★はっちゃん(L) 記★
立山室堂~薬師岳~折立縦走は、当初は3泊4日の予定でしたが、私をはじめ高齢者を擁するグループには、2日目の11キロの長丁場の歩きは厳しいのではないかとの意見で4泊5日の山行に変更した。結果的には1日プラスしたことで余裕のある縦走ができたと思う。
1日目は移動日。予定通り室堂に到着し、一ノ越山荘へ向かう。山荘までは2km弱でしたが、高山病のこともあり、ゆっくり歩いた。雨予報だったが、少雨だったので助かった。
2日目は一ノ越山荘から五色ヶ原山荘まで約5kmを歩く。この日は強風が吹き荒れ、ガスで視界はゼロ。岩のガレ場を下るが、転ばないよう慎重に歩かなければならないので、神経を使う。五色ヶ原山荘に到着して間もなくして雨が降り出した。12時頃からの雨予報だったので、予定を変更して、1時間早く一ノ越山荘を出発したのが幸いして、雨に合わなかったのが良かった。夜には晴れ、ガスもとれ満天の星空を見ることができ感激だった。
3日目は五色ヶ原山荘からスゴ乗越小屋まで8.3kmの道のり。この間鳶山、越中沢岳、スゴノ頭と3つの頂きを登り、急峻な岩場を下って行く。快晴のこの日、山頂から立山連峰、剱岳、後立山連峰、北アルプス最奥の山々(赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳など)、多くの山が見え、時間の余裕があったので、各山頂で20分~30分の休憩をとり、山の絶景を満喫しながらゆっくりできたことがなによりも幸せでした。この日はこの縦走のハイライトだったのではと私は思った。
4日目はいよいよ薬師岳に登頂する日。この日は曇りでガスがかかり、薬師岳山頂からの眺望は望めないかもしれないと、半ば諦めていたが、北薬師岳を越え、薬師岳に近づくにつれてガスが晴れ、薬師岳の全容が現れ、山頂に立った時には360度の大展望を望むことができた。薬師岳は北アルプスの貴婦人と言われるだけあり、白い岩肌のカールを抱く優美な山だった。
5日目は折立から8時40分のバスに乗車するため、早朝4時に太郎平小屋を出発する。ヘッドランプを頼りに熊に遭遇しないことを祈りながら暗闇の中を進む。夜が明けてくると折立から登山者が続々と登って来た。すれ違いに時間がかかったので、早く出発して良かった。
無事に折立に到着し、薬師岳縦走を終えました。天候に恵まれ、熊にも遭遇せず、そして全員怪我もなく体調良好でこの縦走を完歩できたことが何よりだった。
★ローズ 記★
初日は高度に身体が慣れず?登りがきつかったですが、後半は登りも激降りもなんのそのとロングトレイルを楽しむことができました!五色ヶ原の小屋でははっちゃんが真夜中の満天の星を教えてくれたくさんの星がくっきりと綺麗で手を伸ばせば届きそうで圧倒されました。北薬師岳から薬師岳まで雄大なカールの稜線歩きは左側に出ると暑く右側は下から雲が上がってきてとても寒かったです。
ついて歩けるか不安とロングコースを歩きたいとワクワク感の5日間でした。信頼できる仲間と歩く楽しさ満載の山行でした。
★ムック 記★
2年前、雲の平から見た薬師岳は大きくどっしりと存在感があって印象に残っていました。登ってみたいと心ひそかに思っていましたが、今回念願がかないました。縦走の5日間は体調を整え、ケガしないように慎重に、でもとても楽しく歩くことができました。4つの山小屋はどこも良かったです。心配した熊にも会わず、無事に山行を終えられてほっとしました。
越中沢岳からの眺めは素晴らしかったけれど、スゴ乗越小屋までの厳しいアップダウンは予想通りの難所でした。北薬師岳から薬師岳までのやせた岩尾根、片側が切れ落ちているザレ場など大変なところも多々ありましたが、お天気に恵まれ、雄大な景色や登ったことがある山々を見ながら歩けて幸せでした。