10:28 中宮 → 鬼の石段 → 10:52〜11:03 求菩提山 → 11:19〜11:24 胎蔵界護摩場 → 11:57〜12:15 虎の宿 (昼食) → 胎蔵界護摩場 → 氷室跡 → みそぎ場 → 座主坊園地 → 14:28 求菩提資料館駐車場
●所要時間 5時間21分 距離 7.4km 累積標高差 753m
★ダンちゃん(L) 記★
 修験道の聖地であった求菩提山の遺構や伝説を巡るには、雪を掻きわける極寒の時よりも、春うららの時よりも、彩豊かな秋よりも、今の私にとっては 身も心も引き締まる寒冷の時期が最も趣深い歩きを楽しめた。

★M 記★
 求菩提山への登山は、今回で三度目になります。以前の登山は、犬ヶ岳から、復路で求菩提山を通り縦走していました。その時の求菩提山の印象は、ただの通過点でしかなく、暗くて苔むした滑りやすい階段が延々とあり、どうしてこの山が『九州百名山』なのか、という記憶があります。今になって思えば、私の無知さを恥いるばかりです。
 信仰の山としての求菩提山の歴史は5世紀から始まり明治元年 (1868) の神仏分離まで長く、ある時期には、「一山五百坊」と形容され、たくさんの修験者が住みつき、厳しい修行に挑む、英彦山と並ぶ九州を代表する一大修験道場でした。現在は、当時を偲ぶことが出来る、坊跡、鬼の石段、中宮、上宮、五窟、禊ぎ場など、多くの遺構が遺されています。
 山行当日はとても寒く零度以下の環境だったにも関わらず、雪はあったものの、急登で危険な「鬼の階段」さえ、イタチの足跡を辿って、楽しく歩くことができました。リーダーの配慮で、コース変更をしましたが、特段歩くコースが短くなったわけではなく遺構を全部回れるよう考えられていました。遺構や、歴史も興味深いものも多く、地元のガイドさんがいたらな、と思いました。
 あと、豊前の民話の中に、「求菩提のやまんば」という話を見つけましたが、これは、あの有名な昔話の「三枚のお札」と、同じような内容です。古から、「やまんば」は、全国各地に出没するんだなぁ〜、と思います。

 【個人山行】 2022年 2月 11日 (金)  吉和冠山 (1339m)
 雪山登山の魅力と厳しさ体験
中国(広島) 冠山山地
カメさん(L) じゅんちゃん AKI カメさん はっちゃん
6:40 戸畑 ⇒ 都市高速 ⇒ 中国自動車道 ⇒ 吉和インター ⇒ 潮原温泉 ⇒ 9:45 駐車場 10:00 → 10:20 登山口 → オオタキ → クルソン仏岩分岐 → 12:42 冠山山頂 13:06 → 13:16 (昼食) 13:35 → 14:57 登山口 → 15:10 駐車場 15:20 ⇒ 16:16 潮原温泉入浴 ⇒ 中国自動車道 ⇒ 都市高速 ⇒ 19:16 戸畑解散
★じゅんちゃん 記★
  楽しみにしていた県連冬山登山はコロナ感染拡大の 中、集団での活動は困難と中止になり、仕方ないと思っ ていましたが、舘原さんがリーダーで雪山登山を計画し てくれて嬉しかったです。コロナ感染防止の為、少人数 で終始マスク着用で行きました。(マスク効果で日焼け、 雪焼け防止となるのも女性には嬉しいところです)
 当日は天気がよく、風もほとんどなく雪山を楽しめま した。積雪は深いところで1m ほど。ヤマップの示す駐車場までは積雪で入れず少し手前で駐車。防寒の為カッ パ上下とロングスパッツを着けて出発したものの、気温が高く途中で上着は脱ぎフリースで登りました。トレー スにそって歩きますが、気をつけないと足がすっぽりはまりこむので、ゆっくり慎重になります。雪で本来の登 山道は分からないのでトレースをたどり、直登で山頂へ。山頂からは真っ白な山々と海が見え、眺めがとても 良かったです。
 下山中は気温が下がり雪も少し降る中、一面の雪景色 を楽しみながら歩きました。穏やかな雪山は木の枝に引 っかかるように残る雪の固まりや、つらら、どこまでも 続く山の生き物の小さな足跡や、トレースに残る誰かの 足跡まで楽しく眺めながら歩けました。

 【会山行】 2022年 2月 6日 (日)  経読岳 (992m)
 冬の運動不足解消、長い緩やかな稜線を歩く


九州(福岡・大分) 英彦山山系
M(L) じゅんちゃん AKI カメさん トトちゃん りきちゃん ムック しましゃん なべさん はっちゃん キャサリン
8:10 犬ヶ岳登山口 → (ウグイス谷経由) → 9:40 林道出合 → 10:25 笈吊峠 → 12:40〜13:10 経読岳(昼食) →13:55 経読林道出合 → 15:00 ウグイス谷分岐 → 16:10 犬ヶ岳登山口
●所要時間 8時間 距離 10.9 km 累計標高差 1075m
★なべさん 記★
 九州に来て9年目、初めて雪山体験をしました。東京にいた時はスキーをしていたけど、板の代わりに軽アイゼン(チェーンスパイク)を履いて雪山を歩いてみたら不思議な感覚!実際、登りの途中でリーダーから念のため、アイゼン着用の指示。雪は滑るものと思っていたが、私は滑る感覚を確かめたくてそのまま登る。確かに登山靴では滑るものですね。下山では人生初めての軽アイゼンを5秒で装着。1歩、2歩と歩いてその効果に驚いた。全く滑らない。爪先に8本、踵に2本の軽アイゼン、お値段¥5060、恐れ入りました。
 今回の雪山登山、アイゼン無かった人にはアイゼンを貸し、アイゼンのベルトが切れちゃった人に予備の靴の紐を貸した人等、雪山らしい事が色々ありました。

★M(L) 記★
 豊前市のマスコットキャラクターの「くぼてん」と「きょうこ」の名前を聞いた時、「くぼてん」は、豊前市のシンボル的な山、『求菩提山』から由来している、とすぐに想像できますが、「きょうこ」は、どこから?と、頭を傾げました。「経読岳」は、山容は見覚えがあるものの、登山のガイドブックには、ほぼ紹介されず、九州自然歩道の通過点となっています。近頃では、ヤマップやヤマレコなどの投稿サイトにて、情報を知ることができます。経読岳の名前は、昔、求菩提修験者の経読堂があったことに由来すると言われていいます。
 5月に下見にきた時は、ブナやミズナラの新緑がとても綺麗な穏やかな山でした。しかし、この時期の登山は、無積雪とは違う、様々な注意点が増えることを知りました。経読林道まで登ると、20cmほどの積雪があり、以前は緩やかと思った稜線でも、ところどころに危険箇所が潜んでいました。会では久々の積雪山行で、軽アイゼンの装着、防寒対策の不備、登山道のロスト、凍結で転倒など様々な困難がありましたが、どれも大事に至らず、次の積雪登山へのステップにしてもらえると嬉しいです。
 ずっと前に、屋久島行きのフェリーで話した登山者が、 「宮ノ浦岳は、今は簡単に登れるけれど、冬は上級者の山に変わる」と言った意味が、よくわかりました。

 【会山行】 2022年 1月 30日 (日)  戸田山 (267m) 〜 金比羅山 (148m)
 地図読みの確認
九州(福岡) 遠賀郡 / 宗像市
しまちゃん(L) いちりんそう じゅんちゃん AKI カメさん ムック はっちゃん
8:45 八所宮駐車場 → 9:45 大頭 → 10:05 戸田山 → 10:40 戸田山西方 → 11:00〜11:40 飯盛山 / 昼食 → 12:50 金比羅山 → 13:30 海老津駅前
★ムック 記★
 数年前、地図読み山行の面白さに目覚めたこのコース、当時は登山道が荒れて大変だったが、今は整備されて歩きやすくなった。それでも道迷いしやすいところはいくつかあり、それが楽しかった。地図読み山行は、奥が深い!

★いちりんそう 記★
 200m余りの里山とは言え5つのピーク越え、9kmの縦走は今の私にはそれなりに きつかったです。みんなのお陰で充実した登山ができました。 とくに戸田山から戸田山西峰の途中の展望所から城山~金山~弘大寺山~湯川山の縦走路 の山並み全景がくっきりと見えて、きつかった縦走のことを思い出して感動しました。 

★しまちゃん(L) 記★
 雨で山行日を変更して、今回決行しました。道迷しやすい交差した登山道で立ち止り、地図とコンパスを見ながらの良い山行が出来たと思います。地図読みを山行の大事な要素にし、いざという時には役に立たせる事ができるようにしたい。ヤマップの電子地図も有りますが、稀に電源切れになり困ります。